映画製作・イベント興行の観客動員等への依存
FY2017に初出。17回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2026。
テレビ東京ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。9社中8社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに4社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社グループは、展覧会、スポーツ・演劇・音楽のライブのほか、オンラインとリアルを組み合わせたイベント事業などに積極的に取り組んでいます。」
オンラインとリアルを組み合わせたイベントを含む多様なイベント展開と、開催不能・計画変更・収益未達のリスクを継続記載した。 - 2026-05-08悪化決算
「イベント収入は5.9%減の1,446百万円となりました。」
放送・配信連動イベントや展示会は実施されたが、イベント収入は前年実績を下回った。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「イベント部門については、放送と連動した「川島明の辞書で呑むTHEライブ3」、また「トミカ博 in TOKYO」「西洋絵画、どこから見るか?」などの有観客イベントが好調だったことに加え、「田村淳のTaMaRiBa」「巨大企業シーズン10」などオンラインイベントも積極的に実施し、イベント収入は31.3%増の552百万円となりました。」
有観客イベントの好調とオンラインイベントの併用により、イベント収入は前年同期比31.3%増となり、観客動員等への依存による制約は緩和された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「イベント部門については、「ゴッドタン マジ歌ライブ2023」や「ぷしゅソングフェス」「田村淳のTaMaRiBa」など放送や配信と連動したイベントを積極的に実施しました。イベント収入は6.9%増の1,190百万円となっております。」
放送・配信連動イベントの実施により、イベント収入が前年同期比6.9%増となり、観客動員等に依存する従来型イベントの制約をオンライン等で補完した。 - FY2023対処有価証券報告書
「イベント部門については、有観客イベントに制限がある中で、放送と配信との融合を積極的に図り、放送15周年を記念した「モヤさまドイヒー展」や「あちこちオードリーオンラインイベント」などに加え、新規イベントとして「Mr.都市伝説・関暁夫ライブin 武道館」や「テレ東卓球塾」を開催し、オンラインとオフラインの両面から売上を獲得しました。」
有観客イベントの制限が残る中でも、オンラインとオフラインを併用し、イベント収入を前年同期比39.4%増とした。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「イベント部門については、フィギュアスケートの国際大会として「ジャパンオープン」を3年ぶりに実施したほか、新規の食フェス「食べ東グルメパーク」や放送15周年を記念した「モヤさまドイヒー展」など、放送と連動したオフラインでのイベントを積極的に開催しました。この結果、イベント収入は37.4%増の1,114百万円となりました。」
有観客・オフラインイベントの再開と新規イベントの開催が進み、観客動員等への依存に伴うイベント収益の制約は緩和された。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」を3年ぶりに有観客で開催したほか、コロナへの対応も重視して、ビジネス系トークライブのオンラインイベント「クライマーズ2022春」や配信イベント「テレ東卓球塾」、さらに「映画演劇 サクセス荘」を開催しました。」
有観客イベントの再開とオンライン・配信イベントの併用により、従来の観客動員制約への対応が進んだ。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「イベント部門については、前年度に引き続き有観客イベントに制限があったことから当初予定していた計画を変更し、ゴルフやコンサートなどに加えてオンラインイベントを重視して実施しました。」
有観客イベントの制限により計画変更が通期で続き、オンラインイベントを重視する対応が実施された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「ライツ部門では、緊急事態宣言下でイベントの休止など影響を受けましたが、映画の大ヒットがそれを補いました。」
緊急事態宣言下でイベント休止が発生し、映画・イベント興行への依存に伴う収益変動が続いた一方、映画ヒットが補完した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「イベント部門も計画を相次いで縮小・中止せざるを得なくなりました。上期はすべての有観客イベントが中止となり、下期には入場者数を制限して開催したフィギュアスケート「ジャパンオープン2020」「カーニバル・オン・アイス2020」のチケット券売が苦戦しました。」
新型コロナウイルス感染症により有観客イベントの中止、入場制限、チケット販売苦戦が通期で発生した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「イベント部門も計画を相次いで縮小・中止せざるを得なくなりました。入場者数を制限して開催したフィギュアスケート「ジャパンオープン2020」「カーニバル・オン・アイス2020」のチケット券売が苦戦、更には「トミカ博」「THEカラオケバトルコンサート」「MelodiX! Fes 2020」などが中止となる中、池袋のミクサライブ東京を拠点に新規でオンラインイベント「試すテレ東祭」「さまぁ~ず東京」などを実施しましたが、61.9%減の362百万円となりました。」
入場制限によるチケット販売苦戦や複数イベントの中止が実際に発生し、イベント収入は前年同期比61.9%減となった。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「イベント部門も計画を相次いで中止せざるを得なくなりました。」
新型コロナウイルス感染症によりイベント計画の中止が続き、映画・イベント興行への依存に伴う収益変動が実際に現れた。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「イベント部門も計画を相次いで中止せざるを得なくなりました。また、映画も大型案件が少なく、前年比で減収となりました。」
イベントの相次ぐ中止と映画大型案件の減少が実際に発生し、映画・イベント興行への依存に伴う収益変動が現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「映画では、「泣くな赤鬼」などの興行が目標を下回りました。」
映画興行について、観客動員等に依存する収益が目標未達となる事象が実際に発生した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「映画の製作および宣伝活動に多額の資金を要しますが、一方の収入は、劇場の観客動員数、DVD・BD(ブルーレイディスク)販売、放送権販売などに依存しております。」
映画・イベントの収入が観客動員、ソフト販売、放送権、関連グッズ販売等に依存するリスクを継続記載した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「映画の製作および宣伝活動に多額の資金を要しますが、一方の収入は、劇場の観客動員数、DVD・BD(ブルーレイディスク)販売、放送権販売などに依存しております。㈱テレビ東京および㈱BSジャパンは事業計画の精度を高めるよう努めておりますが、計画通りの観客動員等が実現するとは限りません。」
映画・イベントは先行的な製作宣伝費を負担し、観客動員やソフト・放送権販売等に収入が依存するリスクを継続記載した。 - FY2017初出有価証券報告書
「映画の製作および宣伝活動に多額の資金を要しますが、一方の収入は、劇場の観客動員数、DVD・BD(ブルーレイディスク)販売、放送権販売などに依存しております。また、㈱テレビ東京および㈱BSジャパンが主催または出資するイベントにつきましても、収入は観客動員数、関連グッズ販売などに依存しております。」
映画・イベントについて、製作・宣伝費を先行して負担する一方、観客動員、ソフト販売、放送権、関連グッズ販売に収入が依存するリスクが示された。