金利・格付低下による資金調達コスト上昇
FY2016に初出。15回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
北陸電力がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より8年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。50社中12社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに5社。
- FY2026有利子負債残高の年度減少有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で1兆978億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高は前年度末の1兆1,491億円から1兆978億円へ減少した。金利上昇・格付低下による業績影響リスクは引き続き記載している。 - FY2026-H1有利子負債の構成変化・増加有価証券報告書
「社債 566,700 544,700 長期借入金 445,741 461,236 1年以内に期限到来の固定負債 137,762 152,157 短期借入金 250 1,052」
前連結会計年度末との比較で、社債は減少した一方、長期借入金、1年以内に期限到来の固定負債、短期借入金は増加している。有利子負債合計は概算で増加しており、金利上昇・格付低下にさらされる残高の構成が変化している。 - FY2025有利子負債減少の年度確認有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で1兆1,491億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高は前年度末の1兆1,928億円から1兆1,491億円へ減少した。金利上昇・格付低下による業績影響リスクは引き続き記載している。 - FY2025-H1有利子負債減少継続有価証券報告書
「社債 639,900 613,700 長期借入金 449,903 444,479 短期借入金 1,133 884」
社債、長期借入金、短期借入金の残高が前連結会計年度末から減少している。金利上昇・格付低下による資金調達コストリスクにさらされる残高の縮小が続いている。 - FY2024有利子負債減少の年度確認有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で1兆1,928億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高は前年度末の1兆2,854億円から1兆1,928億円へ減少した。金利上昇・格付低下による業績影響リスクは引き続き記載している。 - FY2024-Q3有利子負債減少継続有価証券報告書
「負債合計は、前連結会計年度末に比べ716億円減の1兆4,814億円(同 95.4%)となった。これは、有利子負債の減少などによるものである。」
有利子負債の減少などにより、負債合計は前連結会計年度末から716億円減少した。金利上昇・格付低下リスクにさらされる資金調達残高の縮小が続いている。 - FY2024-Q2有利子負債減少継続有価証券報告書
「負債合計は、前連結会計年度末に比べ561億円減の1兆4,969億円(同 96.4%)となった。これは、有利子負債の減少などによるものである。」
有利子負債の減少により、負債合計は前連結会計年度末から561億円減少した。金利上昇・格付低下リスクにさらされる資金調達残高の縮小が続いている。 - FY2024-Q1有利子負債減少有価証券報告書
「負債合計は、前連結会計年度末に比べ472億円減の1兆5,057億円(同 97.0%)となった。これは、有利子負債の減少などによるものである。」
前連結会計年度末から負債合計が472億円減少し、有利子負債の減少が要因として記載されている。金利上昇・格付低下リスク自体の軽減について会社の明示はないため、残高変化として記録する。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で1兆2,854億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高が前年度末の1兆387億円から1兆2,854億円へ増加し、金利上昇・格付低下にさらされる資金調達残高が拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「社債 505,000 608,400 長期借入金 436,933 496,525 1年以内に期限到来の固定負債 93,453 80,898 短期借入金 1,281 2,582 コマーシャル・ペーパー - 20,000」
前連結会計年度末から社債、長期借入金、短期借入金、コマーシャル・ペーパー等の残高が増加しており、金利上昇や格付低下にさらされる資金調達残高が引き続き拡大している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「社債 505,000 557,000 長期借入金 436,933 467,533 1年以内に期限到来の固定負債 93,453 82,212 短期借入金 1,281 3,381 コマーシャル・ペーパー - 10,000」
貸借対照表上、社債・長期借入金・短期借入金等の残高が前年度末から増加している。事業等のリスク欄では主なリスクに重要な変更はないとしているが、金利上昇にさらされる資金調達残高の構成変化が記載されている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で1兆387億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高が9,900億円から1兆387億円へ増加した状態で、調達金利上昇リスクを引き続き記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で9,900億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高が前年度の9,521億円から9,900億円へ増加した状態で、調達金利上昇リスクを引き続き記載している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で9,521億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。 また、企業年金資産等の一部は、株価・金利等の変動により時価が変動することから、業績は影響を受ける可能性がある。」
有利子負債残高を9,521億円と記載し、資金調達コストに加えて企業年金資産等の時価変動リスクも明示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの有利子負債残高は、当連結会計年度末で9,200億円であり、市場金利や格付の低下等に伴う調達金利の上昇により、業績は影響を受ける可能性がある。ただし、有利子負債の殆どは中長期的に利率が確定している社債や長期借入金で構成されていることから、金利上昇による業績への影響は限定的と考えられる。」
有利子負債残高9,200億円を示しつつ、固定金利中心の構成により影響は限定的と説明している。