高額美術品の評価下落・為替変動リスク
FY2016に初出。22回の記載のうち9回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
アールビバンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。39社中11社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに37社。
- FY2026対処有価証券報告書
「高額美術品の売却等により商品及び製品が1,900百万円減少したものの、高額美術品の売却及び投資有価証券の売却等により現金及び預金が3,326百万円増加したものであります。」
高額美術品の売却により商品及び製品が1,900百万円減少し、前期末の7,171百万円から5,270百万円となった。美術品在庫エクスポージャーは縮小している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「為替差損 111,409 1,165」
為替差損は前年同期の111,409千円から1,165千円へ減少した。また、商品及び製品残高も前期末の7,171,403千円から7,014,979千円へ減少している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「棚卸資産評価損(売上原価) 619,897 735,416」
高額美術品等を含む棚卸資産評価損は前期619,897千円から735,416千円へ増加した。美術品在庫は7,171,403千円と高水準で、評価下落リスクが実績として継続している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「為替差損 - 111,409」
為替差損111,409千円を計上し、為替変動リスクが実績として現れている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「これは主に、高額美術品の購入により商品及び製品が1,924百万円、クレジット事業の割賦債権取扱高増加等により売掛金が424百万円増加したものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品が1,924百万円増加し、期末残高は7,629百万円となった。棚卸資産評価損も前期398,484千円から619,897千円へ増加している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「高額美術品の購入により商品及び製品が943百万円増加したことによるものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品が943百万円増加し、期末残高は6,649百万円となった。将来販売目的の美術品在庫エクスポージャーが前期末から拡大している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「これは主に投資有価証券の売却により現金及び預金が1,246百万円、高額美術品の購入により商品及び製品が542百万円、クレジット事業の取扱高の増加により売掛金363百万円、その他流動資産が681百万円増加したことによるものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品は前期末の5,705百万円から6,247百万円へ542百万円増加し、美術品在庫エクスポージャーが拡大した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、投資有価証券の売却により現金及び預金が1,562百万円、高額美術品の購入により商品及び製品が492百万円増加したことによるものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品が492百万円増加し、美術品在庫エクスポージャーが前期末から拡大した。 - FY2023美術品在庫残高の微増有価証券報告書
「商品及び製品 5,693,018 5,705,212」
商品及び製品残高は前期末の5,693百万円から5,705百万円へ増加し、美術品在庫エクスポージャーが高水準で継続している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「商品及び製品 5,693,018 5,841,092」
商品及び製品残高は前連結会計年度末の5,693百万円から5,841百万円へ増加し、美術品在庫のエクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q2商品及び製品残高の増加有価証券報告書
「商品及び製品 5,693,018 5,802,211」
商品及び製品残高は前連結会計年度末の5,693百万円から5,802百万円へ109百万円増加した。高額美術品の評価損発生については記載されていない。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、高額美術品の購入により商品及び製品が222百万円、クレジット事業の新規立替高の増加により売掛金が389百万円増加したものの、社債の償還、法人税等の支払いにより現金及び預金が1,028百万円減少したことによるものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品が222百万円増加し、美術品在庫エクスポージャーが拡大した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「商品及び製品が818百万円、売掛金が695百万円、現金及び預金が441百万円増加したことによるものであります。商品及び製品の増加の要因は、高額美術品の購入であり」
高額美術品の購入により商品及び製品が818百万円増加し、期末残高は5,693百万円となった。将来販売目的の美術品在庫エクスポージャーが拡大している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における流動資産は26,393百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,367百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が856百万円、商品及び製品が1,004百万円、売掛金が745百万円、その他流動資産が710百万円増加したことによるものであります。」
商品及び製品が前連結会計年度末から1,004百万円増加し、在庫エクスポージャーが前回報告時からさらに拡大している。 - FY2022-Q2現代アート仕入れによる在庫増加有価証券報告書
「これは主に短期借入金の借入等により現金及び預金が1,624百万円、売掛金が650百万円、現代アート作品等の仕入れにより商品及び製品が519百万円増加したことによるものであります。」
現代アート作品等の仕入れにより商品及び製品が519百万円増加し、美術品在庫のエクスポージャーが拡大した。評価損の発生は記載されていない。 - FY2022-Q1高額美術品在庫の増加有価証券報告書
「これは主に、高額美術品の購入により商品及び製品が569百万円、クレジット事業の新規立替高の増加により売掛金が414百万円増加したことによるものであります。」
高額美術品の購入により商品及び製品が569百万円増加したと記載している。評価損の発生は記載されていない。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループは、アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本など現代アーティスト及び新進アーティストなどの版画を主要商品とし、一部外貨建取引があります。為替変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
海外アートの仕入れ・外貨建取引に伴う為替変動リスクと、美術品の時価下落リスクを継続している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループは、事業の多角化のために世界のアートに目を向け、将来の販売を目的とした絵画・美術品の購入を実施しておりますが、経済情勢が不安定になった場合等の落札価格の下落(時価の下落を含む)及び為替変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
将来販売目的の美術品について、落札価格・時価下落および為替変動による業績影響リスクを継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、事業の多角化のために世界のアートに目を向け、将来の販売を目的とした絵画・美術品の購入を実施しておりますが、経済情勢が不安定になった場合等の落札価格の下落(時価の下落を含む)及び為替変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
将来販売目的の美術品について、落札価格・時価の下落および為替変動による業績影響リスクを継続して記載している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「当期は将来の販売を目的とした高額美術品の仕入れを行ったことによる商品評価替えの損失(為替相場の円高等の影響によるものを含む)を売上原価に計上したことにより営業利益は44百万円(同84.2%減)となりました。」
高額美術品の評価替え損失が実際に発生し、商品評価損は338,626千円と開示されている。