パートナービジネスへの依存
FY2017に初出。8回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
日本通信がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より8年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。18社中3社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- FY2026対処有価証券報告書
「H.I.S.Mobile株式会社 1,193,373 13.0 1,152,362 9.9」
H.I.S.Mobile向け販売実績の総販売実績に占める割合が13.0%から9.9%へ低下し、特定パートナーへの売上集中度が低下した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「H.I.S.Mobile株式会社 819,354 13.5 1,091,662 14.8」
H.I.S.Mobile向け販売実績の総販売実績に占める割合が13.5%から14.8%へ上昇し、特定パートナーへの売上集中度が高まった。 - FY2023悪化有価証券報告書
「H.I.S.Mobile株式会社 527,480 11.4 819,354 13.5」
H.I.S.Mobile向け販売実績の総販売実績に占める割合が11.4%から13.5%へ上昇し、特定パートナーへの売上集中度が高まった。 - FY2020対処有価証券報告書
「株式会社U-NEXTの販売実績は、前連結会計年度の1,028,073千円(総販売実績に対する割合28.8%)から、当連結会計年度は552,081千円(同15.6%)となりました。」
U-NEXT向け販売額と総販売実績に占める割合がともに低下し、特定パートナーへの売上集中度が28.8%から15.6%へ低下した。 - FY2019対処有価証券報告書
「株式会社U-NEXTの販売実績は、前連結会計年度の573,667千円(総販売実績に対する割合21.3%)から、当連結会計年度は1,028,073千円(同28.8%)となりました。」
U-NEXTの販売額は増加したが、総販売実績に占める割合は39.9%から28.8%へ低下し、特定パートナーへの売上集中度は前年度より低下している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「株式会社U-NEXTの販売実績は、前連結会計年度の573,667千円(総販売実績に対する割合21.3%)から、当連結会計年度は1,198,239千円(同39.9%)となりました。」
U-NEXT向け販売実績の総販売実績に占める割合が21.3%から39.9%へ上昇し、特定パートナーへの売上依存度が高まっている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「特に大手販売店が先行して発売するとの情報などにより、販売店の足並みを揃えることができなかったという反省があります。」
パートナー・販売店との関係維持と連携が成長の成否を左右するというリスクについて、ソフトバンク向けSIM発売時に販売店の足並みを揃えられず、計画値を下回る結果となった事例が発生している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループは、イネイブラー事業者として、パートナー企業にモバイル通信サービス及びモバイル・ソリューションを提供することを事業の中核に据えています。そのため、当社事業の中長期的な成長の成否は、パートナー企業との間で、取引関係・契約関係を含めた信頼関係を構築することができるか、また、構築した信頼関係を維持・拡大することができるか否かにかかっています。」
イネイブラー事業への転換に伴い、中長期的な成長がパートナーとの信頼関係の構築・維持・拡大に依存するリスクを独立して開示している。