新製品の発売遅延・市場支持獲得リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載は2026-08-06。
セーラー万年筆がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。7社中3社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-06顕在化業績予想の修正
「欧州での新製品投入の遅れや中国での景気低迷の影響があったものの」
新製品の市場投入遅延が海外市場の業績要因として改めて実績化している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「店頭への配荷について一定の成果が見られましたが、広く市場に浸透するまでには至らず、当初予算には届かない結果となりました。」
新製品の市場支持・浸透が売上に直結するリスクについて、TUZUの店頭配荷には一定の成果があったものの、広い市場浸透と当初予算の達成に至らなかったという事象が発生した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「また、当初予定していた新製品の市場導入の遅延や海外の一部地域における在庫調整の影響もあり、売上高34億2千万円(前期比12.0%減)となりました。」
新製品の市場導入遅延が実際の売上減少要因として記載されており、新製品の発売時期に関するリスクが顕在化している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「このような状況の下、新製品が市場から支持を獲得できるか否かが売上に直結します。市場ニーズは多様化しており、また、製品のサイクルが年々短くなってきております。このような中で新製品の投入時期や競合品の販売状況等が将来の成長と収益に影響を及ぼす可能性があります。」
新製品の市場支持、製品サイクル短縮、投入時期、競合品の販売状況が成長・収益に影響するリスクを再確認している。 - FY2020-Q1実績引用有価証券報告書
「昨年末に発売した「花いろづき」ボールペンや米国の雑誌で「最も書き心地の良い万年筆」として受賞した「プロフェッショナルギアオーシャン」万年筆などの販売が好調に推移しておりました」
新製品・受賞製品の販売好調という市場支持の実績を記載している一方、2月以降は新型コロナウイルス感染症の影響を受けたとしている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「このような状況の下、新製品が市場から支持を獲得できるか否かが売上に直結します。市場ニーズは多様化しており、また、製品のサイクルが年々短くなってきております。」
新製品の市場支持、投入時期、競合品の販売状況が成長・収益に影響するリスクを再掲している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「文具事業におきましては、好調な万年筆及び万年筆インクの増産に取り組んでおり、この万年筆及び万年筆インクの売上を伸ばしていくとともに、当社の強みである中高価格帯のボールペンを中心に店頭シェア拡大に取り組み、売上増を目指してまいります。」
市場ニーズの多様化、製品サイクル短期化、新製品をタイムリーに投入できるかが成長・収益に影響するリスクを引き続き記載している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「文具事業においては、新製品の発売遅れなどが影響し、売上高が減少したものの、セグメント利益は確保しました。」
新製品の発売遅れが当期の文具事業の売上高減少に影響したと記載している。また、新製品が市場から支持を獲得できるか、タイムリーに市場投入できるかが成長・収益に影響するリスクとして明示している。