燃料価格の高騰による経済・事業環境の悪化
FY2021に初出。11回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
遠藤製作所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。80社中45社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに49社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得の改善等により回復基調にあるものの、中東情勢の長期化による燃料費高騰に起因する物価高や海外との金利差等による円安の高止まりによる輸入品の高騰等の状況が継続し、予断を許さない極めて厳しい状況が続くものと思われます。」
中東情勢の長期化による燃料費高騰と物価高が継続し、外部コスト環境を極めて厳しい状況としている。 - 2026-05-08悪化決算
「中東情勢の影響を受け原油価格が上昇しており、今後も、不安定な状況は継続し極めて厳しい状況にあります。」
中東情勢を背景に原油価格上昇が示され、燃料・エネルギーコスト環境の悪化が継続している。 - FY2024対処有価証券報告書
「原材料の価格やタイ国での電気料金の高騰が落ち着いたこともあり、営業利益10億13百万円(同90.3%増)」
原材料価格とタイ国の電気料金の高騰が落ち着き、メタル事業の営業利益は前期比90.3%増となった。燃料・電力コスト環境に一部改善が示されている。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「タイ国の電気料に落ち着きが見られたこと等により原価の低減が図られ」
タイ国の電気料に落ち着きがみられ、原価低減に寄与したと記載しており、電力・燃料コスト環境に一部改善が示されている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「原材料や原油、エネルギー価格等の高騰が長期化しており極めて厳しい状況にあります。」
原油・エネルギー価格の高騰が長期化し、原材料価格高騰と合わせて極めて厳しい外部コスト環境として記載されている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、生産の効率化及びコスト低減に努めたものの、円安や原材料価格等の高騰等から、営業利益7億14百万円(同55.9%減)、経常利益8億33百万円(同50.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億64百万円(同63.7%減)と増収減益となりました。」
原材料価格等の高騰に加え、円安が利益減少要因として実際に表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「原材料及び燃料費の高騰の影響等があり、営業利益5億96百万円(同47.6%減)」
燃料費の高騰が原材料費高騰等とともに営業利益減少の要因として実際に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、効率化による原価低減に努めたものの原材料価格及びエネルギー価格の高騰、円安等の影響があり、営業利益2億79百万円(同52.3%減)」
エネルギー価格の高騰が原材料価格高騰や円安とともに営業利益減少の要因として実際に表れている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「原材料や原油等の価格上昇、物流価格の高騰等極めて厳しい状況にあり、先行きに対する不透明感が続いております。」
燃料価格高騰に関連して原油価格の上昇が明示され、原材料・物流価格の高騰と合わせて外部コスト環境を極めて厳しいとしている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢を発端とした世界情勢の不安定な状況が続き、原材料や原油等の価格上昇、物流価格の高騰等極めて厳しい状況にあり」
燃料価格高騰のリスクに関連して、原油等の価格上昇が実際の経営環境として明示され、外部コスト環境がより厳しいと記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「世界的な半導体不足、燃料価格の高騰等の状況がみられ、予断を許さない極めて厳しい状況が続くものと思われます。」
燃料価格の高騰を、2021年12月期の経営環境を悪化させる外部要因として初めて独立したテーマに記録した。