市場競争と価格競争力のリスク
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2025。
イトーキがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。84社中38社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに107社。
- FY2025再掲有価証券報告書
「しかしながら、市場では激しい競争に直面しており、特に価格面においては必ずしも競争優位に展開できる保証はなく、結果として当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。」
市場競争、特に価格面で競争優位を確保できない可能性と、高付加価値商品・サービスによる対応方針を再確認している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「市場では激しい競争に直面しており、特に価格面においては必ずしも競争優位に展開できる保証はなく、結果として当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。」
市場競争、特に価格面で競争優位を確保できない可能性を引き続き記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「ライフスタイルの変化や少子化を要因とした競争環境激化の影響が続くなか、差別化を図るべく販売チャネルの一部見直し等ビジネスモデルの改革に継続して取り組みました。」
競争環境の激化がパーソナル環境事業で継続し、同事業は減収減益、営業損失2億88百万円となった。 - FY2018悪化有価証券報告書
「しかしながら、利益については競合環境の激化や本社オフィス移転に係る費用負担などにより、減益となりました。」
競合環境の激化が設備機器関連事業の通期利益にも影響し、営業利益は1億15百万円、前年同期比79.7%減となった。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「市場全体での設備投資意欲の向上を背景に、売上高は、概ね前年並みに推移いたしましたが、競合他社との競争激化の影響もあり、収益の改善は低調に推移しました。」
競合他社との競争激化が設備機器関連事業の収益改善を抑制し、営業利益は前年の4億11百万円から4億49百万円の営業損失へ転じている。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「商業設備機器事業が小売業の店舗展開戦略の影響を受け低調に推移した他、競合他社との競争激化の影響もあり、全体としてはほぼ前年並みで推移しました。」
競争激化の影響が設備機器関連事業にも及んでいると説明され、従来のオフィス関連事業に加えて競争環境の影響範囲が広がっている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「首都圏における新築需要の減少に伴い市場内での競争環境が一段と激化していることもあり、当第3四半期連結累計期間において減収減益に転じました。」
市場競争の激化が実際の事業結果に表れ、オフィス関連事業が減収減益となったと説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「市場では激しい競争に直面しており、特に価格面においては必ずしも競争優位に展開できる保証はなく、結果として当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。」
商品・サービスの評価を示す一方、激しい市場競争と価格面での競争優位を確保できない可能性をリスクとしている。