債務超過による上場廃止リスク
FY2022-Q2に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q3。直近の記載は2026-09-14。
ビート・ホールディングス・リミテッド(貝徳控股有限公司)がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。7社中1社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- 2026-09-14悪化株主総会
「当社の2026年6月30日時点の連結純資産は、909千米ドル(148百万円)(注2)と小さく、当社の連結純資産が2026年12月期末に債務超過となり、2027年12月期末おいても継続して債務超過であった場合、当社の普通株式は上場廃止となります。」
純資産が小さく、2026年12月期末および2027年12月期末の債務超過継続を条件とする上場廃止リスクを具体的に示している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「前連結会計年度期末における純資産は15,209千米ドル(2,202百万円)であったのに対し、当中間連結会計期間末現在の純資産総額は14,337千米ドル(2,076百万円)となりました。」
債務超過を前提とする上場廃止リスクについて、純資産は前期末から減少したものの14,337千米ドルのプラスを維持しており、債務超過状態は確認されない。 - FY2024-H1債務超過継続・縮小有価証券報告書
「前期末における純資産総額は1,725千米ドル(278百万円)の債務超過であったのに対し、当中間期末現在の純資産総額は1,063千米ドル(171百万円)の債務超過となりました。」
債務超過額は前期末から縮小したが、当中間期末にも1,063千米ドルの債務超過が残っている。債務超過を前提とする上場維持基準への適合計画と第三者割当による対応が継続している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「前期末における純資産総額は1,725千米ドル(261百万円)の債務超過であったのに対し、当四半期末現在の純資産総額は2,468千米ドル(374百万円)の債務超過となりました。」
債務超過を理由とする上場廃止リスクの前提となる財務状態について、債務超過額が前期末から拡大した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「前期末における純資産総額は1,379千米ドル(206百万円)であったのに対し、当四半期末現在の純資産総額は△798千米ドル(△119百万円)となりました。」
債務超過解消後にプラスとなっていた純資産が第3四半期末に再びマイナスとなり、債務超過を理由とする上場廃止リスクの前提となる財務状態が悪化した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「前期末における純資産総額は1,379千米ドル(184百万円)であったのに対し、当四半期連結会計期間末現在の純資産総額は485千米ドル(65百万円)となりました。」
債務超過を理由とする上場廃止リスクについて、当四半期末の純資産は485千米ドルのプラスとなり、債務超過状態は確認されない。なお、本四半期報告書本文では上場廃止の猶予期間や上場廃止の扱い自体についての明示的な記載は確認できない。 - FY2022-Q2初出有価証券報告書
「当社は、2022年3月31日付で提出した2021年12月期有価証券報告書において債務超過状態であったことを理由として、当社株式は、有価証券上場規程第602条第1項第1号の規定に基づき、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となりました。そのため、2022年12月31日までの猶予期間内に債務超過の状態が解消できなかった場合には、当社株式は上場廃止となります。」
債務超過を理由に上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となったことを新たなリスクとして記載している。2022年12月31日までに債務超過を解消できなければ上場廃止となるとし、第三者割当によるエクイティファイナンスを対応手段としている。猶予期間入りと債務超過は発生しているが、上場廃止自体はまだ発生していない。