新型コロナウイルス感染症による事業・財務影響
FY2020に初出。16回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2025後退有価証券報告書
「また、取引国間での紛争の発生や、天候不順や自然災害の発生、世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症のような新種の疫病発生に伴い、政府による行動制限や社会的な混乱、心理的要因により、消費者の消費行動や購買内容に重大な変化が生じた場合、当社グループの業績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症による具体的な業績影響の記述から、自然災害・紛争・新種の疫病を含む一般的な偶発的リスクの記載へ移行している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「国内の店舗・テーマパークは、新型コロナウイルス感染症の分類移行に加え、様々な施策が奏功し、国内客および外国人観光客が大幅増となり、売上高を押し上げました。」
感染症の分類移行と社会経済活動の正常化により、国内客・外国人観光客が増加し、店舗・テーマパークの事業影響はさらに緩和した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の分類移行にともなう社会経済活動の正常化に加え、外国人観光客による消費が活発化し、国内景気は緩やかな回復基調が続きました。」
感染症の分類移行により社会経済活動の正常化が進み、国内客・外国人観光客の増加が店舗、テーマパーク、ライセンス事業の回復に寄与した。一方、物価上昇等による先行き不透明感は残っている。 - FY2024-Q1感染症影響の緩和と経済不透明感が併存有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行(5月)により経済活動の正常化が進みました。また、昨年秋の入国規制の緩和以降は外国人観光客による消費も活発化しております。一方で、欧州における紛争の長期化、世界的な資源価格の上昇や為替変動による物価上昇などにより、消費者の生活防衛意識が高まることが懸念されるなど、先行きが不透明な状況が継続しております。」
感染症の5類移行、入国規制緩和、通常営業再開により事業影響は緩和した一方、物価上昇や紛争などによる消費下振れ懸念は残っている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増した「第7波」に加え、11月以降も感染者数が増加傾向を示したものの、感染症対策を取りつつ社会経済活動の正常化が徐々に進められてまいりました。」
第7波や感染者数の増加が続く一方、感染症対策下で社会経済活動の正常化と店舗・テーマパークの通常営業が進んだ。 - FY2023-Q2通常営業の回復と第7波が併存有価証券報告書
「我が国経済は、夏休み期間を中心に新型コロナウイルス感染症「第7波」の到来もありましたが、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、各種政策の効果により緩やかに景気が持ち直しております。」
第7波が到来した一方、ウィズコロナへの移行と政策効果により景気は緩やかに持ち直した。国内実店舗・テーマパークでは通常営業が回復し、感染症影響と事業回復が併存している。 - FY2023-Q1回復と感染再拡大懸念が併存有価証券報告書
「国内外ともに新型コロナウイルス感染症の感染者数の減少に伴い、経済活動は徐々に回復基調となりました。」「一方、本年7月以降の国内感染者数の急増や欧州における紛争の長期化、そして金融資本市場の変動による景気の下振れリスクが懸念されるなど、引き続き先行きが不透明な状況が継続しております。」
経済活動・店舗・テーマパークの回復が進んだ一方、国内感染者数の再増加見込みなどにより、感染症リスクと先行き不透明感は残っている。 - FY2022業績回復も感染症影響と再拡大懸念が継続有価証券報告書
「今年に入り新型コロナウイルス感染症の変異株が急激に感染拡大した影響で入園者数が一時的に減少しましたが、通期では緊急事態宣言が全面解除された昨年10月以降に入園者数が大幅に回復したこと等により、売上が前期と比べ大きく伸長しました。」
変異株による一時的な入園者数減少と臨時休園等による251百万円の損失が残る一方、通期売上高は28.5%増、営業利益は黒字転換となり、回復と感染症リスクが併存した。 - FY2022-Q3業績回復と感染再拡大懸念が併存有価証券報告書
「しかしながら新種の変異型ウイルスによる感染が再拡大していることから、依然として先行きは不透明な状態が続いております。」
緊急事態宣言解除後に店舗・テーマパークの売上や入園者数は回復したが、変異型ウイルスの再拡大により感染症リスクと先行きの不透明さは継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社では、引き続きお客様及び従業員の健康を守り、感染症拡大の防止策を講じつつ、安心できる店舗や施設の運営を行っております。」
感染症対策と店舗・施設運営への影響は続いているが、前年同期比で売上高が39.4%増、営業利益が黒字化するなど業績面では回復した。 - FY2022-Q1感染症影響は継続も前年同期から業績回復有価証券報告書
「当社では、引き続きお客様及び従業員の健康を守り、感染症拡大の防止策を講じつつ、安心できる店舗や施設の運営を行っております。」
感染症対策と臨時休園等による損失251百万円は継続している。一方、売上高は前年同期比48.2%増、営業損失は前年同期の11億円から0.5億円へ縮小し、業績面では回復した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「これらの結果として、売上高は410億円(前期比25.7%減)、営業損失は32億円(前期は21億円の利益)」
感染症拡大による店舗・テーマパーク休業、入場制限、イベント中止、海外ロックダウン等が通期の売上高25.7%減、営業損失32億円として現れた。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「国内の経済活動が徐々に再開され、政府による各種施策効果もあり緩やかな回復の兆しがみられたものの、冬場になり欧米に続き日本でも感染症再拡大が起きており、先行きを見通せない状況が続いております。」
経済活動再開による回復の兆しがある一方、冬場の感染症再拡大により先行き不透明な状況が継続した。第3四半期累計では売上高が前年同期比30.1%減、営業損失25億円となり、臨時休業・休園等による損失14億円も計上した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「これらの結果として、売上高は、170億円(前年同期比38.3%減)、営業損失は26億円(前年同期は13億円の利益)でした。」
新型コロナウイルス感染症による店舗・テーマパーク休業、入場制限、イベント中止、海外事業低迷が、売上高38.3%減、営業損失26億円、臨時休業・休園損失14億円として第2四半期累計の業績に現れた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「これらの結果として、売上高は72億円(前年同期比45.5%減)、営業損失は11億円(前年同期は6億円の利益)」
新型コロナウイルス感染症に伴う店舗休業、テーマパーク休園、イベント中止、海外ロックダウン等の影響が、売上高45.5%減と営業損失11億円として第1四半期の業績に現れた。さらに、臨時休業・休園に伴う損失12億40百万円を特別損失に計上した。 - FY2020初出有価証券報告書
「また、取引国間での紛争の発生や、天候不順や自然災害の発生、世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症のような新種の疫病発生に伴い、政府による行動制限や社会的な混乱、心理的要因により、消費者の消費行動や購買内容に重大な変化が生じた場合、当社グループの業績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症について、政府による行動制限、社会的混乱、消費行動の変化、店舗・物流・サプライチェーンへの影響、固定資産減損の可能性を含む独立した偶発的リスクとして初めて明示した。期中には臨時休園等による損失562百万円も計上しており、リスクは実際の業績・財務影響として現れている。