不適切な請求による信用・受注への影響
FY2019-Q1に初出。6回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019。直近の記載はFY2020-Q3。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2020-Q3対処有価証券報告書
「なお、引き続き商品設計の見直しなど再発防止に取り組んでおります。また、当社に設置した「グループガバナンス改革室」が中心となり、グループすべての商品・サービスの総点検、内部通報制度の運用改善、社員への倫理教育などを実施しております。グループ経営の健全性を高めるため、引き続き、グループガバナンスの抜本的、かつ包括的な再構築に取り組んでまいりますが、本件の今後の進捗次第では、受注などの販売活動への影響等により、ヤマトグループの業績に影響を与える可能性があります。」
商品設計の見直し、商品・サービス総点検、内部通報制度改善、倫理教育、ガバナンス再構築を継続している一方、受注等への影響リスクは残っている。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「ヤマトホームコンビニエンス株式会社が、法人のお客様の社員向けに提供している引越サービスに不適切な請求があった事態を受けて、当社内に設置した「外部の独立した専門家で構成する調査委員会」からの、本件に関する事実関係の調査と原因分析および再発防止策の提言や、国土交通省による同社への行政処分および事業改善命令などを踏まえ、同社は、同命令に対する改善措置について同省に報告書を提出し、組織体制の整備、引越に関わる全サービスの総点検、引越事業の抜本的な見直しなどを実施し、9月から個人のお客様向けに、新たな単身者向け引越サービスの提供を開始しました。」
行政処分等を踏まえた改善措置、組織体制整備、全サービス総点検を進め、9月から個人向け新単身者向け引越サービスの提供を開始した。販売活動への影響リスクはなお記載されている。 - FY2019対処有価証券報告書
「なお、ヤマトホームコンビニエンス株式会社が法人のお客様の社員向けに提供している引越サービスにおいて不適切な請求があったため、調査結果を踏まえた見積り影響額31億4百万円を計上しておりましたが、お客様への対応を進めた結果、影響額は20億25百万円となりました。」
不適切請求の見積り影響額は、顧客対応の進展により31億4百万円から20億25百万円へ減少した。一方、全引越サービスの新規受注休止等の影響は残っている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「営業収益は、法人のお客様の社員向けに提供している引越サービスにおいて不適切な請求があったため、調査結果を踏まえた見積り影響額31億4百万円を織り込んだことに加え、個人のお客様向けを含むすべての引越サービスの新規受注を休止したことなどにより256億38百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ20.1%減少しました。利益面においても、上記の見積り影響額に加え、すべての引越サービスの新規受注を休止したことなどにより、営業損失は66億9百万円となりました。」
不適切請求の影響が見積り額の連結業績への反映、新規受注休止、営業収益減少および営業損失として現れている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「本件の今後の進捗次第では、信用低下による受注などの販売活動への影響等により、ヤマトグループの業績に影響を与える可能性があります。」
不適切請求に伴う信用低下や受注への影響が引き続きリスクとして記載されている。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「なお、ヤマトホームコンビニエンス株式会社が法人のお客様に提供している引越サービスにおいて不適切な請求があったため、調査結果を踏まえた見積り影響額31億4百万円を、上記の連結業績に織り込んでいます。」
ヤマトホームコンビニエンスの引越サービスにおける不適切請求が実際に発生し、見積り影響額31億4百万円が連結業績に織り込まれた。