量的拡大から業務品質向上・収益力強化への重点転換
FY2017に初出。7回の記載のうち4回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2017。直近の記載はFY2026。
宮崎銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。19社中7社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに5社。
- FY2026First Call Bank 2.0の成長加速ステージへ移行有価証券報告書
「本計画では、基本方針として「『リアル店舗を持ったデジタルバンク』の“シンカ”」を掲げ、お客さまへの価値提供を担う「事業戦略」とその実現を支える業務・人財・組織の土台を強化する「基盤戦略」を基本戦略としています。」
従来の「With You」「First Call Bank」から、長期ビジョン達成に向けた「成長加速ステージ」として、事業戦略と基盤戦略を一体で進める計画へ更新した。 - 2026-04-24引き上げ経営計画
「本計画は、前中期経営計画に続く、長期ビジョン達成に向けた『成長加速ステージ』として位置付けています。」
前計画の「変革と成長ステージ」から、長期ビジョン達成に向けた「成長加速ステージ」へ計画の位置付けを更新している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「本計画を、長期ビジョン達成に向けた「変革と成長」のステージと位置付け、前例にとらわれない変革を進め、お客さまの持続的な成長に貢献することで、圧倒的に信頼される銀行グループを目指してまいります。」
量的拡大中心から、長期ビジョンに向けた変革、顧客の持続的成長、圧倒的な信頼、サステナビリティを軸とする計画へ重点を更新した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「2020年度より開始した中期経営計画「With You」では、コンプライアンスを経営の根幹に据え、基本方針として、「With Region~地域とともに」「With Customer~お客さまとともに」「With Innovation~イノベーションとともに」を掲げ、10の重点戦略に取り組むことで地域・お客さまの成長と当行の成長の両立を目指します。」
量的拡大だけでなく、地域・顧客・当行の成長の両立を目指す計画方針を継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「2020年度より開始した中期経営計画「With You」では、基本方針として、「With Region~地域とともに」「With Customer~お客さまとともに」「With Innovation~イノベーションとともに」を掲げ、10の重点戦略に取り組むことで地域・お客さまの成長と当行の成長の両立を目指します。」
量的拡大のみを追うのではなく、地域・顧客・当行の成長の両立を目指す計画方針を継続している。 - FY2020再定義有価証券報告書
「他金融機関やFinTech企業との競合、マイナス金利環境の継続等、厳しい経営環境のなか、お客さまや地域の成長に資する取り組みを強化することで、前中期経営計画の目標指標は、自己資本比率を除くすべての項目で目標を達成することができ、着実な企業価値向上につながりました。」
前中期経営計画について自己資本比率を除く全項目の目標達成を実績として示したうえで、新計画では量的拡大そのものではなく、地域・顧客・当行の成長両立と企業価値向上を軸に再構成している。 - FY2017再定義有価証券報告書
「前中期経営計画「Challenge No.1」では、量的拡大による当行の成長と収益力の強化を図り、「成長力 九州No.1銀行」の実現に取り組んでまいりました。各種施策の実行により、預金、貸出金などの業量の面では九州に地盤を置く金融機関の中でトップクラスの拡大を実現できましたが、収益性、健全性においては課題を残す結果となりました。」
従来の量的拡大中心の計画を振り返り、収益性・健全性の課題を踏まえて、新計画では業務品質向上と収益力強化を前面に置く方針へ転換している。