マーチャンダイジング精度向上とブランド改廃による既存事業の収益力向上
FY2016に初出。24回の記載のうち18回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2025-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。10社中1社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに7社。
- FY2025-H1前進有価証券報告書
「「イル ビゾンテ」においては、ブランド創業55周年記念コレクションや、スモールレザーグッズの販売が好調に推移したことにより、売上高が拡大いたしました。「マリメッコ」においては、デニムコレクションやバッグカテゴリーにおける新商品の販売が好調に推移したほか、ECサイトにおいて予約販売を実施する等、販促施策に取り組んだ結果、売上が堅調に推移いたしました。」
イル ビゾンテの55周年記念コレクションとスモールレザーグッズ、マリメッコのデニム・バッグ新商品およびEC予約販売という具体的な商品・販促施策を実施した。 - FY2024前進有価証券報告書
「「マリメッコ」においては、ウニッコ柄60周年記念商品を展開するポップアップイベントを開催したほか、ホームカテゴリー等の販売が伸長しました。「A.P.C.」においては、引き続きインバウンド需要が拡大したことに加え、11月後半より冬物衣料が売上を牽引したことなどにより好調に推移いたしました。「イル ビゾンテ」においては、折り財布やスマートフォンケース等の売上が牽引し、堅調に推移いたしました。」
ブランドごとに周年イベント、商品カテゴリー拡充、冬物衣料、折り財布・スマートフォンケース等の具体的な販売施策・実績を記載している。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「「マリメッコ」においては、ブランドを象徴するウニッコ柄誕生60周年にあたり、日本初のランウェイショーを開催するなど、ブランド価値向上に取り組むとともに、日本限定商品を発売したこともあり、店頭での販売が好調に推移いたしました。」
マリメッコのウニッコ柄誕生60周年を契機に、日本初のランウェイショーと日本限定商品の発売を実施し、ブランド価値向上と店頭販売の強化を進めた。 - FY2023前進有価証券報告書
「「日本」につきましては、直営店や百貨店の集客が回復傾向にある中、「スキャパ」においては、年間を通じてジャケットアイテムの販売が好調に推移したことや受注会の開催等、顧客との関係強化策が奏功し売上が好調に推移いたしました。主力ブランドの「マリメッコ」では、バッグカテゴリーの販売が好調に推移したことやインバウンド需要を取り込む等、プロパー販売強化により売上が堅調に推移いたしました。「A.P.C.」では、5年振りとなる音楽イベントや顧客向けのワークショップを開催しブランドプレゼンス向上に注力いたしました。「イル ビゾンテ」では、インスタグラムやLINEの公式アカウントを開設しSNSでの発信を強化するとともに、「GREGORY」等とのコラボレーション商品の発売によるブランド価値向上施策を実施するなど、新規顧客の獲得に取り組んでまいりました。」
受注会、プロパー販売強化、音楽イベント、ワークショップ、SNS公式アカウント、コラボレーション商品など、ブランド別の販売・価値向上施策を具体化した。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「「日本」につきましては、百貨店や直営店の集客が回復したことにより主力ブランドである「マリメッコ」が堅調に推移したことに加え、「A.P.C.」では、インバウンド消費の復調もあり売上高が増加いたしました。また、「スキャパ」や「キース」において、外出機会の増加に伴いワンピースや羽織ジャケットなどの販売が順調に推移いたしました。EC事業では、自社ECサイトでの購入商品の店舗受取りサービス拡大やギフト商品及びラッピングサービスの充実、SNSによる発信を強化するなど、引き続きお客さまの利便性向上に取り組んでまいりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は119億9千4百万円(前年同期比1.3%増)、また不採算店舗の閉鎖を推し進めたことなどにより、営業利益は9億5千7百万円(前年同期比2.4%増)となりました。」
