海外店舗における顧客取り込みとツーリスト対策
FY2017-Q1に初出。29回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。23社中5社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに1社。
- FY2027-H1上海の黒字転換と海外各店の改善が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋におきましては、現地通貨ベースでは減収減益となりましたが、円安の影響により、円貨ベースでは増収増益となっております。上海高島屋におきましては、新たなテナントの誘致等、収益基盤の強化に向けた取組の効果もあり、増収及び黒字転換を達成いたしました。引き続き、コスト削減を併せて推進し、さらなる利益の増大につなげてまいります。開店10周年を迎えたホーチミン髙島屋におきましては、成長分野である子供用品や、お客様からの支持の高い化粧品等の品揃え強化に加え、コストの増加を最小限に抑制したことで、増収増益となりました。サイアム髙島屋におきましては、国内顧客売上高が堅調に推移したことに加え、コストコントロールの推進により、増収及び赤字幅が縮小いたしました。」
海外各店の状況は、シンガポールの現地通貨ベースの減収減益、上海の増収・黒字転換、ホーチミンの増収増益、サイアムの増収・赤字幅縮小が併存している。 - FY2026海外各店の減収減益・赤字とホーチミンの増収増益が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋におきましては、長引くインフレ下での消費停滞に加え、コスト増加の影響を受け、小幅な減収減益となりました。上海高島屋におきましては、新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、景気低迷による消費減速の影響が大きく、減収・赤字となりました。ホーチミン髙島屋におきましては、成長分野である子供用品やお客様からの支持の高い化粧品などの品揃え強化と共に、コストの増加を最小限に抑制したことで、増収増益となりました。サイアム髙島屋におきましては、昨年3月に発生したミャンマー地震や地政学リスクの高まりに加え、タイ・バーツ高の影響を受け、国内顧客売上高及びツーリスト売上高が低迷したことから、減収・赤字となりました。」
通期でも、シンガポール・上海・サイアムの収益課題と、ホーチミンの増収増益が併存している。 - FY2026-H1海外各店の減収減益・赤字とホーチミンの増収増益が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋においては、長引くインフレ下での消費停滞やコストの増加に加え、円高にともなう為替影響もあり、減収減益となりました。上海高島屋においては、新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、景気低迷による消費減速の影響が大きく、減収・赤字となりました。ホーチミン髙島屋においては、成長分野である子供用品やお客様からの支持の高い化粧品などの品揃え強化とともに、コストの増加を最小限に抑制したことで、増収増益となりました。サイアム髙島屋においては、3月に発生いたしましたミャンマー地震や地政学的リスクの高まりによる国内顧客売上高、ツーリスト売上高低迷の影響もあり、減収・赤字となりました。」
海外各店では、シンガポール、上海、サイアムの減収減益または赤字と、ホーチミンの増収増益が併存している。 - FY2025海外各店の改善と上海・シンガポールの課題が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋におきましては、為替影響で増収となりましたが、長引くインフレによる消費の停滞に加えツーリストもコロナ禍以前の水準に戻らない状況が続いており、…上海高島屋におきましては、…中国経済の低迷の影響が大きく、減収・赤字となりました。ホーチミン髙島屋におきましては…増収増益となりました。」
海外事業では、ホーチミンが増収増益となる一方、シンガポールではインフレ・ツーリスト回復遅れ、上海では中国経済低迷による減収・赤字が続いている。 - FY2025-H1海外各店の回復とタイ・上海の収益課題が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋は、為替影響により増収増益となったものの、国内顧客において、長引くインフレによる生活防衛意識の高まりやシンガポール通貨高による海外流失など、先行きは不透明な状況にあります。ベトナムは、景況感の悪化に伴い内需の鈍化がみられましたが、ホーチミン髙島屋において、成長領域である子供用品、お客様からの支持の高い化粧品や食料品などの売場改装や品揃え強化に向けた取組を推進したことにより、増収増益となりました。タイのサイアム髙島屋は…減収となりました。一方、商品利益率の改善、コスト削減に向けた取組を推進したことにより、赤字幅は縮小しております。上海高島屋は…長引く中国経済の低迷の影響が大きく、減収減益となりました。」
