梱包・テスト事業における人件費等の増加による利益圧迫
FY2019-Q1に初出。17回の記載のうち7回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019。直近の記載はFY2026。
ニッコンホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。102社中64社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「梱包事業 売上高は576億48百万円(前年同期比0.5%増)となりました。営業利益は、業務の効率化や外注費の減少などにより44億29百万円(前年同期比4.3%増)となりました。 テスト事業 業務量の増加により売上高は245億69百万円(前年同期比1.7%増)となりました。営業利益は人件費や新規テスト設備の減価償却費の増加により40億16百万円(前年同期比0.7%増)となりました。」
梱包事業では外注費減少・効率化により利益圧迫が緩和された一方、テスト事業では人件費・新規設備償却費の増加が引き続き利益要因となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「(テスト事業)業務量の増加により売上高は119億5百万円(前年同期比2.2%増)となりました。営業利益は、人件費やテスト設備の減価償却費が増加したため16億90百万円(前年同期比5.5%減)となりました。」
テスト事業では業務量・売上高が増加したにもかかわらず、人件費とテスト設備の減価償却費の増加により減益となり、コストによる利益圧迫が再び実績として表れた。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「(梱包事業)業務量の回復などにより、売上高は402億74百万円(前年同期比9.8%増)となりました。営業利益は、作業効率の向上などにより23億62百万円(前年同期比10.0%増)となりました。(テスト事業)主に業務量の回復により、売上高は168億25百万円(前年同期比8.6%増)となりました。営業利益は、増収効果と業務の効率化により24億90百万円(前年同期比72.2%増)となりました。」
前四半期まで人件費・外注費の増加が減益要因となっていた梱包・テスト事業で、作業効率向上や増収効果、業務効率化により両事業が増益へ転じ、利益圧迫が緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「(梱包事業)業務量の回復などにより、売上高は263億33百万円(前年同期比10.3%増)となりました。営業利益は、作業効率の向上などにより14億90百万円(前年同期比34.6%増)となりました。(テスト事業)主に業務量の回復により、売上高は107億91百万円(前年同期比5.8%増)となりました。営業利益は、増収効果と業務の効率化により14億72百万円(前年同期比78.4%増)となりました。」
梱包事業では作業効率の向上、テスト事業では増収効果と業務効率化により、前期まで見られた人件費・外注費増加による利益圧迫が当四半期には前面に出ておらず、両事業で増益となった。 - FY2023-Q3梱包事業ではコスト増を増収効果が吸収・テスト事業ではコスト増継続有価証券報告書
「(梱包事業)業務量の回復などにより、売上高は366億78百万円(前年同期比12.1%増)となりました。営業利益は、外注費の増加はありましたが増収効果などにより21億48百万円(前年同期比7.2%増)となりました。 (テスト事業)テスト業務の中止や遅れの発生により、売上高は154億92百万円(前年同期比3.9%減)となりました。営業利益は、人件費や外注費の増加などにより14億46百万円(前年同期比46.5%減)となりました。」
梱包事業では外注費増加が続いたものの増収効果により増益となった。一方、テスト事業では人件費・外注費増加が引き続き減益要因となった。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「(梱包事業)営業利益は、人件費や外注費の増加などにより11億7百万円(前年同期比22.5%減)となりました。 (テスト事業)営業利益は、人件費や外注費の増加などにより8億25百万円(前年同期比45.8%減)となりました。」
梱包・テスト事業とも人件費・外注費の増加が減益要因として続いている。梱包事業の減益率は縮小したが、テスト事業では前年同期比45.8%減と大幅減益が続いた。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「(梱包事業)営業利益は、人件費や外注費の増加などにより3億44百万円(前年同期比57.6%減)となりました。」「(テスト事業)営業利益は、人件費の増加などにより4億1百万円(前年同期比45.9%減)となりました。」
