AI・自動翻訳と国際イベント減少による通訳・翻訳需要リスク
FY2020に初出。15回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q1。直近の記載は2026-09-29。
TAKARA & COMPANYがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- 2026-09-29顕在化決算
「前年同四半期に多数あった大型イベントの減少及びコロナ禍で大きく増えた社内会議案件の減少により売上高は前年同四半期を下回りました。」
国際会議・イベント等の需要変動リスクについて、大型イベントおよび社内会議案件の減少が通訳事業の売上減少として現れた。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「通訳事業においては、日本での国際会議、イベントが復活し、コロナ禍で需要が増えたオンラインでの社内会議が安定的に推移したことにより、オンサイトでの会議、オンラインとの組み合わせによるハイブリッド型会議など様々な形式で顧客数が増加しております。」
感染症による国際会議・イベント減少リスクに対し、対面・オンライン・ハイブリッド形式で顧客数が増加したと説明された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「通訳・翻訳事業は、特に通訳事業における主たる事業領域である、大規模な国際会議やイベントの開催が対面やオンラインにより増えており、これに伴う通訳機会も大幅に回復してきております。」
国際会議・イベント減少による通訳需要リスクについて、対面・オンライン双方で開催が増え、通訳機会が大幅に回復したと説明された。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「通訳事業においては、G7サミットやビジネスサミットをはじめ、コロナ禍からの経済活動の正常化への戻りとともに、日本での国際会議やイベントも多く開催されました。また、海外出張や対面での会議も戻り、対面とオンラインの組み合わせによるハイブリッド型会議など様々な形式で売上が増加しました。」
感染症による国際会議・イベント減少リスクは残るものの、対面・オンライン・ハイブリッド形式での開催増加と売上増加が記載され、需要減少の影響は緩和された。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「通訳事業においては、コロナ禍より回復基調にあり、経済活動正常化の動きにあわせて海外出張も徐々に戻り、対面での会議や対面とオンラインの組み合わせによるハイブリッド型会議など、様々な形式で受注件数が増加したことにより、売上目標を大きく上回りました。」
感染症による国際会議・通訳機会の減少リスクは残るものの、海外出張の回復、対面・オンライン・ハイブリッド会議の増加により通訳受注が回復した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「通訳・翻訳事業は、特に通訳事業における主たる事業領域である大規模な国際会議やイベントの開催が、対面やオンラインにより増えており、これに伴う通訳機会も大幅に回復してきております。」
感染症による国際会議・イベント減少リスクについて、対面・オンライン双方で開催が増え、通訳機会が大幅に回復したと説明された。 - FY2022対処有価証券報告書
「通訳事業では、“interprefy”等を活用したオンライン会議形式が普及したこと、また、未だ渡航制限は残るものの下半期は大型会議も一部再開され、売上は大幅に増加しました。」
感染症による海外渡航・国際イベント減少リスクは残るが、オンライン会議形式の普及と大型会議の一部再開により通訳事業が大幅に回復した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「通訳事業ではコロナ禍による海外渡航制限が継続する中、急速に普及しているオンライン会議需要に対応し、“interprefy”を中心とした各種提案を行い顧客ニーズを取り込みました。また市場の環境変化に照らした価格見直し効果も表れ、前年同期と比べ大幅な改善となりました。」
海外渡航制限は継続しているものの、オンライン会議需要への対応、interprefyの提案、価格見直しにより通訳事業が前年同期比で大幅に改善したと説明された。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響は残ったものの、経済活動正常化の動きにあわせ、通訳事業では対面とオンラインの組み合わせによるハイブリッド型会議、また翻訳事業では機械翻訳を含むAI事業等への資源投入効果も表れ、前年同期に比べて大幅に回復しました。」
感染症による大規模イベント・海外渡航減少リスクは残るものの、ハイブリッド型会議やAI事業への資源投入により通訳・翻訳事業は前年同期比で大幅に回復した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響で、大規模なカンファレンスや海外渡航を伴う会議は控えられているものの、オンライン会議に代えての実施が定着し、前年同期に比べて大幅に回復しました。」
大規模会議・海外渡航の減少リスクは残る一方、オンライン会議への代替が定着し、通訳機会が前年同期比で大幅に回復したと記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大により、特に通訳事業における主たる事業領域である大規模な国際会議やイベントの開催に厳しい制限が課され、また海外渡航の制限によりビジネスでの人の往来が途絶え、通訳機会が減少することにより業績に多大な影響を受けました。」
感染症による国際イベント・海外渡航・通訳機会の減少が、通訳・翻訳需要へのリスクとして通期でも確認された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大により、特に通訳事業における主たる事業領域である大規模な国際会議やイベントの開催に厳しい制限が課され、また海外渡航の制限によりビジネスでの人の往来が途絶え、通訳機会が減少することにより業績に多大な影響を受けました。」
感染症による大規模イベント減少・海外渡航制限・通訳機会減少が、通訳事業の業績への影響として継続して記載された。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「通訳・翻訳事業に関係が深い国内の会議、イベント開催状況においては、厳しい制限があるもののビジネスでの人の往来や感染対策を講じたうえでの実施、再開が見られましたが、引き続き大規模イベントは延期や人数制限、規模の縮小などが相次ぐ状況となっております。」
大規模イベントの延期、人数制限、規模縮小が継続し、通訳・翻訳需要に関する感染症リスクが実際の開催状況に現れていると記載された。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「通訳・翻訳事業に関係が深い国内のイベント開催状況においては、2020年東京オリンピックなどの大規模イベントは延期傾向が続き、また段階的に制限の緩和を進めてきたイベント開催時の人数制限は期間の延長が相次ぐ状況となりました。」
感染症による国際・大規模イベント減少リスクについて、東京オリンピック等の延期とイベント人数制限の延長という事象が実際に記載された。 - FY2020初出有価証券報告書
「AIや自動翻訳の進展による翻訳ニーズの減少や新型コロナウイルスなどの感染症の世界的拡大の影響による国際展示会、国際カンファレンス等の減少、見合わせにおける通訳ニーズの減少などが発生することがあります。」
AI・自動翻訳の進展による翻訳需要減少と、感染症による国際展示会・国際カンファレンス減少を通訳・翻訳事業のリスクとして初めて具体的に記載した。