海外事業の成長機会と店舗採算
FY2020に初出。10回の記載のうち3回が「前進」で、最初の「前進」はFY2022。直近の記載は2026-05-15。
ワットマンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中7社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。
- 2026-05-15顕在化決算
「ホビーサーチ事業においては、米国の追加関税や北米における配送網の混乱などの影響により海外向け売上が減少し、採算面での悪化が見られました。」
米国追加関税・北米物流混乱による海外販売および採算への影響を通期実績として記載した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「セグメント利益は、売上総利益率の改善やタイ現法の営業損失の縮小などにより、前年同期比32百万円増の4億3百万円(同8.6%増)となり、増収増益となりました。」
リユース事業ではタイ現法の営業損失が縮小し、リユース事業セグメント全体では増収増益となった。海外事業の店舗採算に関するリスクに対する改善実績が示されている。 - FY2025再定義有価証券報告書
「収益性や運営効率等を総合的に勘案し、直営店舗運営から卸売販売に切り替え、「日本で販売が難しい商材」の輸出・販売を行っております。」
タイ王国の海外事業について、直営店舗を閉鎖し、国内で販売が難しい商材の輸出・卸売販売へ運営形態を変更した。 - FY2024タイ王国子会社の黒字転換目標更新有価証券報告書
「また、全社グローバルでのリユース事業セグメントのオペレーション適正化をすすめ、タイ王国子会社の黒字転換を目指します。」
タイ王国子会社について、全社グローバルでのオペレーション適正化とwarehouse型店舗のスクラップアンドビルドを進め、2025年3月期の黒字転換を目指す方針を示した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「また、ワットマンタイランドにおいてwarehouse(倉庫)型店舗への集約を進め、2023年2月にWATTMAN Sai3店をオープンし、当第3四半期末時点でタイ王国内の全4店舗すべてwarehouse型となりました。」
海外店舗の採算改善策としてwarehouse型への集約を継続している。 - FY2023前進有価証券報告書
「また、タイ王国子会社においてはwarehouse(倉庫)型店舗への集約を進めました。」
タイ王国子会社の店舗モデルをwarehouse型へ集約し、2024年3月期には同子会社の黒字転換を目指す方針を示した。 - FY2023-Q3タイ店舗数記載更新有価証券報告書
「また、ワットマンタイランドにおいてwarehouse(倉庫)型店舗への集約を進め、2022年4月にWATTMANN Lam Luk Ka 店をオープンし、当第3四半期末時点でタイ王国内の全4店舗すべてwarehouse型となりました。」
海外店舗の採算改善策としてwarehouse型への集約を記載し、タイ王国内の店舗数を4店舗と開示した。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「また、ワットマンタイランドにおいてwarehouse(倉庫)型店舗への集約を進め、2022年4月にWATTMANN Lam Luk Ka 店をオープンし、当第1四半期末時点でタイ王国内の全5店舗すべてwarehouse型となりました。」
海外店舗の採算改善を意図したwarehouse型への集約が進み、タイ王国内の全5店舗が同形態となった。 - FY2022前進有価証券報告書
「これらの回収のためにオープン後半年以内の単月黒字化を目標としております。」「海外子会社における新型コロナウイルス感染症の影響は、収束時期が2022年12月期以降となると仮定しております。」
海外店舗について、店舗売上・初期コスト・投資額と半年以内の単月黒字化目標を継続し、倉庫型店舗への集約による収益性改善を進めた。 - FY2020初出有価証券報告書
「タイ王国においては倉庫型店舗及びバイセル型店舗の1店舗当たり年間売上高を60百万円から72百万円と仮定しております。また出店初期コストにつきましては1店舗あたり1百万円(商品代を含まない)、出店初期投資を1店舗あたり4.5百万円と仮定しております。これらの回収のためにオープン後半年以内の単月黒字化を前提としております。」
海外事業を成長機会として捉え、店舗当たり売上高、初期コスト、投資額、半年以内の単月黒字化を前提とする採算仮定を初めて体系的に開示している。