チャイルドシートの国内市場停滞・価格競争による採算性低下
FY2016に初出。14回の記載のうち6回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2021-Q2。
ナカバヤシがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。84社中38社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに33社。
- FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「チャイルドシートは市場の低迷を受け、販売が大幅に減少しました。」
市場低迷によるチャイルドシート販売の減少が、前四半期までの低迷・減少から「大幅に減少」として記載された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「国内では少子化が続いており、ノートなどのステーショナリー関連製品やチャイルドシートなどにおいて当社グループ連結業績にさらに影響を及ぼす可能性があります。」
少子化をノート等のステーショナリー製品やチャイルドシートの需要に影響する要因として記載した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「しかし、店頭市場の低迷によりアルバム、ステーショナリー関連商品、チャイルドシートなどの売上高は減少いたしました。」
店頭市場の低迷がチャイルドシートを含む消費者向け商品の売上減少として通期で表れた。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「なおチャイルドシートの販売は低迷いたしました。」
チャイルドシートの販売低迷が続いているとの説明を継続した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「また、チャイルドシートの売上高は市場の冷え込みもあり減少いたしました。」
市場の冷え込みによるチャイルドシート売上高減少が、前四半期に続いて実際の業績として記載された。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、チャイルドシートの売上高は市場の冷え込みもあり減少いたしました。」
チャイルドシートの国内市場停滞に相当する市場の冷え込みが、売上高減少として実際に表れた。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「チャイルドシートは新規販路での販売が確立し軌道に乗ってきましたが、既存の量販店向けの販売が減少したため、売上高は減少いたしました。一方、採算面は経費削減等の効果により改善いたしました。」
既存量販店向け販売の減少はあるものの、新規販路の確立と経費削減等により採算面が改善した。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「一方、採算面は自社製品の売上高比率の上昇によりコストダウンが図られ改善いたしました。」
自社製品の売上高比率上昇によるコストダウンにより、チャイルドシートの採算面が改善した。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「また自社製品の売上高比率の上昇により製造部門の安定化とコストダウンが図られ採算面は改善いたしました。」
チャイルドシートでは自社製品比率の上昇による製造安定化・コストダウンにより、採算面が改善したと記載した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「自社製品の売上高比率が高まったことにより製造部門の安定化とコストダウンが図られ、加えて新製品開発に伴う設備投資の償却負担も減少したことから、採算性は大幅に改善いたしました。」
国内市場の停滞・価格競争等の背景は残るが、自社製品比率上昇、コストダウン、償却負担減少による採算性改善を再確認している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「また新製品開発に伴う設備投資の償却負担も減少したこともあり、採算性は大幅に改善いたしました。」
設備投資に伴う償却負担の減少などにより、チャイルドシートの採算性が大幅に改善した。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「チャイルドシートは新製品開発に伴う設備投資の償却負担等が減少したことなどにより、採算性は大幅に改善いたしました。」
設備投資に伴う償却負担の減少により、チャイルドシート事業の採算性が大幅に改善したと記載。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「また新製品開発に伴う設備投資の償却負担等が減少し、採算性は改善しつつあります。」
チャイルドシート事業では、設備投資に伴う償却負担等の減少により採算性が改善しつつあると記載。 - FY2016初出有価証券報告書
「新製品開発に伴う設備投資負担、国内市場の頭打ちや価格競争などにより採算性は低下いたしました。」
チャイルドシートで採算性低下を実績として記載し、純日本製ブランド化と国内外販路拡大を並行して掲げている。