営業損失継続による継続企業の前提に関する重要事象
FY2019に初出。12回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2023。
ラオックスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。70社中30社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに16社。
- FY2023削除有価証券報告書本有価証券報告書では、従来記載されていた営業損失の連続計上による「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況」の記載が確認できない。2023年度は営業利益284百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,043百万円を計上している。
- FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは、2022年12月期までの数期間にわたり重要な損失の発生又は営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、当第3四半期連結会計期間末において現金及び預金10,101百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることに加え、当該重要事象を解消するための対応策を以下のとおり、実施しております。」
重要な損失または営業キャッシュ・フローのマイナスによる重要事象を継続して記載している。一方、現金及び預金10,101百万円と各事業の対応策を理由に、重要な不確実性は認められないとの判断を維持している。 - FY2023-Q1後退有価証券報告書
「当社グループは、2022年12月期までの数期間にわたり重要な損失の発生又は営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、当第1四半期連結会計期間末において現金及び預金9,944百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることに加え、当該重要事象を解消するための対応策を以下のとおり、実施しております。」
従来の「4期連続営業損失」という表現から、「数期間にわたる重要な損失または営業キャッシュ・フローのマイナス」という表現へ変わり、重要事象の示し方が一般化した。一方、現金保有と対応策により重要な不確実性は認められないとの判断は継続している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは4期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が 存在しております。しかしながら、当社グループは当第3四半期連結会計期間末において現金及び預金9,044百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることに加え、当該重要事象を解消するための対応策を以下のとおり、実施しております。」
4期連続の営業損失による重要事象を引き続き記載している一方、現金及び預金9,044百万円とリテール・海外・アセット・サービス等の対応策により、重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当社グループは4期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
営業損失の連続計上が3期から4期へ増加し、継続企業の前提に関する重要事象が深まった。一方、現金保有と対応策により重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは3期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が 存在しております。しかしながら、当社グループは当第3四半期連結会計期間末において現金及び預金10,965百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることに加え、当該重要事象を解消するための対応策を以下のとおり、実施しております。」
3期連続の営業損失による重要事象を引き続き記載しているが、現金及び預金10,965百万円と各種対応策を理由に、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループは3期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
営業損失が3期連続となる重要事象を引き続き記載している一方、現金及び預金の保有と対応策により重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループは3期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
営業損失の計上が2期連続から3期連続となり、継続企業の前提に関する重要事象が継続・深刻化した。一方、現金及び預金12,857百万円と対応策を理由に重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、営業損失、経常損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、2期連続で損失を計上いたしました。当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績の急激な落ち込み等により、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しております。」
前連結会計年度の2期連続損失に続き、第3四半期累計期間も営業損失・経常損失・親会社株主帰属四半期純損失を計上し、重要事象が継続している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、営業損失、経常損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、2期連続で損失を計上いたしました。当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績の急激な落ち込み等により、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しております。」
2期連続損失に続き、当第2四半期累計期間も営業損失2,813百万円、経常損失2,936百万円、親会社株主帰属四半期純損失13,987百万円を計上し、継続企業の前提に関する重要事象が続いている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、2020年1月は前年同期比を上回る業績で推移していたものの、2月以降の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績の急激な落ち込み等により、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しております。」
前年度の2期連続損失に続き、当第1四半期も営業損失1,565百万円等を計上した。継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社グループは継続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
営業損失3,103百万円、経常損失3,684百万円、親会社株主帰属当期純損失7,872百万円を計上し、継続企業の前提に関する重要事象を初めて独立して明示した。ただし、現金及び預金の保有と対応策を理由に重要な不確実性は認められないと判断している。