原材料等の調達価格・供給の不安定化
FY2016に初出。19回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
セーラー万年筆がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。109社中64社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに50社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「利益につきましては、前年度から引き続いている金地金を中心とした原材料費の高騰の影響を受けながらも、当年2月に実施した製品の価格改定や、非金素材(スチール等)ペン先製品の拡販により利益率が改善され」
金地金を中心とする原材料費高騰の影響は継続しているが、価格改定や非金素材製品の拡販により利益率を改善する対応を続けている。 - FY2025対処有価証券報告書
「リスクへの対応として、原材料の複数社購買、代替品対応、生産の効率化による原価低減等の施策を実施し、リスク低減に取り組んでおります。」
原材料価格・供給リスクが継続する一方、複数社購買、代替品対応、生産効率化による原価低減を対応策として明記している。 - 2026-03-05悪化株主総会
「金地金を中心とした原材料価格の著しい高騰という厳しい環境下」
金地金を中心とする原材料価格の著しい高騰が継続している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「利益面では、製造の効率化による積極的なコストダウン、2月に実施した製品価格改定効果やプロダクトミックス等で改善傾向にはありましたが、その後の売上減少に伴う固定費率の上昇、依然として続く金地金を中心とした原材料費の著しい高騰による製造原価の上昇を補いきれず」
金地金を中心とする原材料費の著しい高騰が継続し、製造原価上昇を通じてコストダウンや価格改定の効果を補いきれなかったと記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「現在の原油価格や金地金価格、物流費の高騰が更に長期化する場合は、当社グループの総利益や営業利益に影響を与える可能性があります。」
金地金を中心とした原材料価格高騰に加え、原油価格・物流費の高騰長期化を明示している。文具事業では原材料価格、労務費・製造経費の高騰が売上原価上昇とセグメント損失に影響した。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「利益面では、売上減少に伴う固定費率の上昇、金地金を中心とした原材料費高騰が影響したことにより製造原価が上昇し、セグメント損失1億5千6百万円(前年同期セグメント損失7千5百万円)となりました。」
金地金を中心とした原材料費高騰が製造原価上昇を通じて文具事業の損失拡大に影響した。また、ロボット機器事業でも材料・部品価格の上昇が損失要因として記載されている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「利益面では、万年筆製品を中心とした好採算性製品群の販売の停滞と、原材料である金価格高騰の影響が大きく、セグメント損失7千万円(前年同期セグメント損失1千3百万円)となりました。」
金価格高騰が文具事業の製造原価・利益面に引き続き大きく影響していると記載している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「金地金を中心とした原材料価格の高騰に加えて、売上減少に伴う製造原価上昇と新工場稼働後の減価償却費の増加が影響したことで、セグメント損失1億6千2百万円(前期セグメント損失3千8百万円)となりました。」
金地金を中心とする原材料価格高騰が継続し、売上減少に伴う製造原価上昇と新工場の減価償却費増加も文具事業の損失拡大に影響した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「金地金を中心とした原材料費高騰が継続しており」
金地金を中心とする原材料費高騰が引き続き発生し、文具事業の利益面に影響していると記載している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、ウクライナ情勢の長期化、資源価格や原材料価格の高騰による物価上昇等のリスクは依然として高く、先行き不透明な状況が続いています。」
資源価格・原材料価格の高騰が引き続き高いリスクとして記載され、原材料調達価格をめぐる不透明感が継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「一方でウクライナ情勢等の地政学リスク、欧米・中国の景気減速リスク、原材料やエネルギー価格の高騰、為替相場の不安定な動きなど、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いております。」
原材料・エネルギー価格の高騰が引き続き先行き不透明要因として記載されている。事業等のリスク自体については重要な変更なしとされている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「利益面では、金価格の上昇など材料費の増加による製造原価の上昇があったものの、セグメント利益7千4百万円(前年同期セグメント損失2千3百万円)となりました。」
金価格の上昇などによる材料費増加・製造原価上昇が引き続き発生していると記載している。一方、文具事業はセグメント利益を確保した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「ウクライナ情勢、中国のロックダウンなどの影響による部品・原材料不足、エネルギー、食糧の価格高騰など、先行きに対する期待と不安が交錯する状況で推移しました。」
原材料価格上昇に加え、部品・原材料不足が発生していると記載し、調達価格・供給の不安定化がより具体的に示されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面では、金をはじめとした原材料値上がりの影響などあったものの、セグメント利益1千6百万円(前年同期セグメント損失4千2百万円)となりました。」
金をはじめとした原材料価格の上昇が当第1四半期の文具事業の利益面に影響したと記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「新型コロナや各国の金融政策の影響などによる原材料価格上昇や不足が発生し」
原材料価格の上昇や不足が実際に発生したと記載しており、原材料調達リスクが顕在化している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面では、金価格の上昇など材料費の増加や工場建設準備に係る費用4千8百万円の計上などが影響し、セグメント損失2千3百万円(前年同期セグメント損失1億4千3百万円)となりました。」
金価格の上昇などによる材料費増加が実際に文具事業の利益面へ影響したと記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「これらの原材料が予期せぬ経済的あるいは政治的事情により、予定していた単価で安定的に調達できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。」
樹脂材・金属材等の価格・供給不安定化リスクを再掲している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「これらの原材料が予期せぬ経済的あるいは政治的事情により、予定していた単価で安定的に調達できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。」
樹脂材・金属材などの原材料について、経済的・政治的事情による価格・供給不安定化のリスクを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「これらの原材料が予期せぬ経済的あるいは政治的事情により、予定していた単価で安定的に調達できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。」
樹脂材・金属材などの原材料について、経済的・政治的事情による価格・供給の不安定化をリスクとして記載している。