ASAHI Medical Technologiesのプラズマ技術製品化遅延・のれん減損リスク
FY2021に初出。7回の記載のうち4回が「後退」で、最初の「後退」はFY2023。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。89社中36社が悪化側に。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「朝日サージカルロボティクス株式会社、Pathways Medical Corporation、Rev1. Engineering, Inc.及びAsahi Medical Technologies, Inc.の4社に係るのれん及びその他の無形固定資産等については、直近の経営環境及び今後の事業計画を勘案した結果、収益性の低下等により投資額の回収が見込めなくなったことから、減損損失を計上しております。」
買収後の事業計画・製品化進捗に関する評価リスクが実際に発生し、4社合計92億44百万円の減損損失を計上した。ASAHI Medical Technologiesについても19億91百万円の減損損失を計上している。 - FY2025-H1後退有価証券報告書
「のれん 6,910 6,218 その他 10,048 9,178」
当中間連結会計期間末ののれんは62億18百万円、その他の無形固定資産は91億78百万円となり、前連結会計年度末からいずれも減少した。買収後の事業計画や製品化進捗に関する評価リスクは継続している。 - FY2024後退有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度末の連結財務諸表に計上されているのれん6,910百万円(総資産の3.6%)及びその他の無形固定資産のうち7,962百万円(総資産の4.2%)は、2018年7月に取得したASAHI Medical Technologies, Inc.、2021年7月に取得した朝日サージカルロボティクス株式会社、KARDIA S.R.L.、Pathways Medical Corporation、Rev.1 Engineering, Inc.の5社に係るのれん及びその他の無形固定資産となります。」
のれんは前年度の7,737百万円から6,910百万円へ、その他の無形固定資産は8,011百万円から7,962百万円へ減少した。評価リスクは継続している。 - FY2024-Q3後退有価証券報告書
「のれん 7,737 7,065 その他 10,632 9,916」
当第3四半期末ののれんは70億65百万円、その他の無形固定資産は99億16百万円となり、前年度末ののれん77億37百万円、その他106億32百万円からいずれも減少した。買収後の事業計画や製品化進捗に関する評価リスクは継続している。 - FY2023後退有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度末の連結財務諸表に計上されているのれん7,737百万円(総資産の4.5%)及びその他の無形固定資産のうち8,011百万円(総資産の4.6%)は、2018年7月に取得したASAHI Medical Technologies, Inc.、2021年7月に取得した朝日サージカルロボティクス株式会社、KARDIA S.R.L.、Pathways Medical Corporation、Rev.1 Engineering, Inc.の5社に係るのれん及びその他の無形固定資産となります。」
のれんは前年度の8,200百万円から7,737百万円、その他の無形固定資産は8,128百万円から8,011百万円へ減少した。買収後の事業計画・製品化進捗による評価リスクは継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度末の連結財務諸表に計上されているのれん8,200百万円(総資産の5.3%)及びその他の無形固定資産8,128百万円(総資産の5.2%)は、2018年7月に取得し子会社化したASAHI Medical Technologies, Inc.社に係るのれん及びその他の無形固定資産の他、当連結会計年度において新たに取得し子会社化した朝日サージカルロボティクス株式会社、KARDIA S.R.L.、Pathways Medical Corporation、Rev1. Engineering, Inc.の4社に係るのれん及びその他の無形固定資産となります。」
のれんは2,549百万円から8,200百万円、その他の無形固定資産は313百万円から8,128百万円へ増加し、買収後の事業計画・製品化進捗による評価リスクの対象が拡大した。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度末の連結財務諸表に計上されているのれんには、プラズマ技術に係る研究開発を主たる事業としている米国のASAHI Medical Technologies, Inc.社に係るのれん2,549百万円(総資産の 2.2%)が含まれております。プラズマ技術は既に確立しておりますが、治験や薬事申請・承認等の製品化の過程で、治験で効果が認められない、若しくは薬事承認が下りない等、製品化に向けた困難な状況やスケジュールの著しい遅延が発生した場合には、翌連結会計年度において、のれんの金額に重要な影響を与える可能性があります。」
ASAHI Medical Technologiesに係るのれん2,549百万円を計上し、治験効果不成立、薬事承認不取得、製品化スケジュールの著しい遅延がのれんに重要な影響を与える可能性を新たに具体化した。