海外ブランドの販売代理店契約・取扱計画への依存
FY2017に初出。7回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
三栄コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。42社中8社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「当社連結子会社である㈱ベネクシーは2026年4月30日を効力発生日として、Orthofeetブランド事業を、当該ブランド保有企業であるOrthofeet Inc.が設立したオーソフィートジャパン㈱へ、事業譲渡を完了いたしました。」
海外ブランドの取扱・契約への依存について、Orthofeetブランド事業のブランド保有企業側への事業譲渡が実際に完了し、ベネクシー解散・清算の契機となった。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「契約解除損15,981千円は、当社子会社㈱ベネクシーでの一部海外ブランド契約解除に係る費用によるものです。」
海外ブランドの契約継続・取扱いに関するリスクについて、一部海外ブランド契約の解除と、それに伴う契約解除損の計上が実績として示された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、海外ブランド品は、受注や販売の見込みに基づき一定時期にまとめて海外メーカーに発注し、一定量を在庫として保有する必要がありますが、実際の受注や販売が見込みどおりとならないことがあるため、在庫として保有する棚卸資産が過剰在庫となる可能性があります。」
代理店契約の変更・継続懸念や新規ブランドの計画未達に加え、海外ブランド品の一括発注に伴う過剰在庫リスクが明示された。 - FY2019再掲有価証券報告書
「海外ブランドの取扱いにあたっては、正規の販売代理店契約の条件内容の変化や、同契約を継続することに懸念が生じた場合、あるいは、新規に取り扱うこととなったブランドが様々な理由から計画通り進まなかった場合は、当該ブランドの事業活動は元より、当社グループの経営成績に多大な影響を与える可能性があります。」
海外ブランドの代理店契約条件の変化・継続懸念、新規ブランドの計画未達リスクが継続している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「ドイツのテーブルウエアブランド「Villeroy & Boch(ビレロイ アンド ボッホ)」は昨年10月より当社傘下での販売を開始しておりますが、当第1四半期累計期間の売り上げが、昨年9月に販売代理権が他社に移行したキッチン用品ブランド「WMF(ヴェーエムエフ)」の売り上げをカバーするまでには至らず、販社である㈱エッセンコーポレーションが減収となりました。」
WMFの販売代理権が他社へ移行した事象と、その後のVilleroy & Bochの売上がWMF分を補うまでに至っていない状況が継続して記載されている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「ドイツの家庭用品ブランドである「WMF(ヴェーエムエフ)」等の販売代理店契約がブランドホルダーの意向で他社に移ったこと」
海外ブランドの販売代理店契約の継続・条件変更に関するリスクについて、WMF等の販売代理店契約が実際に他社へ移転した事象が記載された。併せてKiplingの並行輸入品流入も販売上の悪材料として記載されている。 - FY2017初出有価証券報告書
「海外ブランドの取扱いにあたっては、正規の販売代理店契約の条件内容の変化や、同契約を継続することに懸念が生じた場合、あるいは、新規に取り扱うこととなったブランドが様々な理由から計画通り進まなかった場合は、当該ブランドの事業活動は元より、当社グループの経営成績に多大な影響を与える可能性があります。」
海外ブランドの代理店契約条件の変化・継続懸念、新規ブランドが計画通り進まない場合の影響を記載している。