主力ブランドの商品販売、ECサービス拡充、SNS強化、不採算店舗閉鎖を進め、日本事業は増収増益となった。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「「日本」につきましては、百貨店や直営店の集客が回復したことに加え、気温上昇に伴い外出機会が増加し、「キース」や「スキャパ」において、春物商品やオケージョンアイテムの販売が順調に推移いたしました。主力ブランドである「A.P.C.」では、インバウンド消費の復調もあり好調に推移いたしました。EC事業では、「A.P.C.」や「マリメッコ」において自社ECサイトでの購入商品の店舗受取りサービスを拡大し、「イル ビゾンテ」においてSNSを強化するなど、引き続きお客さまの利便性向上に取り組んでまいりました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は66億3千万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は不採算店舗の閉鎖を推し進めたことなどにより、7億5千3百万円(前年同期比27.4%増)となりました。」
主力ブランドの商品販売・EC施策に加え、不採算店舗の閉鎖を進め、日本事業の営業利益は前年同期比27.4%増となった。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「「日本」につきましては、ライフスタイルを提案する主力ブランドである「マリメッコ」が堅調に推移し、また、百貨店を主販路とするアパレルブランドの「キース」や「スキャパ」においても、お客様の外出機会が増加したことに伴い、盛夏商品や秋物商品の販売が順調に推移しました。」
主力ブランドの販売拡大と不採算ブランド廃止による効率化を進め、日本事業の営業利益は前年同期の193百万円から1,214百万円へ増加した。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「また、不採算ブランドの廃止などによる効率化を推し進めた結果、営業利益は9億3千4百万円(前年同四半期は3億2千7百万円の営業利益)となりました。」
不採算ブランドの廃止による効率化を進め、日本事業の営業利益は327百万円から934百万円へ増加した。 - FY2021前進有価証券報告書
「EC事業のさらなる強化や重点ブランドの新規出店を推し進めるなど売上高の増加に努めるとともに、不採算ブランドの廃止や不採算店舗の閉鎖、仕入の抑制や経費の削減など、徹底した効率経営を推し進めてまいりました。」
重点ブランドの出店、不採算ブランド・店舗の整理、仕入・経費抑制を組み合わせた既存事業の収益力向上策を通期で実施し、日本・韓国の営業利益増加につなげた。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「店舗において時短営業や臨時休業等により厳しい環境が続きましたが、主力ブランドの「イル ビゾンテ」の新規出店に加え、「マリメッコ」や「A.P.C.」でのコラボレーション商品の販売など、効果的な販促活動を実施したことにより、売上高は堅調に推移しました。」
既存事業の収益力向上策として、イル ビゾンテの新規出店、マリメッコ・A.P.C.のコラボレーション商品販売を実施し、日本事業は増収となった。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「EC事業のさらなる強化や重点ブランドの新規出店を推し進めるなど売上高の増加に努めるとともに、不採算ブランドの廃止や不採算店舗の撤退、仕入の抑制や経費の削減など、徹底した効率経営を推し進めてまいりました。」
重点ブランドの出店と不採算ブランド・店舗の整理、仕入・経費抑制を具体的に進め、全社の営業利益黒字化と増収につながった。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「またコロナ禍においても、好調なブランドの新規出店を推し進め売上高の増加に努めてまいりました。一方、不採算ブランドの廃止や不採算店舗の撤退、仕入の抑制や経費の削減などの施策にも取り組み、徹底した効率経営を推し進めてまいりました。」
既存事業の収益力向上策として、好調ブランドの出店に加え、不採算ブランドの廃止、不採算店舗の撤退、仕入・経費の抑制を新たに具体化した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「景気の変動に左右されないブランド価値を確立し、さらなる売上の拡大を図ってまいります。一方、厳しい経営環境においても持続的に利益を創出できる収益性のあるブランド事業に経営資源を効果的に投資してまいります。」
ブランド価値の確立と収益性のあるブランド事業への投資を通じた既存事業の収益力向上を継続している。 - FY2019前進有価証券報告書
「「日本」の売上高は、第3四半期連結会計期間末において株式会社デンハム・ジャパンを連結の範囲から除外した影響もあり、252億2千8百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は、売上総利益率の改善や運営経費の効率化などにより、10億7千3百万円(前年同期比3.0%増)となりました。」
日本事業は減収ながら、売上総利益率の改善と運営経費の効率化により営業利益が前年同期比3.0%増となった。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「また、「マリメッコ」において、若者向けの新ライン「マリメッコ キオスキ」を世界に先駆けて8月より日本で発売するなど売上拡大策に取り組みました。」
