技術提携・業務提携・買収に伴う事業展開リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
朝日インテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。98社中35社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに53社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「しかしながら、事前の調査・検討にも関わらず、買収後の事業環境に急激な変化が生じた場合、不測の事態が発生した場合、買収した事業が計画通りに展開することができず投下した資金が回収できない場合、追加的費用が発生した場合や、のれんやその他無形固定資産等の減損が必要となった場合などにおいて、当社グループの事業展開、経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
買収後の事業展開不調・投下資金回収不能・無形資産減損という従来のリスクについて、4社に係る減損損失92億44百万円が実際に発生した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「しかしながら、事前の調査・検討にも関わらず、買収後の事業環境に急激な変化が生じた場合、不測の事態が発生した場合、買収した事業が計画通りに展開することができず投下した資金が回収できない場合、追加的費用が発生した場合や、のれんの減損が必要となった場合などにおいて、当社グループの事業展開、経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
複数社の買収を実施し、買収後の事業展開不調、投下資金の未回収、追加費用、のれん減損を含むリスクを明示している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「企業買収の実施にあたっては、市場動向や、当該企業の財務内容、契約内容、技術優位性や市場競争力、当社グループの事業ポートフォリオ並びに企業買収に伴うリスクなどについてデューデリジェンスを行い、事前にリスク回避するように努めております。」
複数の企業買収を実施する中でも、事前調査・デューデリジェンスにより買収リスクを回避する方針を継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、主に研究開発及び製造の分野において、技術提携、業務提携、資本提携など、他社との提携又は買収を実施する可能性があります。」
提携・買収を成長手段とする一方、デューデリジェンス後も不測の事態による事業展開・業績への影響をリスクとして継続開示している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループは、2018年7月6日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるASAHI INTECC USA, INC.が RetroVascular,Inc.の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)することについて決議いたしました。また、同日中に決議通り99.4%の株式譲渡を完了しております。」
技術提携・買収に関するリスクについて、RetroVascular, Inc.の99.4%取得が実際に完了した事実を新たに記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、主に研究開発及び製造の分野において、技術提携、業務提携、資本提携など、他社との提携又は買収を実施する可能性があります。」
技術提携、業務提携、資本提携、買収に伴う事業展開リスクと、デューデリジェンスによる回避方針を再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、主に研究開発及び製造の分野において、技術提携、業務提携、資本提携など、他社との提携又は買収を実施する可能性があります。」
デューデリジェンスによるリスク回避に努める一方、事業環境の急変等により事業展開・経営成績に影響する可能性を記載している。