バングラデシュ工場の人手不足・設備不具合と出荷遅延
FY2017-Q3に初出。15回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載は2026-05-13。
マミヤ・オーピーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。8社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- 2026-05-13悪化業績予想の修正
「スポーツ事業につきましては、為替や原材料・素材価格の変動、生産拠点であるバングラデシュでのコスト上昇、さらには流動的な国際政治情勢などの様々な不安定要素を踏まえ」
バングラデシュのコスト上昇、為替・原材料価格変動、国際政治情勢をスポーツ事業の不安定要素として明示した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「その結果、米国における景気の減速やアフターコロナにおける消費者の消費行動の多様化の影響、原材料費の高騰及び依然として続く輸送費の高騰の影響もあり、売上、利益ともに軟調に推移いたしました。」
米国景気減速、消費行動の多様化、原材料費・輸送費の高騰により、海外カーボンシャフト事業の売上・利益が軟調に推移している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、技能の高い熟練労働者の定着が進まないことに加え、利益率の低い商品の販売が拡大したこと、依然として続く輸送費の高騰の影響もあり、一定の売上こそ維持したものの、利益に関しては低調に推移いたしました。」
熟練労働者の定着不十分、低利益率商品の販売拡大、輸送費高騰が利益を圧迫する要因として新たに具体化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「他方、生産拠点であるバングラデシュ工場では、8月以降に生産体制を正常化し増産に転じましたが、運輸業界が新型コロナウイルス感染症拡大により、海運では作業員等の不足、荷捌き遅れやコンテナ不足が発生する等、空輸では国際線旅客便の減便・運休により貨物スペースが縮小したこと等により混乱が生じた影響で運送費が高騰する等の逆風に見舞われました。」
工場は8月以降に正常化・増産へ転じた一方、海運・空輸の混乱、コンテナ不足、貨物スペース縮小、運送費高騰が新たな供給・コスト圧力として発生している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「2020年3月から5月にかけて稼働を停止していたバングラデシュ工場が再開し、製造キャパシティが回復したことによりシャフト出荷数が大幅に伸び、売上・利益ともに好調に推移しました。」
新型コロナウイルス感染症によるバングラデシュ工場の停止後、操業再開と製造キャパシティ回復により、出荷・売上・利益面に改善が示された。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「また、海外におけるカーボンシャフト事業は、「Recoil(リコイル)」シリーズシャフトに対する市場での評価が引き続き高く推移しました。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により2020年3月から5月にかけてバングラデシュ工場の稼働が停止したことで大幅な受注のキャンセルや出荷の停止が生じ」
バングラデシュ工場の操業停止に伴う大量の受注キャンセル・出荷停止を通期で確認している。操業再開や人員雇用も記載されているが、影響が解消したとは記載されていない。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界規模での流行により、2020年3月中旬よりバングラデシュ工場の稼働が停止し、受注のキャンセルや出荷の停止が生じました。2020年8月現在では、工場の操業を一部再開しておりますが、今後に向けて大きな不安を残す状況となっております。」
バングラデシュ工場の稼働停止、受注キャンセル、出荷停止が実際に発生し、8月時点では一部再開にとどまる状況を記載している。 - FY2019対処有価証券報告書
「過去工場監査に合格し受注増となったOEM先顧客からの要請に応じた改善を実施したこと及び品質管理体制の強化、安全に配慮した製品開発や、従業員が働きやすい職場環境づくりなど、安心・安全な労働環境づくりの促進に積極的に取り組んできた結果、再度の工場監査合格を勝ち取り、来期以降の継続受注を確保するに至りました。」
工場監査合格後の出荷・利益面の懸念に対し、改善、品質管理強化、設備・労働環境整備を行い、再監査合格と継続受注確保に至った。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「引き続きOEM供給先顧客の工場監査の合格を受けた出荷が堅調に推移し、また原材料費を安く抑える等のコスト削減の徹底に粘り強く取り組んで参りましたものの、例年受注が集中する下期を前にして、シャフトOEM供給案件が低調に推移したことで、利益面において厳しい状況が続いております。」
監査合格後のOEM出荷は堅調でコスト削減も継続している一方、シャフトOEM案件の低調により利益面の厳しさは残っている。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「新規OEM供給先顧客の工場監査の合格を受けた出荷についても、品質・納期・顧客対応が引き続き高く評価され、また老朽化が進んでいる工場内における照明設備の更新等設備投資を着実に進めました。」
新規OEM出荷が品質・納期・顧客対応面で評価され、老朽化設備への更新投資も進んだため、出荷遅延・設備面の従来の懸念への対処が継続している。 - FY2018対処有価証券報告書
「新規大手OEM先顧客の工場監査の合格を受けた出荷については、その品質・納期・対応が顧客先において高く評価され、好調に受注増となったことにより売上に回復の兆しが見られました。」
監査合格後の出荷が本格化し、品質・納期・対応の評価と受注増により、従来の出荷遅延・利益圧迫から改善が示されている。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「新規OEM先顧客の工場監査の合格を受けた出荷については、引き続き好調を維持し、また原材料費を抑えること等による徹底したコスト削減の効果もあり、一定の利益を生み出すことが出来ました。」
従来持ち越しとなっていた新規OEM出荷が好調を維持し、コスト削減効果もあって一定の利益を確保しており、出荷遅延・利益圧迫の状況に改善が示されている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「前連結会計年度より繰り越しとなっていた新規OEM先顧客の工場監査の合格を受けた出荷が本格的に開始され、売上げは持ち直しつつあるものの、製造環境の向上のための工場設備改修にかかる費用の増大等の影響により、利益面においては厳しい状況が続いております。」
新規OEM先への出荷は本格開始に至ったが、工場設備改修費用の増大等により利益確保の厳しさが続いている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「新規OEM先顧客に対する出荷が平成30年3月期に持ち越しとなったことや、現地政府の政策による工場人件費の上昇、工場建屋及び生産設備の不具合の改修費用増大等の影響により、依然として利益確保が厳しい状況が続いております。」
新規OEM出荷の持越し、人件費上昇、設備不具合・改修費増大が利益確保を難しくしている状況を通期でも確認している。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「しかし、昨年バングラデシュ工場が新規OEM先顧客の監査に合格したことを受けた出荷が来期に持ち越しとなり、これに工場における人手不足や設備の不具合、市場における価格競争の激化等もあいまって、利益確保が難しい状況が続いております。」
新規OEM先顧客の監査合格後の出荷が翌期に延期され、人手不足、設備不具合、価格競争激化が利益確保を難しくしていると記載している。