マリメッコで若者向け新ラインを導入し、商品ラインの拡充によるブランド・既存事業の収益力向上策を進めた。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「「日本」につきましては、中核事業会社の株式会社ルックが展開するインポートブランド「イルビゾンテ」が、好調に推移したのに加え、商品企画の見直しを行ったライセンスブランド「スキャパ」の春夏商品で回復基調が見られました。「A.P.C.」を展開するA.P.C.Japan株式会社においては、品揃えを強化したバッグやブランドロゴをあしらったTシャツの売上が伸長したほか、本年5月にスマートフォンアプリを導入し、オンラインと店舗の連携を強化するなど更なる売上拡大策に取り組んでまいりました。」
イルビゾンテの好調、スキャパの商品企画見直しによる回復基調、A.P.C.のバッグ・Tシャツ強化およびアプリ導入を記載している。 - FY2018前進有価証券報告書
「「A.P.C.」を展開するA.P.C.Japan株式会社においては、2018年3月に開業した東京ミッドタウン日比谷への新規出店に加え、バッグや財布、シューズなど品揃えを強化した雑貨の売上が好調に推移した結果、売上が伸長いたしました。」
A.P.C.でバッグ、財布、シューズ等の雑貨を強化し、売上伸長につながった。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「また、「A.P.C.」を展開するA.P.C.Japan株式会社において、本年新規出店した東京ミッドタウン日比谷店の売上が堅調に推移したことに加え、バッグや財布、シューズなどの雑貨を強化したメンズの売上が大きく伸長した結果、売上が順調に推移いたしました。」
A.P.C.でバッグ、財布、シューズ等の雑貨を強化したメンズ商品の売上が大きく伸長し、商品運営面の具体的な前進を記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「既存事業では、堅調に推移しているインポートブランドの出店政策を推し進め、Eコマース事業では、「ルックメンバーシップ」の対象ブランドや対象店舗の拡大に取り組むなど、成長分野に対して経営資源を効果的に投資してまいりました。」
インポートブランドの出店政策、Eコマースの対象ブランド・店舗拡大および成長分野への投資を既存事業の収益力向上策として継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「「キース」や「イル ビゾンテ」、「マリメッコ」をはじめとした主要ブランドが堅調に推移し、既存事業の売上は前年同期を上回りました。」
主要ブランドの販売状況が堅調で、既存事業の売上が前年同期を上回ったと記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「既存事業では、インポート主力ブランドの出店政策の推進やオリジナルブランドのマーチャンダイジングの精度向上に注力してまいりました。」
主力ブランドの出店とオリジナルブランドのMD精度向上を既存事業の施策として継続している。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「また、8~9月においては晩夏商材や一部冬物商材の販売が順調に推移した結果、正価販売比率が向上し、売上利益率が前年同期に対して改善いたしました。更には、昨年からの事業の選択と集中の効果により減収ながらも大幅な増益となりました。」
晩夏・冬物商材の販売を通じて正価販売比率と売上利益率が前年同期より改善し、事業の選択と集中の効果による減収下での大幅増益も記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「「日本」につきましては、当社において、オリジナルブランド「キース」の企画精度の向上や商品運営の見直しに引き続き取り組んだほか、インポート主力ブランドの「マリメッコ」「イル ビゾンテ」の日本向け商品の開発や品揃えの強化に取り組み、更には新規出店を推し進めた結果、既存事業の売上は前年同期を上回るなど順調に推移いたしました。」
オリジナルブランドの企画精度向上・商品運営見直しと、インポートブランドの商品開発・品揃え強化を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「既存事業につきましては、オリジナルブランドにおいて、マーチャンダイジングの精度向上を図ったほかブランドの改廃を実行し、インポート主力ブランドにおいては、投資集中により新規出店を推し進めるなど、収益力向上に向けた事業の選択と集中を実行してまいりました。」
オリジナルブランドのMD精度向上とブランド改廃を、既存事業の収益力向上の具体策として初めて明示している。