新型コロナウイルス感染症による経営・信用・流動性リスク
FY2020に初出。13回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
オリエントコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。30社中11社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに6社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「自然災害や新たな感染症による業績への影響」
新型コロナウイルスを中心とする独立リスクの表現から、自然災害・新たな感染症による業務継続、信用・流動性への影響を含む一般的なリスクへ整理している。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍から社会経済活動の正常化が進みつつあるなか、個人消費を中心に緩やかな持ち直しの動きが継続しました。」
新型コロナウイルス感染症による経済影響は、感染症下の停滞・悪化から社会経済活動の正常化へ表現が移った。一方、円安・物価上昇や世界的な金融引締めによる新たな不透明要因は継続している。 - FY2023感染症影響収束方向と新たな感染症リスクの併記有価証券報告書
「3年以上続いた新型コロナウイルス感染症の影響はようやく収束しつつありますが、足許では世界的なインフレとそれに伴う金利上昇や米国発の金融市場の混乱等を背景に経済の先行きは不透明感を増しており」
新型コロナウイルス感染症の影響は収束方向としつつ、インフレ・金利上昇等の外部要因と新たなウイルス発生時の信用・流動性リスクを併記している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大がみられましたが、感染防止と経済活動の両立のもと、個人消費を中心に持ち直しの動きが続きました。」
感染症の再拡大と、感染防止と経済活動の両立による個人消費の持ち直しを併記しており、前四半期から回復と感染症リスクの併存を継続している。 - FY2023-Q2第7波下で回復と不透明要因が併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の第7波が到来しましたが、感染防止と経済活動の両立のもと、個人消費を中心に持ち直しの動きが続きました。しかしながら、ウクライナ情勢や急激な円安の進行に伴う物価上昇、半導体の供給面での制約等、景気は依然として先行き不透明な状況が続いております。」
第7波が到来する一方、感染防止と経済活動の両立により個人消費の持ち直しが続いた。感染症に加え、ウクライナ情勢、円安・物価上昇、半導体制約による不透明感も示されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する政府による行動制限の緩和等により、消費活動に持ち直しの動きがみられましたが、ロシアのウクライナ侵攻による資源価格等の高騰、米国金利の上昇や円安進行、また、足許では新型コロナウイルスの感染者数が急増するなど、先行き不透明な状況が続いております。」
行動制限緩和による回復を記載する一方、感染者数急増に加え、資源価格高騰、米国金利上昇、円安の影響を経営環境の不透明要因として追加している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種拡大や各自治体の感染拡大防止策等により新規感染者数は減少し、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置は解除され、消費活動の回復による緩やかな持ち直しが見られました。先行きにつきましては、足許では、オミクロン株による感染拡大に伴い、首都圏始め複数の地域でまん延防止等重点措置が適用されており、引き続き感染症の動向やその影響について注視していく必要があります。」
感染者数減少と経済活動の持ち直しを記載する一方、オミクロン株の感染拡大と重点措置の適用により、感染症リスクが再び顕在化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「先行きにつきましては、ワクチン接種の普及により経済活動や消費の回復が期待されますが、足許では政府による四度目の緊急事態宣言の発出がなされており、引き続き感染症の動向やその影響について注視していく必要があります。」
経済回復への期待が示される一方、四度目の緊急事態宣言が発出され、感染症による経営環境へのリスクが継続・深刻化している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が国内外において継続しており、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社では、決済インフラの安定稼働、社員の安全確保、適切なお客さま対応等に努めておりますが、新型コロナウイルス感染症の景気に与える影響が深刻化した場合は、信用リスク、流動性リスク等各リスクが高まり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
感染症の影響と、信用リスク・流動性リスク等への波及可能性を引き続き独立したリスクとして記載している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「先行きにつきましては、大規模な経済対策が進められていくことなどもあり、今後も持ち直しの動きが続くことが期待されますが、政府による二度目の緊急事態宣言の発令がなされており、引き続き感染症の動向やその影響について注視していく必要があります。」
経済活動の持ち直しへの期待を示す一方、二度目の緊急事態宣言を受け、感染症の動向と経営環境への影響への注視を強めている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「先行きにつきましては、感染拡大防止策を講じながら引き続き政府・自治体による景気浮揚策等に伴う社会経済活動レベルの引き上げが図られることで、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症の動向等の影響に引き続き注視が必要な状況です。」
感染症による経営環境への影響が続くなか、経済活動の持ち直しを期待しつつ国内外の感染症動向を注視している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「先行きにつきましては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動レベルの段階的な引き上げにより持ち直しに向かうことが期待されますが、国内外の感染症の動向等に注視が必要な状況です。」
感染症による経営環境への影響が継続するなか、経済活動の回復を期待しつつ、国内外の感染症動向を引き続き注視している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が今後更に深刻化すれば、経営環境、信用リスク、流動性リスク等各リスクが高まり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症を独立した事業等のリスクとして初めて記載している。第4四半期の取扱高鈍化や貸倒引当金の追加繰入れなど、影響が当期の事業・会計に現れている。