新興国経済の減速・欧州経済の不安定化による景気先行き不透明感
FY2016-Q2に初出。28回の記載のうち19回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2016-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。168社中125社が悪化側に。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2026年1月1日~2026年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善の動きが続く中で、個人消費の持ち直しの動きが見られるものの、米国の通商政策や中東情勢等の影響を注視する必要があるなど、依然として先行きの不透明な状況が続いております。」
景気の先行き不透明感について、従来の米国の通商政策による下振れ懸念に加え、中東情勢を新たな注視要因として明示している。 - 2026-05-13再定義決算
「雇用・所得環境の改善の動きが続く中で、個人消費の持ち直しの動きが見られるものの、米国の通商政策や中東情勢等の影響を注視する必要があるなど、依然として先行きの不透明な状況が続いております。」
従来の米国通商政策への言及に加え、中東情勢を新たな不透明要因として示している一方、個人消費の持ち直しも併記している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「米国の通商政策の影響による景気の下振れへの懸念など、先行きの不透明な状況が継続しております。」
景気の先行き不透明感について、従来の資材価格・人件費等に加え、米国の通商政策による景気下振れ懸念を新たな要因として示している。 - FY2024-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2024年1月1日~2024年6月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、資材価格の高騰や人件費の増加等によるコスト上昇など、先行きが不透明な状況が続いております。一方で、企業収益の改善を背景に設備投資は持ち直し傾向で推移し、企業の投資意欲は底堅い状況が続いております。当社の主要顧客である小売業界におきましては、経済活動の正常化が進む中、人流・インバウンド需要の増加に伴い、新装・改装需要は堅調に推移しております。」
資材価格・人件費によるコスト上昇と先行き不透明感が続く一方、設備投資、企業の投資意欲、小売業界の新装・改装需要は持ち直し・堅調とする両面的な記載となっている。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2024年1月1日~2024年3月31日)における当社グループを取り巻く事業環境は、資材価格の高止まりや人件費の増加等によるコスト上昇の影響を受けるなど、依然として先行きが不透明な状況が続いております。一方で、物価上昇等により個人消費は一部に足踏みが見られるものの、企業収益の改善を背景に設備投資は持ち直しの動きが見られるなど、企業の投資意欲は堅調に推移しております。」
資材価格の高止まりや人件費増加によるコスト上昇を不透明要因として継続する一方、企業収益の改善を背景とする設備投資の持ち直しと企業の投資意欲の堅調さを併記している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「当社グループの事業環境は、商業施設の出店計画や小売業の動向により影響を受けることから、これらのマーケットの動向を注視する必要があります。今後の見通しにつきましては、建設資材価格の高止まりによるコスト上昇や同業他社との価格競争の激化による収益の圧迫など、引き続き厳しい状況が続くものと予測しております。また、企業の人手不足等により顧客の設備投資が抑制される可能性や、物流の2024年問題により建材の搬入等に影響を及ぼす懸念もあります。しかしながら、2023年5月に新型コロナウイルス感染症の法令上の位置づけが変わったことにより、個人消費、インバウンド消費、企業収益いずれも持ち直しの動きが続いており、事業環境は改善傾向にあります。」
建設資材価格、価格競争、人手不足、物流問題をリスクとして継続・具体化する一方、新型コロナウイルス感染症の法令上の位置づけ変更後は個人消費、インバウンド消費、企業収益が持ち直し、事業環境が改善傾向にあると説明している。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年9月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、建設資材価格の高止まりによるコスト上昇や同業他社との価格競争の激化により収益の圧迫を受けるなど、依然として厳しい状況が続きました。加えて建築費の高騰による出店計画の先送り・中止等が発生しているものの、リニューアル案件については増加傾向にあります。」
建設資材価格の高止まり・価格競争による収益圧迫に加え、建築費高騰による出店計画の先送り・中止が発生している一方、リニューアル案件の増加傾向も併記され、リスクと需要回復の両面を示す記載に変化している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、建設資材価格の高騰や同業他社との価格競争の激化により収益の圧迫を受けるなど、依然として厳しい状況が続きました。」