前期に減少していた人件費・外注費等が再び両事業の減益要因となり、梱包事業は前年同期比57.6%減、テスト事業は45.9%減となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「梱包事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより業務量が大幅に減少した結果、売上高は401億36百万円(前期比14.4%減)となりました。営業利益は、人件費や外注費等の減少がありましたが、売上高減少の影響を受け23億65百万円(前期比36.2%減)となりました。」
人件費・外注費等は減少し、従来のコスト増加への対応は進んだが、業務量・売上高の減少を補えず梱包事業は減益となった。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「営業利益は、人件費や外注費が減少しましたが、売上高減少の影響を受け前年同期比45.9%減の14億52百万円となりました。」
梱包事業では人件費・外注費が減少し、従来の人件費等の増加による利益圧迫への対応が進んだ。ただし、業務量・売上高の減少を補えず営業利益は減少した。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「営業利益は、人件費や外注費の削減を行いましたが23百万円の損失となりました。」
梱包事業では人件費・外注費の削減を実施し、従来のコスト増加への対応を進めた。ただし、業務量減少の影響を補えず営業損失となった。 - FY2020再定義有価証券報告書
「梱包事業 主に自動車関連の業務量の減少により、売上高は前年同期比0.6%減の468億82百万円となりました。営業利益は、減収の影響などにより前年同期比7.4%減の37億5百万円となりました。」
前年度に梱包・テスト事業の減益要因として示された人件費・外注費の増加ではなく、当年度は主に自動車関連の業務量減少と減収が梱包事業の減益要因として示された。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「営業利益は、人員増に伴う人件費や外注費の増加などにより、前年同期比6.5%減の26億82百万円となりました。」
前四半期累計では梱包事業・テスト事業とも増益であったが、当四半期累計では梱包事業で人員増に伴う人件費・外注費の増加が再び減益要因として表れた。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「(梱包事業)業務量の増加により、売上高は前年同期比5.8%増の240億53百万円となりました。営業利益は、業務の効率化などにより、前年同期比9.2%増の18億62百万円となりました。(テスト事業)業務量の増加により、売上高は前年同期比5.5%増の112億90百万円となりました。営業利益は、増収効果や業務の効率化などにより前年同期比32.4%増の21億49百万円となりました。」
梱包・テスト事業は当四半期累計でともに増益となり、前年度に人件費・外注費等が利益を圧迫した状況から、効率化や増収効果が利益を押し上げる状態となった。 - FY2019対処有価証券報告書
「営業利益は、外注費等の上昇はありましたが、増収効果や業務の効率化などにより前年同期比2.0%増の40億1百万円となりました。」
梱包事業では外注費等の上昇が続いたものの、増収効果と業務効率化により通期営業利益は増加した。第1〜第3四半期に見られた人件費・外注費による減益圧力は通期実績では緩和された。 - FY2019-Q3減益率縮小有価証券報告書
「(梱包事業)業務量の増加により、売上高は前年同期比6.6%増の350億32百万円となりました。営業利益は、人件費や外注費の増加などにより、前年同期比3.3%減の28億69百万円となりました。(テスト事業)業務量の増加により、売上高は前年同期比1.3%増の164億10百万円となりました。営業利益は、人員増に伴う人件費の増加などにより前年同期比3.2%減の27億77百万円となりました。」
人件費・外注費や人員増に伴う人件費が引き続き減益要因となっているが、減益率は梱包事業で5.9%減から3.3%減、テスト事業で12.2%減から3.2%減へ縮小した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「(梱包事業)営業利益は、人件費や外注費の増加などにより、前年同期比5.9%減の17億5百万円となりました。(テスト事業)営業利益は、人員増に伴う人件費の増加などにより前年同期比12.2%減の16億23百万円となりました。」
梱包事業では人件費・外注費、テスト事業では人員増に伴う人件費の増加が引き続き減益要因となり、減益率は前四半期の2.8%減・9.0%減から拡大した。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「営業利益は、人件費や外注費の増加などにより、前年同期比2.8%減の7億63百万円となりました 。 d.テスト事業 業務量の増加により、売上高は前年同期比2.1%増の53億53百万円となりました。営業利益は、人員増に伴う人件費の増加などにより前年同期比9.0%減の8億31百万円となりました」
梱包事業では人件費・外注費、テスト事業では人員増に伴う人件費の増加が実際の営業減益要因として初めて独立して示された。