人手不足の深刻化による人件費増加
FY2018-Q3に初出。8回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2026。
ストライダーズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。6社中3社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、慢性的な人手不足が続く中で、オペレーションの効率化や従業員のマルチタスク化など、サービス提供体制そのものの見直しが不可欠となっております。」
人手不足が人件費上昇だけでなく、ホテルのサービス提供体制や業務設計そのものの見直しを必要とする課題として継続している。 - 2026-05-15顕在化決算
「業務委託費・人件費・動力光熱費の高騰」
人件費高騰が業務委託費・動力光熱費の高騰とともにホテル事業の費用負担として引き続き現れている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「こうした適正な人員確保が難しい状況は、インバウンド需要の急速な高まりや旺盛な内需の取り込みを阻害する要因となり、大幅な収益機会のロスにつながる可能性が懸念されます。」
人手不足について、人材の空洞化が正常化後も顕著で、適正人員の確保困難が収益機会を阻害し得る状況として記載している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「昨今の物価高に起因した人件費・動力光熱費等の高騰が、経過的に利益の押し下げ要因となりました。」
人件費増加リスクについて、物価高を背景とする人件費高騰がホテル事業の利益を押し下げる実績として発生している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また、慢性的な人手不足が深刻を増す中で、ホテルのオペレーションの在り方、従業員のマルチタスク化など、サービス提供者側にもドラスティックな変革が求められているものと認識しております。」
人手不足が従来の人件費上昇要因にとどまらず、ホテル運営や従業員のマルチタスク化を迫る構造的課題として記載されている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「一方、倉敷ロイヤルアートホテルにおいては、先の新型コロナウイルス感染症の「5類」への移行、および欧米を中心としたインバウンド観光客の回帰を受けて、倉敷美観地区エリアに賑わいが戻るなか、構造的な人手不足に悩まされつつも、ホテル稼働率が前年同期比で大きく改善するとともに、レストラン・宴会需要が回復基調に向かったことで、増収増益となりました。」
人手不足について、従来の人件費上昇要因としての記載から、ホテル運営上の「構造的な人手不足」として実際の事業運営に影響している状況が示された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループのホテル事業では、使用人数の半数程度がパート及び嘱託社員となっておりますが、人手不足、働き方改革の進展、社会保険や労働条件等の労務環境の変化、同一労働同一賃金制度の導入等により、人件費が上昇し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
人手不足による人件費増加に加え、働き方改革、社会保険・労働条件の変化、同一労働同一賃金制度を影響要因として具体化している。 - FY2018-Q3初出有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の向上、雇用環境の改善や個人消費の増加等により緩やかな回復基調にありますが、人手不足の深刻化による人件費の増加など懸念材料もあります。」
人手不足の深刻化による人件費増加を、国内経済における懸念材料として初めて明示している。