建設資材価格の高騰と同業他社との価格競争による収益圧迫を伴う厳しい事業環境が続いているとの認識を再確認している。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年3月31日)における当社グループを取り巻く事業環境は、エネルギー価格や原材料価格の高騰をはじめとする厳しい経済状況が顧客の投資抑制に影響を与えるとともに、建設資材価格の高騰や同業他社との価格競争の激化により収益の圧迫を受けるなど、依然として先行きの不透明な状況が続きました。」
従来の原材料・エネルギー価格、円安、物価上昇等の広い経済環境の記載から、建設資材価格の高騰と同業他社との価格競争による収益圧迫をより直接的に示す表現へ整理している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、原材料価格やエネルギー価格の高騰、円安の進行、物価上昇等の厳しい経済状況が顧客の投資抑制に影響を与えるとともに、価格競争の激化により収益の圧迫を受けるなど、依然として先行きの不透明な状況が続きました。」
従来の原材料価格高騰、円安、物価上昇に加え、エネルギー価格高騰、顧客の投資抑制、価格競争による収益圧迫が明示され、事業環境のリスク要因が広がっている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原材料価格の高騰、円安の進行や物価上昇に伴う消費者マインドの低下が懸念されるなど、先行きの不透明な状況が続いております。」
従来の原材料価格高騰・物価上昇による消費者マインド低下に加え、円安の進行を新たな懸念要因として明示している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって生じた顧客の投資抑制や、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原材料価格の高騰、物価上昇に伴う消費者マインドの低下が懸念されるなど、先行きの不透明な状況が続いております。」
従来の顧客投資抑制に加え、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、原材料価格の高騰、物価上昇による消費者マインド低下が新たな不透明要因として示されている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって生じた顧客の投資抑制や、ロシア・ウクライナ情勢による経済不安等により、先行きの不透明な状況が続いております。」
顧客の投資抑制に加えてロシア・ウクライナ情勢による経済不安が新たな不透明要因として加わり、景気・事業環境のリスク要因が拡大している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年3月31日)における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要の減少や個人消費の停滞といった影響が出ております。さらに、休業や営業時間の短縮を行う商業施設も多く、先行きは不透明な状況が続いております。」
従来の景気・消費環境の不透明感に加え、新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要減少、個人消費停滞、商業施設の休業・営業時間短縮が実際に生じていると記載している。 - FY2019再定義有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、体験型の商業施設が注目を浴びる一方で、人口減少や少子高齢化による人手不足や消費者の購買行動の変化による問題に直面しており、商業施設を取り巻く環境は変化がみられてきております。」
従来の景気・海外経済の不透明感から、人口減少、少子高齢化、人手不足、消費者の購買行動の変化を中心とする商業施設固有の環境変化へ表現が移っている。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、人手不足を背景とした人的コストの上昇や、消費税率引き上げによる消費者の購買意欲の低下が予想されることから、商業店舗の出店に慎重な動きが続いております。」
事業環境の不透明要因について、従来の個人消費・人手不足等の表現に加え、人的コスト上昇と消費税率引き上げによる購買意欲低下の予想を具体的に示している。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、将来不安等から消費者の節約志向は根強く、加えて人手不足の問題が商業店舗に与える影響は大きく、出店に慎重な動きが続いております。また、当社売上高に占める割合が多い物販店は、既存店舗の整理が行われるなど、顧客ニーズに応じたお店づくりが求められる環境へと変化してきております。」
景気・海外経済の不透明感という従来の広い表現から、消費者の節約志向、人手不足による出店慎重化、既存店舗の整理、顧客ニーズに応じた店づくりへの環境変化へとリスク要因を具体化している。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)における当社グループを取り巻く事業環境は、全体としてデフレマインドが継続するなか個人消費の節約志向は根強く、加えて人手不足の問題やネット通販の拡大による影響から、店舗出店に慎重な動きが続いております。」
景気・海外経済を中心とした従来の不透明感から、デフレマインド、個人消費の節約志向、人手不足、ネット通販拡大、店舗出店の慎重化という国内の顧客環境へ、リスク要因の記載が具体化している。 - FY2018再定義有価証券報告書
「消費税増税や人手不足等、事業環境の変化による設備投資抑制が懸念され、先行きは不透明な状況が想定されます。」
