原材料価格高騰とサプライチェーン混乱による仕入・輸送コスト上昇
FY2022-Q3に初出。8回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026-H1。
三栄コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中62社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに30社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「外需においても、米国の関税政策の影響が顕在化してきたことや中国経済の減速等から輸出が減少しており、景気は総じて一進一退の状況が継続しました。」
サプライチェーン・原材料・輸送コスト等に加えて懸念されていた関税率の変動について、米国の関税政策の影響が顕在化し、輸出減少として実際の経済影響が記載された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「様々な生活用品を扱う事業をグローバルに行っており、原材料の調達から販売網の構築までのサプライチェーンは当社グループのビジネスの基盤ですが、外部環境の変化による原材料や輸送コストの高騰、関税率の変動など様々な要因により当社のビジネスに影響が出る可能性があります。」
従来の原材料価格・物流コスト上昇に加え、関税率の変動がサプライチェーン上のリスクとして明示された。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「一方、長期化するウクライナ情勢、原材料・資源価格の上昇、円安地合いの継続や、これらに端を発した物価上昇など、わが国を取巻く内外環境には、依然として、様々なリスク要因が残っており、先行き不透明な状況が継続しています。」
原材料・資源価格上昇と円安地合いが継続し、物価上昇も加わった外部環境上のリスクが引き続き記載されている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「セグメント利益については、原材料価格や物流コスト上昇に加えて円安の影響もあり、前年同期比4千万円減少の5億5千3百万円となりました。」
原材料価格・物流コストの上昇に円安の影響も加わり、家具・家庭用品事業のセグメント利益を押し下げる状況が続いている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「利益面については、売上高は増加したものの、原材料・資源価格の高騰や物流コストの上昇などにより利益率が低下し」
原材料・資源価格の高騰と物流コスト上昇が継続し、売上高増加にもかかわらず利益率を押し下げる要因となっている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、ウクライナ情勢の長期化や中国での都市封鎖等の影響から、原材料・資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱は当四半期も続いており」
前年度から示されていた原材料・資源価格高騰とサプライチェーン混乱が当四半期も続き、セグメント利益や売上総利益の減少要因として実際の業績に影響している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「経済の再開が進んだことで需給が逼迫し原材料や資源価格が上昇したほか、コロナ禍による人手不足やコンテナ不足がサプライチェーンそのものに混乱をきたし物流コストも上昇するなど、世界的にもコロナ禍の影響を拭いきれない一年となりました。年度末にかけては、ロシアがウクライナに侵攻し、それに伴ってエネルギー価格の高騰に拍車がかかるなど、先行き不透明感が一段と高まりました。」
原材料・資源価格、人手不足、コンテナ不足、サプライチェーン混乱、物流コスト上昇が年度を通じて発生し、年度末にはウクライナ侵攻によるエネルギー価格高騰も加わった。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「利益面につきましては、世界的な原材料価格高騰やサプライチェーンの混乱による輸送費上昇等の影響により、OEM事業における仕入コストが上昇したことを主因に、売上総利益は前年同期比5億2千1百万円減少の62億円となりました。」
経営成績分析において、原材料価格高騰とサプライチェーン混乱が輸送費・仕入コスト上昇として実際に発生し、売上総利益が前年同期比5億21百万円減少した要因として記載された。なお、「事業等のリスク」欄では新たなリスクはなく、前事業年度のリスクに重要な変更はないと記載されている。