新型コロナウイルス感染症による需要・事業環境悪化リスク
FY2020に初出。11回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに56社。
- FY2024削除有価証券報告書
「当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある主要なリスクには、以下のようなものがあると認識しておりますが、これらは想定される主要なリスクを例示したものであり、すべてのリスクを網羅したものではありません。」
前回まで記載されていた新型コロナウイルス感染症を独立した主要リスクとして列挙しておらず、リスク一覧からは消えている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社グループでは、2023年3月期は新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動も持ち直しが継続することを前提としておりますが、感染の影響が長期化した場合、当社グループの事業環境、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
行動制限の緩和と経済活動の持ち直し継続を前提とするなど、前年の厳しい前提からは緩和された。一方、感染長期化時の影響リスクは残している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更はないと再確認している。一方、業績面では前年同期比で他製品の需要回復を説明している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられ順調に推移したことに加え、他の製品についてもコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期に比べて需要が回復したことにより総じて堅調に推移しました。」
新型コロナウイルス感染症により前年同期に需要低迷した他製品についても需要が回復したと説明している。一方、会計上の見積りの仮定については重要な変更がないとしている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられ順調に推移したことに加え、他の製品についてもコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期に比べて需要が回復したことにより総じて堅調に推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による前年同期の需要低迷から、他製品の需要が回復したと説明している。一方、事業等のリスクおよび会計上の見積りの仮定については重要な変更がないとしている。 - FY2021-Q3受注回復も影響継続有価証券報告書
「他の製品は第3四半期に入り受注の回復が見られたものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を受け、総じて低調に推移しました。」
第3四半期に入り受注回復が見られた一方、他製品の需要は総じて低調だった。事業等のリスク欄では、第2四半期報告書に記載した感染症影響の前提について重要な変更はないとしている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響については、第3四半期以降については正常な事業活動に向かうことを前提としておりましたが、国内外において受注の回復傾向にはあるものの、予断を許さない経営環境が続くものと前提を変更しております。」
前事業年度末に置いていた「第3四半期以降は正常な事業活動に向かう」という前提を変更し、受注回復傾向はあるものの予断を許さない経営環境が続くと説明している。追加情報では、当初想定を上回る受注減少により操業が大幅に落ち込み、極めて厳しい結果となったとしている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられ順調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により、他の製品は総じて需要が低迷したこともあり、売上高は56,023百万円(前年同期比4.3%減)となりました。」
前年度末に主要リスクとして開示した新型コロナウイルス感染症について、他の製品の需要低迷と売上高減少という実際の影響が第1四半期に発生したと説明している。 - FY2020初出有価証券報告書
「なお、2020年年初に顕在化した新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動への影響、それらに関わる数多くのリスクが存在するなど、これまでに増して先行き不確実性が高まっています。当社グループでは、2021年3月期の第1四半期、第2四半期はさまざまな事業領域での需要環境悪化による受注減少などが予想され、第3四半期以降については正常な事業活動に向かうことを前提としておりますが、感染の影響が長期化した場合、当社グループの事業環境、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
2020年初に顕在化した感染症について、2021年3月期前半の受注減少を予想し、長期化時の業績影響を新たな主要リスクとして開示している。