多額の借入金・財務制限条項リスク
FY2016に初出。33回の記載のうち19回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2026。
イーレックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに22社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末の借入未実行残高は次のとおりであります。」
当座貸越・コミットメント総額は41,897百万円、借入実行残高は14,552百万円となった。社債及び借入金等も前年度の45,217百万円から55,839百万円へ増加した。一方、財務制限条項への抵触はないと記載している。 - 2026-05-12悪化決算説明資料
「新規借入による長期借入金の増加」
海外事業等への投資に伴い有利子負債が増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「前連結会計年度及び当中間連結会計期間において、財務制限条項に抵触するような事象はありません。当該条項への準拠を確保するために、財務制限条項は財務部によりモニタリングされ経営陣に報告されています。」
財務制限条項への抵触がないことと、財務部によるモニタリング・経営陣への報告を再確認している。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、財務制限条項に抵触するような事象はありません。」
前年度に財務制限条項への抵触が記載されていたのに対し、当年度は抵触事象がないと記載している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「なお、前連結会計年度末において財務制限条項に抵触した長期借入金は要約中間連結財政状態計算書上、流動負債として表示しており、当該金額は当中間連結会計期間末3,926百万円であります。」
前連結会計年度末の財務制限条項抵触に係る長期借入金3,926百万円を、当中間連結会計期間末も流動負債として表示している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「固定負債は46,729百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,022百万円減少いたしました。これは主に社債が増加したものの、豊前ニューエナジー合同会社が当社の連結の範囲から除外されたことにより長期借入金が減少したことによるものであります。」
豊前ニューエナジーの連結範囲除外に伴う長期借入金の減少により、固定負債は前年度末から3,022百万円減少した。財務制限条項付き借入は引き続き記載されているが、借入金エクスポージャーは低下した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「固定負債は44,358百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,392百万円減少いたしました。これは主に社債が増加したものの、豊前ニューエナジー合同会社が当社の連結の範囲から除外されたことにより長期借入金が減少したことによるものであります。」
固定負債は44,358百万円へ減少し、豊前ニューエナジーの連結範囲除外に伴い長期借入金も減少した。借入金エクスポージャーは前年度末から低下している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「固定負債は38,302百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,387百万円減少いたしました。これは主に社債が増加したものの、豊前ニューエナジー合同会社が当社の連結の範囲から除外されたことにより長期借入金が減少したことによるものであります。」
豊前ニューエナジーの連結除外に伴う長期借入金の減少により、固定負債と借入金エクスポージャーが低下した。 - FY2023社債発行・長期借入金減少有価証券報告書
「固定負債は48,689百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,306百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の減少があったものの、社債が増加したことによるものであります。」
社債5,000百万円を発行した一方、長期借入金は39,426百万円から35,345百万円へ減少し、借入構成が変化した。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「長期借入金 39,426 37,237」
四半期末の長期借入金は39,426百万円から37,237百万円へ減少した。一方、社債5,000百万円を含む固定負債は52,118百万円である。 - FY2023-Q1社債発行により固定負債増加・長期借入金減少有価証券報告書
「固定負債は52,327百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,944百万円増加いたしました。これは主に社債の発行によるものであります。」
固定負債は社債発行を主因に52,327百万円へ増加した一方、長期借入金は39,426百万円から38,491百万円へ減少した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「長期借入金は39,426百万円となり、前連結会計年度末の36,710百万円から増加しております。」
長期借入金が2,716百万円増加し、設備投資等に伴う借入金エクスポージャーが拡大した。財務制限条項付き借入も継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「固定負債は53,093百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,676百万円増加いたしました。これは主に沖縄うるまニューエナジー株式会社の長期借入金が増加したことによるものであります。」
沖縄うるま発電所に係る長期借入金の増加により、固定負債は53,093百万円、長期借入金は45,827百万円となり、借入金エクスポージャーが拡大した。財務制限条項付き借入も継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「固定負債は54,749百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,331百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が増加したことによるものです。」
長期借入金の増加により固定負債が54,749百万円まで増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2021対処有価証券報告書
「固定負債は43,417百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,236百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少によるものです。」
長期借入金が38,398百万円から36,710百万円へ減少し、借入金エクスポージャーは前年度末から低減した。財務制限条項付き借入は継続している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における流動負債は27,566百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,702百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が増加したことによるものであります。固定負債は45,775百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,122百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が増加したことによるものであります。」