海外事業では、シンガポール・ベトナムの改善と、タイの減収・赤字幅縮小、上海の減収減益が併存している。 - FY2025-Q1海外各店の回復と上海の減収減益が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋では、今後の成長に向けた主要ブランドの改装工事影響があったものの、国内顧客の堅調な推移やツーリストの回復、為替影響もあり、売上高、営業利益とも伸長、全体をけん引いたしました。…タイ・サイアム髙島屋におきましても…日本ブランドの品揃え拡充や物産イベントの実施などの効果、為替影響もあり増収となりました。…一方、上海高島屋では、市場変化に対応した新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、長引く中国経済の低迷の影響は大きく、減収減益となりました。」
シンガポール、ホーチミン、サイアムでは回復または増収を記載する一方、上海では中国経済低迷の影響による減収減益が続いている。 - FY2024-Q2海外店舗の回復継続と上海の増収減益が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋は、前年のコロナ影響の反動に加え、内需の堅調な推移やインバウンドの回復もあり、売上高が大きく伸長いたしました。また、ホーチミン髙島屋でも売上高が回復、2社については、増収増益となりました。サイアム髙島屋については、入店客数の増加に伴い売上高が回復し増収となり、赤字幅が縮小しております。一方、上海高島屋は、前年のコロナ影響による休業(67日間)反動もあり大きく増収となりましたが、休業に伴うコロナ関連費用の特別損失への振替反動も同じく大きく、減益となりました。」
シンガポール・ホーチミンは増収増益、サイアムは増収かつ赤字幅縮小となる一方、上海は67日間の休業反動で増収となったものの減益となり、海外各店の回復状況が分かれた。 - FY2024-Q1海外店舗の回復と上海の減収減益が併存有価証券報告書
「シンガポール髙島屋は、コロナ影響の反動に加え、内需が堅調に推移したことやインバウンドの回復もあり、売上高が伸長し、ホーチミン髙島屋でも売上高の回復が見られ、2社については、増収増益となりました。またサイアム髙島屋も売上高の回復により増収し、赤字幅が縮小となりました。一方、上海高島屋は、一時的にコロナ感染が急拡大したことにより、売上高の回復が遅れ、減収減益となりました。」
海外店舗ではシンガポール・ホーチミンが増収増益、サイアムが増収・赤字幅縮小となる一方、上海は感染急拡大により減収減益となった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「海外(2022年1月~9月)におきましては、コロナによる規制が段階的に解除されたことにより売上の回復が見られ、シンガポール髙島屋やホーチミン髙島屋、サイアム髙島屋は増収増益となりました。」
海外店舗ではコロナ規制の段階的解除に伴って売上が回復し、シンガポール、ホーチミン、サイアムの3店舗が増収増益となった。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「海外(2022年1月~6月)におきましては、コロナによる規制が段階的に解除されたことにより売上の回復が見られ、シンガポール髙島屋やホーチミン髙島屋、サイアム髙島屋は増収増益となりました。」
海外店舗の顧客取り込み環境について、コロナ規制の段階的解除に伴い売上が回復し、シンガポール、ホーチミン、サイアムの3店舗が増収増益となった。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「海外(2022年1月~3月)におきましては、コロナによる規制が段階的に解除されたことにより売上の回復が見られ、増収増益となりました。」
海外店舗の顧客取り込み環境について、コロナ規制の段階的解除に伴い売上が回復し、増収増益となった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「海外店舗につきましては、各国共にコロナ影響の長期化が懸念されます。海外旅行客数の回復が期待できない中、各店は顧客ニーズの変化に対応したMD再編、新規顧客の獲得と既存顧客の深耕、現地法人との連携強化を進めて、収益の確保を図ってまいります。」
