借入依存と金利上昇による資金調達コストの増加
FY2020に初出。16回の記載のうち10回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
- FY2026借入残高は減少したが支払利息・ローン手数料が増加有価証券報告書
「経常利益は、営業外費用において為替差損、支払利息の増加、またシンジケートローン手数料の計上があった為、前期比7億90百万円の減益となり、経常損失7億9百万円となりました。」
有利子負債残高は減少した一方、支払利息の増加とシンジケートローン手数料57,750千円が発生し、経常損失の要因となった。 - FY2026-H1シンジケートローンによる運転資金調達枠を設定有価証券報告書
「当社は、運転資金の安定的確保を目的として、シンジケートローンによる資金の借入契約を2025年9月30日に締結し、同年10月17日に実行いたしました。」
運転資金の安定確保を目的に、複数金融機関によるシンジケートローン契約を締結し、借入を実行した。長期借入金の減少と短期借入金の増加も同時に記載されている。 - FY2025対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は31億95百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は20億2百万円となっております。」
有利子負債残高は前期末の3,543百万円から3,195百万円へ減少した。支払利息は増加しているが、借入依存による資金調達残高は低下している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「負債合計は63億14百万円となり、前連結会計年度末と比べ6億94百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が3億67百万円減少、長期借入金が1億2百万円、短期借入金が73百万円減少したことによるものです。」
負債合計、長期借入金および短期借入金が減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「負債合計は66億43百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億37百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が3億22百万円、長期借入金2億42百万円減少したことによるものです。」
負債合計および長期借入金が前連結会計年度末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。金利上昇によるコスト増加が発生したとの記載はない。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「負債合計は65億86百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億94百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が4億10百万円減少、長期借入金が2億13百万円減少したことによるものです。」
負債合計および長期借入金が前連結会計年度末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「負債合計は62億48百万円となり、前連結会計年度末と比べ8億32百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億39百万円減少したことによるものです。」
負債合計は前連結会計年度末比で減少し、長期借入金も2,335,992千円から2,239,165千円へ減少した。短期借入金は小幅に増加しているが、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。 - FY2023-Q3長期借入金減少も負債総額は増加有価証券報告書
「負債合計は74億6百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億77百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が5億41百万円増加、長期借入金が1億22百万円減少したことによるものです。」
長期借入金は1億22百万円減少した一方、支払手形・買掛金の増加により負債総額は増加した。金利上昇による借入コスト増加が発生したとは記載されていない。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「負債合計は67億72百万円となり、前連結会計年度末と比べ1億55百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が99百万円減少、電子記録債務が24百万円減少、短期借入金が26百万円減少したことによるものです。」
負債合計および短期借入金が前連結会計年度末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。長期借入金は小幅な減少にとどまっている。 - FY2022対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,856百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は1,959百万円となっております。」
有利子負債残高は前期末の4,333百万円から3,856百万円へ減少し、借入依存の残高は低下している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「負債合計は69億34百万円となり、前連結会計年度末と比べ3億53百万円減少しました。これは主に、電子記録債務が1億57百万円増加、短期借入金が4億11百万円減少、長期借入金74百万円減少したことによるものです。」
負債合計、短期借入金および長期借入金が前期末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「負債合計は67億16百万円となり、前連結会計年度末と比べ5億71百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が1億76百万円減少、短期借入金が3億44百万円減少したことによるものです。」
負債合計および短期借入金が前連結会計年度末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。長期借入金は微増しており、借入構成の変化は残っている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「負債合計は67億90百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億98百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が1億35百万円、短期借入金が3億24百万円減少したことによるものです。」
負債合計および短期借入金が前連結会計年度末から減少し、借入依存による資金調達リスクは一部低下している。長期借入金は増加しており、借入構成には変化がある。 - FY2021有利子負債残高増加有価証券報告書
「なお、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は4,333百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は2,424百万円となっております。」
有利子負債残高は前期末の約35億97百万円から約43億33百万円へ増加した。借入コスト上昇が発生したとは記載されていないが、借入依存の残高が増加している。 - FY2021-Q3長期借入金の増加有価証券報告書
「負債合計は70億36百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億64百万円減少しました。これは主に、長期借入金が6億57百万円増加、支払手形及び買掛金が7億59百万円、短期借入金が82百万円減少したことによるものです。」
負債合計は減少した一方、長期借入金は6億57百万円増加しており、借入構成に変化が生じている。金利上昇による借入コスト増加が発生したとは記載されていない。 - FY2020初出有価証券報告書
「政府の金利政策や当社グループ信用力の低下等により、借入コストが上昇する可能性があります。」
運転資金および設備投資資金を主に金融機関借入で調達する構造を前提に、金利政策や信用力低下による借入コスト上昇リスクが初めて独立して記載されている。