中国深圳市の環境規制厳格化による製造困難と業績悪化
FY2019に初出。12回の記載のうち6回が「対処」で、最初の「対処」はFY2021。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに0社。
- FY2024削除有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当連結会計年度の売上高は1,647百万円(前年同期比2.2%増)となり、セグメント利益は49百万円(前年同期は30百万円のセグメント利益)となりました。」
深圳市の油性系インキ使用禁止等の環境規制による製造困難という個別リスクは、本報告書では明示されていない。中国事業については、販売会社化後の営業連携と業績実績が記載されている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は407百万円(前年同期比7.1%増)となり、セグメント利益は18百万円(前年同期は17百万円のセグメント利益)となりました。」
深圳市の環境規制による製造困難への構造的対応として、工場閉鎖・販売会社化と生産提携先の活用を継続している。中国セグメントは前年同期比7.1%増収、増益となり、対応後の業績安定化が続いている。 - FY2023対処有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当連結会計年度の売上高は1,612百万円(前年同期比19.8%増)となり、セグメント利益は30百万円(前年同期は25百万円のセグメント利益)となりました。」
環境規制による製造困難への構造的対応として深圳工場閉鎖・販売会社化と生産提携先活用を継続した結果、中国セグメントは増収増益となった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,479百万円 (前年同期比136.6%)となり、セグメント利益は62百万円(前年同期は36百万円のセグメント利益)となりました。」
環境規制による製造困難への対応として工場閉鎖・販売会社化と生産提携先の活用を継続した結果、中国セグメントは増収増益となり、構造的対応後の業績安定化が進んでいる。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,013百万円(前年同期比141.4%)となり、セグメント利益は38百万円(前年同期は35百万円のセグメント利益)となりました。」
環境規制による製造困難への対応として工場閉鎖・販売会社化と生産提携先の活用を継続した結果、中国セグメントは増収増益となり、構造的対応後の業績安定化が進んでいる。 - FY2022対処有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、連結子会社燦光電子(深圳)有限公司について、2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内の営業部門及び生産提携先との連携を強化し、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開を継続いたしました結果、当連結会計年度の売上高は1,345百万円(前年同期比145.0%)となり、セグメント利益は25百万円(前年同期は27百万円のセグメント利益)となりました。」
深圳工場閉鎖・販売会社化と生産提携先の活用を継続した結果、中国セグメントは増収となり、環境規制による製造制約への構造的対応後の業績は安定化方向にある。 - FY2021対処有価証券報告書
「燦光電子(深圳)有限公司について2019年8月に製造工場を閉鎖し、販売会社として国内のグローバル営業部及び生産提携先との連携を強化するとともに、中国市場における業績の安定化を目指して積極的な営業展開をいたしました。」
深圳の環境規制による製造困難に対し、工場閉鎖・販売会社化と外部生産提携先の活用へ移行した。製造制約への構造的対応が進み、中国セグメントは利益に転じたが、売上高は前年同期比62.2%に減少している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、中国深圳市における油性系インキの使用禁止等の環境規制の厳格化により当社製品の製造が困難な状況となり、受注が大幅に減少いたしました。」
深圳市の環境規制厳格化による製造困難と受注大幅減少が継続している。中国セグメントの損失は前年同期より縮小したが、規制による事業制約自体は解消していない。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、中国深圳市における油性系インキの使用禁止等の環境規制の厳格化により当社製品の製造が困難な状況となり、受注が大幅に減少いたしました。」
深圳市の環境規制厳格化による製造困難と受注大幅減少が継続している。一方、セグメント損失は前年同期の117百万円から10百万円へ縮小しており、損益面では改善も示されている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、中国深圳市における油性系インキの使用禁止等の環境規制の厳格化により、当社製品の製造が困難な状況になっており、受注が大幅に減少いたしました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は416百万円(前年同期比43.2%)となり、セグメント損失は56百万円(前年同期は78百万円のセグメント損失)となりました。」
深圳市の環境規制厳格化による製造困難と受注減少が継続し、中国セグメントの売上高は前年同期比43.2%となった。セグメント損失は前年同期の78百万円から56百万円へ縮小したが、受注・売上の大幅減少は続いている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「中国セグメントにつきましては、中国深圳市における油性系インキの使用禁止等の環境規制の厳格化により、当社製品の製造が困難な状況になっており、受注が大幅に減少いたしました。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は122百万円(前年同期比20.3%)となり、セグメント損失は62百万円(前年同期は38百万円のセグメント損失)となりました。」
深圳市の環境規制厳格化による製造困難と受注減少が継続し、中国セグメントの売上高は前年同期比20.3%に減少、セグメント損失は38百万円から62百万円へ拡大した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「しかしながら、米中貿易摩擦による中国経済の減速に加え、中国深圳市における油性系インキ使用禁止等の環境規制の厳格化により、それらの対象製品の製造が困難な状況に至り受注が減少し、当連結会計年度の売上高は1,769百万円(前年同期比42.3%)となりました。また、減収に加え上記環境規制の影響を大きく受けた結果、売上原価率の上昇により売上総利益が減少し、諸経費の削減に努めましたが、セグメント損失は187百万円(前年同期は156百万円のセグメント利益)となりました。」
深圳市の環境規制厳格化により対象製品の製造困難、受注減少、売上高の前年同期比42.3%への減少、セグメント利益から187百万円の損失への転落が実際に発生した。固定資産についても104,471千円の減損損失を計上している。