海外店舗全体でコロナ影響の長期化と海外旅行客数の回復未達を見込み、顧客取り込み環境の悪化を明示した。 - FY2022-Q3海外店舗で増収と減収が併存有価証券報告書
「海外(2021年1月~9月)におきましては、4月以降ASEAN地域ではコロナ影響が再拡大し、上海高島屋以外の各社は厳しい営業体制となりました。シンガポール髙島屋は期を通じて入店客数調整などの営業制限を継続、サイアム髙島屋は4月中旬から営業時間短縮など、コロナ影響を受けましたが、前年の休業反動によりいずれも増収となりました。一方、ホーチミン髙島屋は5月末から食料品のみ営業をしておりましたが7月に入り全館休業し、減収となりました。」
海外店舗では、シンガポール・サイアムは前年の休業反動で増収となった一方、営業制限が継続し、ホーチミンは全館休業により減収となった。 - FY2022-Q2各社増収も営業制限継続有価証券報告書
「海外(2021年1月~6月)におきましては、4月以降ASEAN地域ではコロナ影響が再拡大し、上海高島屋以外の各社は厳しい営業体制となっております。シンガポール髙島屋は期を通じて入店客数調整などの営業制限を継続しており、ホーチミン髙島屋は5月31日から食料品を除き全館休業、サイアム髙島屋は4月15日から営業時間を短縮しておりますが、コロナ影響による前年の休業反動により各社ともに増収となりました。」
海外店舗は、前年の休業反動により各社増収となった一方、シンガポールの入店客数調整、ホーチミンの全館休業、サイアムの営業時間短縮など営業制限が続いている。 - FY2022-Q1一部海外店舗で売上回復、シンガポールは減収減益有価証券報告書
「海外(2021年1月~3月)におきましては、コロナ影響が少なかった上海高島屋、ホーチミン髙島屋、サイアム髙島屋の各店で売上の回復が見られ、増収増益となりました。一方、シンガポール髙島屋は営業時間短縮などの営業制限が継続しており減収減益となりました。」
海外店舗の状況は一様ではなく、上海・ホーチミン・サイアムでは売上回復と増収増益、シンガポールでは営業制限継続による減収減益となった。 - FY2021悪化有価証券報告書
「主力のシンガポール髙島屋においては、ツーリストや催事による売上高が引き続き大幅減となり、オンライン販売強化等、対策を図りましたが、売上高が前年より大きく減少いたしました。」
海外店舗は営業再開後も、シンガポールでツーリスト・催事売上が大幅減となり、オンライン販売強化を行ったものの前年を大きく下回った。 - FY2021-Q3営業再開も海外売上は大幅減有価証券報告書
「その後、各店ともに全館での営業を再開し、売上高は一部において回復の兆しがあるものの、前年より大きく減少いたしました。」
海外店舗は全館営業を再開し、一部に回復の兆しがある一方、売上高は前年を大きく下回っている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「海外商業施設においても、全館休業や一部臨時休業、あるいは営業時間の短縮を実施したことに加え、入国規制により外国人観光客の売上が減少いたしました。」
海外店舗の顧客取り込みについて、全館・一部休業、営業時間短縮、入国規制による外国人観光客売上の減少が具体化した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「海外商業施設においても、全館休業や一部臨時休業、あるいは営業時間の短縮が発生するとともに、入国規制により観光客の売上が減少いたしました。海外拠点における新型コロナウイルス感染症による影響は現在も継続しており、業績へのマイナスリスクが長期化する可能性があります。」
海外店舗の顧客取り込みについて、全館・一部休業、営業時間短縮、入国規制による観光客売上減少が発生し、影響長期化の可能性を記載した。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「海外におきましては、シンガポール髙島屋が改装効果等により売上高を伸ばしましたが、IFRS第16号適用による会計方針の変更により、賃料収入が減少し減収増益となりました。8月に予定を変更して営業継続を決定した上海高島屋は、セールの売上効果もあり増収増益となりました。ホーチミン髙島屋は、季節催事が奏功し増収増益となりました。」
シンガポールでは改装、上海ではセール、ホーチミンでは季節催事が売上・利益改善に寄与したと記載している。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「海外におきましては、シンガポール髙島屋が、開業25周年記念の営業施策の奏功などにより増収となりました。上海高島屋は、現地経済の影響により売上の伸びは鈍化したものの増収は確保いたしました。ホーチミン髙島屋は、現地経済の成長に加え、開店1周年記念イベントなどが奏功し、増収となりました。」
