独占販売契約・ライセンス契約の継続不能リスク
FY2016に初出。15回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
ルックホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。42社中8社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「アイディールック社とSMCP Holding SAS(フランス)との間で締結しておりました「MAJE」、「SANDRO」などの商品の韓国内における独占販売契約について、2026年2月28日の契約期間満了をもって終了することを決議するとともに、同日をもってアイディールック社のSMCPブランド資産をサムスン物産株式会社へ譲渡する資産譲渡契約を締結し、当中間連結会計期間末までに棚卸資産及び店舗資産などの譲渡を完了致しました。」
独占販売契約の継続不能リスクが、2026年2月28日の契約満了による終了とSMCPブランド資産の譲渡完了として実際に発生した。事業譲渡損103百万円を計上した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「当社は、2025年8月1日開催の取締役会において、当社連結子会社である株式会社アイディールック(韓国)とSMCP HoldingSAS(フランス)との間で締結しております「MAJE」「SANDRO」などの商品の韓国内における独占販売契約について、2026年2月28日の契約期間満了をもって終了することを決議いたしました。」
従来リスクとしていた独占販売契約の継続不能が、「MAJE」「SANDRO」等の韓国内独占販売契約を2026年2月28日の満了をもって終了する決議として具体化した。2026年12月期への影響は精査中とされている。 - FY2024対処有価証券報告書
「A.P.C.Japan㈱の「A.P.C.」商標を使用した商品の日本における輸入、販売並びに商標の使用(ライセンス生産含む)の独占権 2020年1月1日から2024年12月31日まで 及び 2025年1月1日から2029年12月31日まで」
A.P.C.の日本における独占権について、2025年から2029年までの契約期間を開示し、契約継続の具体的な状態を示した。 - FY2023対処有価証券報告書
「「marimekko」の商標を使用した商品の日本における販売の独占権、及び「marimekko」の商標を使用したショップの出店の独占権 2021年1月1日から2023年12月31日まで 及び 2024年1月1日から2026年12月31日まで」
マリメッコの日本販売・ショップ出店独占権について、2024年から2026年までの契約期間が開示され、契約継続の具体的な状態が示された。 - FY2021対処有価証券報告書
「「marimekko」の商標を使用した商品の日本における販売の独占権、及び「marimekko」の商標を使用したショップの出店の独占権 2021年1月1日から2023年12月31日まで」
マリメッコの日本販売・ショップ出店独占権について2023年末までの契約期間を開示し、複数ブランド展開による契約継続不能リスクの低減を具体化している。 - FY2020対処有価証券報告書
「A.P.C.Japan㈱の「A.P.C.」商標を使用した商品の日本における輸入、販売並びに商標の使用(ライセンス生産含む)の独占権 2020年1月1日から2024年12月31日まで」
A.P.C.の日本における独占権について2024年末までの契約期間が示され、契約継続不能リスクへの具体的な対応が続いている。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「「MAJE」「SANDRO」等の商標を使用した商品の韓国における輸入、販売並びに商標使用(ライセンス生産含む)の独占権 2021年3月1日から2025年秋冬シーズン終了時(2026年2月)まで」
アイディールックがSMCP Holding SASと、MAJE・SANDRO等について2021年3月から2026年2月までの韓国での輸入・販売・ライセンス生産の独占権契約を締結した。契約継続不能リスクに対し、具体的な契約期間が示されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループでは、オリジナルブランドのほか、独占販売契約またはライセンス契約に基づくブランドを展開しております。独占販売契約またはライセンス契約については、不測の事態により契約が継続できない状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼすと考えられます。」
独占販売契約・ライセンス契約の継続不能リスクを継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループでは、オリジナルブランドのほか、独占販売契約またはライセンス契約に基づくブランドを展開しております。独占販売契約またはライセンス契約については、不測の事態により契約が継続できない状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼすと考えられます。」
独占販売契約・ライセンス契約の継続不能リスクを継続して記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「独占販売契約またはライセンス契約については、不測の事態により契約が継続できない状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼすと考えられます。」
独占販売契約・ライセンス契約の継続不能リスクを引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「独占販売契約またはライセンス契約については、不測の事態により契約が継続できない状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼすと考えられます。」
トリー バーチの契約終了事例に加え、独占販売契約・ライセンス契約全般の継続不能をリスクとして整理している。