景気・海外経済を中心とした従来の不透明感から、消費税増税、人手不足、設備投資抑制など、国内の事業環境変化を中心とする表現へ移っている。 - FY2018-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期累計期間(平成30年1月1日~平成30年9月30日)における当社を取り巻く事業環境は、企業収益が堅調に推移し、設備投資の増加が続いている一方で、人口減少や個人消費の停滞が長期化しているなど、不透明な事業環境が続く状況となっております。」
企業収益の堅調さや設備投資の増加を示す一方、不透明要因を人口減少及び個人消費の停滞の長期化として示している。 - FY2018-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期累計期間(平成30年1月1日~平成30年6月30日)における当社を取り巻く事業環境は、企業収益の改善を背景に設備投資にも持ち直しの動きがみられ、都市部においては再開発が進められるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、主要顧客である小売業界では、消費者マインドの低下や人手不足による人件費高騰等により、受注環境は厳しい状況が続いております。」
国内の企業収益・設備投資は回復基調とし、都市部の再開発を新たな環境要因として示す一方、主要顧客である小売業界では消費者マインド低下と人手不足による人件費高騰により受注環境が厳しいと記載している。 - FY2018-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(平成30年1月1日~平成30年3月31日)における当社を取り巻く事業環境は、企業業績の拡大に伴い、設備投資の増加や雇用環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で人口減少による企業の人手不足や個人消費の節約志向は依然として高く、先行きは不透明な状況で推移しております。」
国内の企業業績、設備投資、雇用環境は回復基調とする一方、不透明要因を人口減少に伴う企業の人手不足と個人消費の節約志向として示している。 - FY2017-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期累計期間(平成29年1月1日~平成29年9月30日)における当社を取り巻く事業環境は、企業収益や雇用・所得環境の改善が進むとともに、設備投資に持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動による影響等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
国内の企業収益・雇用所得環境・設備投資は回復基調とする一方、不透明要因を従来の新興国経済減速等から海外経済の不確実性や金融資本市場の変動へと表現している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間(平成29年1月1日~平成29年6月30日)における当社を取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善が続くなか、企業収益の改善を背景に設備投資にも持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で当社の主要顧客であります小売業界におきましては、個人消費の節約志向が続くなか、業種・業態を超えた企業間競争の激化など、お客様の事業環境は大きく変化しており、予断を許さない状況が続いております。」
雇用・所得環境、企業収益、設備投資の改善による緩やかな回復基調を再確認する一方、小売業界では個人消費の節約志向と企業間競争の激化により不透明な顧客環境が続くと記載している。 - FY2017-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)における当社を取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善が続くなか、企業収益の増加を背景に設備投資は持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。」
従来の新興国経済の減速や景気下振れリスクという説明から、雇用・所得環境や企業収益、設備投資の改善による緩やかな回復基調へと景気環境の表現が変化している。一方で、商業施設の新規出店数減少による厳しい状況は併記されている。 - FY2016再定義有価証券報告書
「当事業年度における当社を取り巻く事業環境は、政府の各種政策や日本銀行による金融緩和政策の効果などから、個人消費及び雇用環境は持ち直しの動きがみられるものの、中国をはじめとする新興国経済減速による海外経済の下振れリスクなど、厳しい環境が続いております。更に、インバウンド消費の落ち着きに加え、企業収益や設備投資の改善に足踏みがみられ、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
景気先行きの不透明感は継続しているが、従来の地域別表現に加えて、中国・新興国経済、インバウンド消費、企業収益、設備投資を要因として具体化している。 - FY2016-Q3再定義有価証券報告書
「また、景気下振れリスクにより先行きは依然として不透明な状況が続いています。」
前回の新興国・欧州経済という地域別の表現から、景気下振れリスクという一般的な表現へ置き換えている。事業等のリスクについては重要な変更がないとも記載している。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「しかし、新興国経済の急激な景気減速や欧州経済の不安定化等により、依然として景気の先行きは不透明な状況で推移しています。」
新興国および欧州の経済状況を、景気の先行き不透明化要因として記載している。