シンガポールの25周年施策、上海の増収確保、ホーチミンの開店1周年記念イベントを通じた海外店舗の顧客取り込みと増収を記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「海外におきましては、シンガポール髙島屋が、開業25周年記念の営業施策と昨年後半から続く現地経済の回復などにより増収となりました。上海高島屋は、日系百貨店を前面に出した品揃えの特徴化施策や顧客の囲い込みなどにより、売上を伸ばしました。ホーチミン髙島屋は、現地経済が拡大する中、カード会員数の堅調な増加や会員向けプロモーション等が奏功し、増収となりました。」
シンガポールの周年施策、上海の日系百貨店としての特徴化、ホーチミンのカード会員・会員向け販促という既存の顧客取り込み施策を継続している。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「海外におきましては、シンガポール髙島屋が、開業25周年記念の営業施策と昨年後半から続く現地経済の回復などにより、増収となりました。上海高島屋は、日系百貨店を前面に出した特徴化施策と、現地ニーズに対応した品揃え強化などにより、順調に売上を伸ばしました。ホーチミン髙島屋は、現地経済が拡大を続ける中、カード会員数の伸長により増収となりました。」
シンガポールの25周年施策、上海の特徴化・品揃え強化、ホーチミンのカード会員数伸長を通じ、海外3店舗の増収または売上伸長を記載している。 - FY2018前進有価証券報告書
「「シンガポール髙島屋」が、自社カード会員及び海外ツーリスト対策の強化や、デジタルメディアを中心とした広告戦略を推進するとともに、販売管理費の削減に努め、増収増益となりました。」
シンガポール店で自社カード会員・海外ツーリスト対策に加え、デジタルメディア広告と販売管理費削減を進め、増収増益となった。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「海外におきましては、シンガポール髙島屋が8月以降は国内の景況感にも上向きの兆しがみられる中、自社カード顧客への販促策を強化するとともにツーリスト売上も順調に推移し、増収となりました。」
シンガポール髙島屋で8月以降、自社カード顧客向け販促とツーリスト施策を強化し、増収となった。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「また、上海高島屋は好調な個人消費を背景に売上を伸ばし、日本文化の紹介や日本商品を販売する特設売場「日本館」による店舗特徴化に加え、カード顧客政策の強化により会員数の増大と、顧客の囲い込みも進み増収となりました。昨年7月に開業したホーチミン髙島屋は、自社カードの会員獲得が順調に推移するとともに、お客様の声をベースとした営業強化策や、専門店と共同で開催した販促プロモーション等が奏功し、業績は順調に推移いたしました。」
上海店でカード顧客政策を強化し、ホーチミン店でも自社カード会員の獲得、顧客の声に基づく営業、専門店との共同販促を進めている。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「上海高島屋百貨有限公司は、お客様の定着と開店3周年祭など営業施策が好調に推移したこともあり来店客数が増加し現地通貨ベースでは増収となったものの、円高による為替影響により邦貨ベースでは減収となりました。」
上海店で顧客定着と開店3周年祭などの営業施策が進み、来店客数増加と現地通貨ベースの増収を記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「タカシマヤ・シンガポールLTD.が1階、及び2階のラグジュアリーブランド売場の改装等、お客様の声を生かした売場改装と、お得意様の増大に向けたハウスカード戦略、及び海外からのツーリストへの施策の強化に取り組みました。」
海外店舗での売場改装、ハウスカード、およびツーリスト施策の強化を継続している。一方、当期は外部環境の悪化により減収減益となった。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「シンガポール髙島屋がお客様の声を生かした売場の改装と、お客様の取り込みに向けたハウスカード戦略、及び海外からのツーリスト対策の強化に取り組み、増益となりました。」
海外店舗での売場改装、ハウスカード、ツーリスト対策を顧客取り込みの手段としている。