輸入木材の価格・為替・輸送コストの変動
FY2017に初出。28回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載は2026-10-15。
シー・エス・ランバーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。8社中7社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに6社。
- 2026-10-15再掲決算
「資材価格や労務費の高騰、さらには住宅ローン金利の上昇懸念に伴う購買意欲の低下から、戸建て住宅の伸びは鈍く、依然として厳しい経営環境が続いております。」
資材価格・労務費の高騰が継続している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「中東情勢の緊迫化により原油・ナフサ価格が上昇し、塗料・断熱材・接着剤等の石油由来建材を中心に値上げや供給の制約が発生、それを受けた建築現場での工事遅延が散見されるなど」
木材価格だけでなく、原油・ナフサ価格上昇を起点とする石油由来建材の値上げ・供給制約と工事遅延が顕在化した。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当社グループが属する住宅関連業界におきましては、住宅資材価格や労務費・物流費等の高騰が続き、住宅価格は高止まりしております。」
住宅資材価格のほか労務費・物流費の高騰が続き、住宅価格が高止まりしていると記載している。木材・建築関連コストの高水準が継続している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「販売価格がウッドショック以降の調整局面からウッドショック前に戻りつつある厳しい展開となりました。」
ウッドショック後の木材価格・販売価格の調整局面が続き、販売価格がウッドショック前の水準に戻りつつあると記載している。価格変動による収益環境への影響は継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「また、円安による輸入木材のコスト高もありましたが、木材価格はウッドショック前よりも若干高い程度まで下落し、一昨年の高騰以降の調整局面が続きました。」
木材価格はウッドショック後の高騰から下落し調整局面が続く一方、円安による輸入木材のコスト高が残っている。価格下落と輸入コスト高の併存を継続して記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「また、円安による輸入木材のコスト高もあり木材価格はウッドショック前よりも若干高い程度まで下落しましたが、一昨年の高騰以降の調整局面が続きました。」
木材価格はウッドショック後の高騰から下落し調整局面が続く一方、円安により輸入木材のコスト高が残っている。価格下落と輸入コスト高が併存する状況を継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、ウッドショック終息による木材需給緩和、国内在庫の増加、荷動きの低下により、木材価格の下落が鮮明になっている中、建築資材価格の高騰、職人不足等の影響もあり」
木材価格は需給緩和等により下落が鮮明となる一方、建築資材価格は高騰していると記載している。木材価格の弱含みと資材全般のコスト高が併存する状況を継続している。 - FY2023-Q2木材価格弱含みと資材高の併存有価証券報告書
「木材価格が弱含み基調で推移している中、原油高や、円安による原材料の高騰を含めた建設資材価格の高騰」
木材価格は弱含み基調とされる一方、原油高・円安を背景に原材料や建設資材価格は高騰していると記載している。価格変動リスクの内容が、木材価格の高止まりだけでなく、資材全般のコスト上昇として併存している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループが属する住宅関連業界におきましては、ウッドショック以降、木材価格が長期間にわたり高値となっており、急激な円安の影響もあり引き続き高値圏で推移しました。」
ウッドショック後の木材価格高止まりが続き、急激な円安も価格形成要因として記載されている。前期から続く木材価格・調達コストの高水準を再確認している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、昨年来の「ウッドショック」により木材需給は逼迫し価格の高騰が続いているところ、ロシアによるウクライナ侵攻が勃発し、需給及び価格がいつどのような水準に落ち着くのか、先行きがさらに見通しづらくなっています。」
ウッドショックによる価格高騰・供給逼迫に加え、円安進行とロシアによるウクライナ侵攻が加わり、調達価格・需給の不確実性が拡大した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「国外での木材需給の急激な逼迫に端を発した「ウッドショック」と呼ばれる世界的な木材価格の上昇は落ちつきつつあるものの、国外の自然災害の影響もあり、供給不足の解消は一部にとどまっており、木材価格は高止まりの状況にあります。また、国外での新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、輸入材が思うように入荷できない中で、従来合板用途に確保していた国産材丸太が他用途でも使われ始めており、合板で数量不足と価格上昇が生じる場面が見られます。」
価格上昇は落ち着きつつあるとしながらも、木材価格は高止まりし、供給不足も一部しか解消していない。輸入材の入荷難に加え、合板の数量不足・価格上昇も記載しており、調達リスクの内容が広がっている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「国外での木材需給の急激な逼迫に端を発した「ウッドショック」と呼ばれる世界的な木材価格の上昇は落ちつきつつあるものの、国外での新型コロナウイルス感染症拡大や自然災害の影響もあり、供給不足の解消には至っていません。」
