新株予約権行使による株式価値の希薄化
FY2017に初出。13回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020。直近の記載はFY2026。
幸楽苑がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中28社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに50社。
- FY2026対処有価証券報告書
「2022年度新株予約権 新株予約権の数 205個 2024年度新株予約権 新株予約権の数 3,455個」
将来の希薄化余地は、2024年度分4,140個から3,455個へ、2022年度分270個から205個へ縮小した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「2024年度新株予約権(新株予約権の数4,140個)。」
2022年度新株予約権の残数270個に加え、2024年度新株予約権4,140個が記載され、将来の株式価値希薄化余地が新たに生じている。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数3,620個)。 2022年度新株予約権(新株予約権の数240個)。 取締役及び従業員の権利放棄により、3,185個減少しております。」
新株予約権の残数が大幅に減少し、将来の株式価値希薄化余地が縮小している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数3,775個)。 2022年度新株予約権(新株予約権の数270個)。 取締役及び従業員の権利放棄により、3,175個減少しております。」
新株予約権の残数が3,775個から270個へ大幅に減少し、将来の株式価値希薄化余地が縮小している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数1,780個)。」
2022年度新株予約権の記載上の残数は、前期末の3,500個から1,780個へ減少した。将来の希薄化余地が縮小している。 - FY2023未行使新株予約権数の変化有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数3,500個)。」
2022年度新株予約権の記載上の未行使数は、前回の3,620個から3,500個へ減少した。 - FY2023-Q3未行使新株予約権数の変化有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数3,620個)。」
2022年度新株予約権の記載上の未行使数は、前回の3,775個から3,620個へ変化している。 - FY2023-Q2未行使新株予約権数の変化有価証券報告書
「2022年度新株予約権(新株予約権の数3,775個)。」
2022年度新株予約権について、付与時の4,065個から3,775個へ記載上の未行使数が変化している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新株予約権4,065個とする。…本新株予約権を行使することができる期間は、2024年6月25日から2027年6月24日までとする。」
新たに上限406,500株の新株予約権が発行され、将来の株式価値希薄化余地が再び生じている。 - FY2020対処有価証券報告書
「権利行使(株)157,100 失効(株)152,200 未行使残(株)―」
ストックオプションの権利行使による希薄化は発生したが、残存する未行使株式はなくなり、将来の追加的な希薄化余地は解消した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「権利行使(株)129,000 失効(株)45,000 未行使残(株)309,300」
ストックオプションの権利行使により129,000株の希薄化が発生した一方、45,000株が失効し、未行使残は309,300株となった。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「ストック・オプションの権利行使による売却 35,700株」
新株予約権の行使により35,700株が発行され、希薄化リスクが一部顕在化した。なお、未行使残は483,300株である。 - FY2017初出有価証券報告書
「これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化することにより、短期的な需給バランスの変動が発生し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。」
新株予約権の行使による1株当たり株式価値の希薄化を新たなリスクとして開示している。事業年度末には目的株式数536,000株の未行使分がある。