兵機海運(9362)・リスク対処
ロシアによるウクライナ侵攻に伴うロシア航路維持リスク
FY2022に初出。6回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2025-H1。
6記載
3年にわたる
0うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
ウクライナ危機・経済制裁等による海外事業・国際物流への影響7社が書いているテーマ・逆風7社・追い風0社
兵機海運がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- FY2025-H1対処有価証券報告書
「前期に、主にロシア向けに運航していた所有船舶を売却した事により、船舶維持管理コストが無くなったことも収支の改善につながりました。」
ロシア航路の維持困難化を受けた所有船舶売却により、船舶維持管理コストがなくなり、航路関連の財務負担が軽減した。一方、ロシア航路の再開を示す記載はない。 - FY2024悪化有価証券報告書
「運航サービスを提供していた極東ロシア向けの航路は、経済制裁により顧客の輸出入貿易が中長期的に再開出来ないので、当航路に投入していた自社船を売船し、船舶維持管理コストの改善を図りました。」
ロシア航路は中長期的に再開困難との経営判断が明示され、投入船の売却により航路維持リスクが事業再編・撤退として具体化した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社が極東ロシア向けとして定期的に海上輸送を請け負っていた主力国内貨物は、期初より輸出が取り止められ、配船計画の見直しを実施いたしました。」
ロシア航路の主力貨物の輸出停止が年度を通じた配船計画の見直しとして現れ、第4四半期には代替となった建機類輸送契約も終了した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「外航事業では、極東ロシア航路の主力貨物は輸出停止となりましたが、委託船による建機類の輸送やスポット貨物の新規受注に、円安進行によるドル建て海上運賃の収益改善が相まって、売上高1,677百万円(前年同期比185.1%増)、営業利益231百万円(前年同期は20百万円の営業利益)と前年同期の実績を大幅に上回る結果となりました。」
ロシアによるウクライナ侵攻後のロシア航路維持リスクについて、極東ロシア航路の主力貨物が輸出停止となったという具体的な影響が実際に記載された。一方、委託船輸送やスポット貨物の新規受注で補完している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、アメリカの金利上昇を背景に急激に円安が進行し、エネルギー資源や、原材料価格が高騰したことに加え、ロシアのウクライナ軍事侵攻による地政学的リスクの影響もあり、依然として先行きは不透明な状況となっております。」
ロシアのウクライナ軍事侵攻による地政学的リスクが、円安やエネルギー資源・原材料価格高騰とともに実際の事業環境への影響要因として記載された。 - FY2022初出有価証券報告書
「しかし、ロシアによるウクライナ侵攻によりロシア航路の維持が今後の課題となっております。」
ロシアによるウクライナ侵攻が発生し、主力の極東ロシア航路について、航路維持が今後の課題となる地政学リスクを初めて独立したテーマとして明示している。