ウッドショックによる木材価格上昇は落ち着きつつあるとされ、価格上昇圧力は一部緩和した。一方、感染症や自然災害を背景とする供給不足は解消していない。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「なお、木材価格は、主に米国や中国での木材需要増加などを背景とした「ウッドショック」と呼ばれる木材供給不足の影響等から国内価格は上昇を続け、在来部門、ツーバイフォー部門とも価格引き上げを余儀なくされました。」
木材価格上昇がツーバイフォー材中心から両部門に及び、国内価格の上昇継続と木材供給不足として記載されている。価格上昇を受け、両部門で販売価格の引き上げを余儀なくされた。 - FY2021悪化有価証券報告書
「米国及び中国の旺盛な住宅需要とコンテナ船不足を背景に、世界的な木材価格の高騰と供給不足により、住宅着工の遅れや住宅価格の上昇など、当社グループの事業に大きく影響する可能性があります。」
木材価格上昇がツーバイフォー材等から欧州材・輸入材・国産材へ広がり、供給不足とコンテナ船不足も加わった。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「木材価格の動向といたしましては、一昨年より下落傾向で推移していましたが、昨年夏以降の米国のおう盛な住宅需要による現地の製品価格値上がりを受けて、欧州材を含めた輸入材及び国産材価格が上昇傾向にあります。」
従来のツーバイフォー材を中心とする価格上昇から、米国の住宅需要を背景に欧州材を含む輸入材および国産材へ価格上昇が広がったと記載している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「また、木材価格の動向といたしましては、北米市場のおう盛な住宅需要の高まりによるツーバイフォー材をはじめとする米加材の製品価格が大幅な値上がりとなると共に、欧州材、国産材についても価格上昇の傾向がみられます。」
従来のツーバイフォー材の価格上昇にとどまらず、米加材の製品価格が大幅に値上がりし、欧州材・国産材にも価格上昇が広がっている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「なお、木材価格の動向といたしましては、在来部門は引き続き下落傾向で推移しているものの、ツーバイフォー部門は北米市場による需要増加により製材価格が値上がりに転じましたが、当第1四半期への影響はありませんでした。」
在来部門の価格下落が続く一方、ツーバイフォー部門では北米需要の増加を背景に製材価格が値上がりへ転じたと記載している。価格上昇の当四半期業績への影響はないとしている。 - FY2020対処有価証券報告書
「価格変動リスクへの対策として、国産材調達の引き上げや木材調達ルートの多様化、購買部員の目利き力向上など、弾力的かつ機動的に購入ができる体制を構築しております。」
輸入木材の原産国、国際相場、為替、原油価格、船舶需要による調達コスト変動リスクに対し、国産材・調達ルート・購買体制の多様化を具体化している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「また、木材価格の動向といたしましては、引き続き下落傾向で推移しております。」
木材価格は下落傾向が継続しているとされ、価格高騰による材料費上昇圧力が弱い状態を引き続き記載している。価格変動リスク自体は残っている。 - FY2019対処有価証券報告書
「また、木材価格の動向といたしましては、引き続き下落傾向で推移しております。」
木材価格は下落傾向が続き、前期に顕在化した木材価格高騰による材料費上昇圧力は弱まっている。価格変動リスク自体は残っている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「また、木材価格の動向といたしましては、引き続き弱含みで推移しております。」
木材価格は引き続き弱含みで推移しているとされ、前期に記載された価格高騰・材料費増加圧力が弱い状態の継続を示している。 - FY2018対処有価証券報告書
「10月以降、材料価格が落ち着いたこと、受注構成の見直しや材料の歩留まり改善、牽引車、大型車の活用による配送効率の改善、生産効率の改善と三つの改善が奏功したことにより第4四半期連結会計期間は売上高、セグメント利益ともに前年同期を大きく上回ることができました。」
木材価格は10月以降に落ち着き、受注構成・歩留まり・配送・生産効率の改善も寄与した。もっとも、通期では材料費高騰によりプレカット事業が減益となっており、全面解消ではない。 - FY2018-Q4悪化有価証券報告書
「米国の住宅着工戸数が好調に推移していることから木材価格が高騰傾向にあり、販売価額への転嫁が追いつかず材料費が増加いたしました。」
木材価格の高騰傾向に加え、販売価格への転嫁が追いつかず材料費が増加したと記載された。プレカット事業のセグメント利益は0百万円となっている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「材料の値上がりを受け販売価格の改定を図る一方、歩留りの改善による材料消費量の抑制」
材料価格の上昇が継続していることを前提に、販売価格改定と材料消費量抑制を引き続き進めている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「10月下旬の連続した台風上陸による納品日の期ズレや円安・カナダ西部における大規模森林火災による原材料の高騰により、前期を下回りました。」
原材料価格上昇が当期のプレカット事業の損益に実際に影響したと記載。為替予約、生産効率向上、販売価格見直しを対策としている。