短期借入金が5,430百万円から8,400百万円、長期借入金が38,398百万円から39,403百万円へ増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末における流動負債は29,435百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,570百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が増加したことによるものであります。固定負債は45,706百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,052百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が増加したことによるものであります。」
短期借入金が5,430百万円から10,400百万円、長期借入金が38,398百万円から39,190百万円へ増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)27,303 38,398」
長期借入金が前年度の27,303百万円から38,398百万円へ増加し、設備投資に伴う借入金エクスポージャーがさらに拡大した。財務制限条項も継続している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「固定負債は38,436百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,523百万円増加いたしました。これは主に豊前ニューエナジー合同会社及び沖縄うるまニューエナジー株式会社の長期借入金の増加によるものです。」
豊前・沖縄うるまの発電所建設資金に係る長期借入金の増加により、固定負債と借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「固定負債は39,401百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,488百万円増加いたしました。これは主に豊前ニューエナジー合同会社の発電所建設資金に係る長期借入金が増加したことによるものであります。」
豊前発電所の建設資金に係る長期借入金の増加により、固定負債が39,401百万円、長期借入金が35,280百万円まで増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「固定負債は31,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ154百万円減少いたしました。これは主に返済により長期借入金が減少したことによるものであります。」
返済により長期借入金と固定負債が減少し、借入金エクスポージャーが前年度末から低減した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「長期借入金は27,303百万円となり、前連結会計年度の12,649百万円から増加しております。」
発電所建設資金等により長期借入金が大幅に増加し、財務制限条項付き借入を含む借入金エクスポージャーが拡大している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「固定負債は26,668百万円(前連結会計年度末比+6,767百万円)となりました。これは主に豊前ニューエナジー合同会社及び沖縄うるまニューエナジー株式会社の長期借入金の増加によるものです。」
発電所建設資金に係る長期借入金の増加により、固定負債が26,668百万円まで増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「固定負債は26,677百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,776百万円増加いたしました。これは主に豊前ニューエナジー合同会社及び沖縄うるまニューエナジー株式会社の発電所建設資金に係る長期借入金が増加したことによるものであります。」
発電所建設資金に係る長期借入金の増加により、固定負債が26,677百万円まで増加し、借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「固定負債は26,277百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,376百万円増加いたしました。これは主に豊前バイオマス発電所の建設資金に係る長期借入金が増加したことによるものであります。」
豊前バイオマス発電所の建設資金に係る長期借入金の増加により、固定負債が20,292百万円から26,277百万円へ増加した。借入金エクスポージャーがさらに拡大したが、財務制限条項への抵触は記載されていない。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループは、金融機関との間で融資契約(シンジケートローン)による多額の借入を行っております。」
短期借入金6,500百万円、1年内返済予定の長期借入金1,984百万円、長期借入金12,649百万円となり、借入金残高が前年度より増加した。平成29年12月締結の500百万円借入にも財務制限条項が付されている。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における流動負債は14,406百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,371百万円増加いたしました。これは主に買掛金及びイーレックス株式会社の短期借入金の増加によるものであります。固定負債は17,390百万円となり、前連結会計年度末に比べ129百万円減少いたしました。」
短期借入金は3,300百万円から5,300百万円、1年内返済予定の長期借入金は1,389百万円から2,104百万円、長期借入金は11,594百万円から12,100百万円へ増加した。新たに500百万円の借入契約も締結し、借入金エクスポージャーは拡大した。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「これは主に買掛金及びイーレックス株式会社の短期借入金の増加によるものであります。」
短期借入金が前連結会計年度末の3,300百万円から4,300百万円へ増加し、1年内返済予定の長期借入金も増加したため、借入金エクスポージャーは拡大した。財務制限条項は継続している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「固定負債は16,538百万円となり、前連結会計年度末に比べ982百万円減少いたしました。これは主に為替予約によるデリバティブ債務及び長期借入金が減少したことによるものであります。」
固定負債が減少し、長期借入金も11,594百万円から11,183百万円へ減少したため、借入金エクスポージャーは直前四半期までの拡大から低減した。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「固定負債は15,163百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,790百万円増加いたしました。これは主にイーレックスニューエナジー佐伯株式会社のシンジケートローン契約の実行に伴う長期借入金の増加によるものであります。」
固定負債と佐伯発電所向け長期借入金が増加し、借入金エクスポージャーがさらに拡大した。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「固定負債は11,448百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,075百万円増加いたしました。これは主にイーレックスニューエナジー佐伯株式会社のシンジケートローン契約の実行に伴う長期借入金の増加によるものであります。」
佐伯発電所向けシンジケートローンの借入残高が7,542百万円となり、当社の新たなシンジケートローンでも18億円を借り入れている。借入金エクスポージャーが拡大した。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「これは主に長期借入金が減少したことによるものであります。」
長期借入金が8,214,120千円から5,466,210千円へ減少し、佐伯発電所のシンジケートローン残高も6,001,000千円から3,001,000千円へ減少している。財務制限条項自体は継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、金融機関との間で融資契約(シンジケートローン)による多額の借入を行っております。」
平成28年3月末の長期借入金は8,610,880千円。財務制限条項として純資産3,500,000千円以上、経常損益の2期連続損失回避、レバレッジ・レシオ10以下などを記載。