海外事業・海外調達に伴う為替変動
FY2016に初出。27回の記載のうち10回が「再掲」。直近の記載は2026-08-12。
伯東がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。119社中68社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに38社。
- 2026-08-12対処決算説明資料
「前年1Qは為替変動(円高)により5.2億円のマイナス、当1Qは円安により5.6億円の利益押し上げ」
前年同期の円高による利益下押しから、当四半期は円安による利益押し上げへ転じ、当四半期の損益面の為替影響は改善した。 - FY2026対処有価証券報告書
「営業外収益は、受取配当金が21百万円減少したこと等により前連結会計年度と比較して48百万円減少し6億4百万円となり、営業外費用は、支払利息が増加したものの、為替差損が2億87百万円減少し、6億9百万円になったこと等により前連結会計年度と比較して1億39百万円減少し、11億5百万円となりました。」
為替差損は前年度から2億87百万円減少し、通期の損益に対する為替影響は前年度より縮小した。ただし、多通貨取引に伴う為替リスクとヘッジ方針は継続している。 - FY2026-H1為替差損縮小と換算差額増加有価証券報告書
「為替差損 541 253」
当中間連結会計期間の為替差損は2億53百万円で、前年同期の5億41百万円から縮小した。一方、為替換算調整勘定は5億68百万円増加しており、為替影響は損益面と純資産面で異なる形で現れている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「営業外収益は、受取配当金が2億71百万円増加したこと等により前連結会計年度と比較して3億91百万円増加し6億53百万円となり、営業外費用は、為替差損8億97百万円を計上したほか、支払利息の増加等により前連結会計年度と比較して2億59百万円増加し、12億44百万円となりました。」
為替差損897百万円を計上し、為替変動が通期の営業外費用として実際に損益へ影響した。 - FY2025-H1円高による換算差額減少有価証券報告書
「純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して8億99百万円(1.4%)減少し、650億34百万円となりました。これは主に8月以降の円高の進行により、為替換算調整勘定が5億44百万円減少したためであります。」
8月以降の円高により為替換算調整勘定が5億44百万円減少し、純資産の減少要因となった。前年度にみられた円安による換算差額増加とは異なる影響が現れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「営業外収益は、受取配当金が1億54百万円減少したこと等により前連結会計年度と比較して1億40百万円減少し2億61百万円となり、営業外費用は、為替差損7億53百万円を計上したものの、売上債権売却損の減少等により前連結会計年度と比較して78百万円減少し9億85百万円となりました。」
為替差損753百万円を計上し、為替変動が通期の損益に実際に影響した。一方、為替換算調整勘定は円安により19億10百万円増加しており、取引損益と連結換算の影響が分化している。 - FY2024-Q2円安による換算差額増加有価証券報告書
「純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して12億98百万円(2.0%)増加し、651億61百万円となりました。これは主に政策保有株式縮減のための売却によりその他有価証券評価差額金が5億64百万円減少した一方で、期初以降の円安の進行により、為替換算調整勘定が15億63百万円増加したためであります。」
期初以降の円安により為替換算調整勘定が15億63百万円増加した。電子部品事業では為替影響が比較的軽微とされる一方、連結純資産には換算差額の増加として現れており、為替影響が取引・項目別に分化している。 - FY2024-Q1為替影響が軽微化有価証券報告書
「また、大手半導体メーカー製品の商流変更による減収及び前年度における連結売上総利益の押し上げ要因となった円安進行による為替影響も当第1四半期は軽微でありました。」
前年度に連結売上総利益を押し上げた円安進行による為替影響は、当第1四半期には軽微であったと説明している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループの事業はアジア地域を中心に各国にまたがり展開しており、取引通貨についても各国の現地通貨に加えて日本円、米国ドル、ユーロなど多岐にわたるため、為替変動によるリスクが存在しております。」
多通貨取引に伴う為替リスクと、為替予約等によるヘッジ方針を継続している。年度実績では円安が外貨建て輸出取引の収益改善要因となる一方、化学事業では輸入コスト上昇要因となった。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「販売増加に伴う利益額の増加や半導体デバイス事業を中心とする為替の影響による外貨建て輸出取引の収益改善等の要因により、セグメント利益は86億30百万円(同184.4%増)と大幅な増加となりました。 その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は94億79百万円(前年同期比1.1%増)となりましたが、急激な為替の変動と原材料費の高騰等による影響により、セグメント利益は9億7百万円(同25.4%減)となりました。」
半導体デバイス事業の外貨建て輸出取引では為替影響が収益改善要因となる一方、工業薬品事業では急激な為替変動が利益減少要因となっており、取引・事業別に影響が分化する状況を再確認している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「販売増加に伴う利益額の増加や半導体デバイス事業を中心とする為替の影響による外貨建て輸出取引の収益改善等の要因により、セグメント利益は56億85百万円(同211.4%増)と大幅な増加となりました。」
半導体デバイス事業を中心に、為替影響による外貨建て輸出取引の収益改善が引き続き利益増加要因となっている。為替変動の影響が取引形態により異なる状況を再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「販売増加に伴う利益額の増加及び半導体デバイス事業を中心に為替影響による外貨建て輸出取引の収益改善等の要因により、セグメント利益は26億99百万円(同162.4%増)と大幅な増加となりました。」
為替影響による外貨建て輸出取引の収益改善が引き続き記載され、電子部品事業の利益増加要因となっている。為替変動の影響が取引形態により異なる状況を再確認している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「また、工業薬品事業を展開する化学業界においては、石油関連プラントの稼働回復や感染症対策の広がりによる衛生用紙の需要拡大により、生産面では回復基調にありますが、原油価格の高騰と円安による輸入コストの上昇により、収益面では厳しい状況が続いております。」
円安による輸入コスト上昇が化学業界の収益面を厳しくする要因として実際に記載されており、為替変動の影響が輸入取引側で顕在化している。 - FY2022-Q1輸出入で影響が分化有価証券報告書
「販売増加に伴う利益額の増加及び為替影響による外貨建て輸出取引の収益改善等の要因により、セグメント利益は10億28百万円(同221.0%増)となりました。」
電子部品事業では為替影響による外貨建て輸出取引の収益改善が示された一方、電子・電気機器事業では外貨建て輸入取引の収益低下が記載され、為替影響が取引形態により分かれて現れている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は908億23百万円(前年同期比11.5%増)となりましたが、為替変動及び利益率の高い分野の販売減少により、セグメント利益は9億27百万円(同29.8%減)となりました。」
為替変動が利益率の高い分野の販売減少とともに電子部品事業のセグメント利益減少要因となっており、為替変動リスクの実際の影響が継続している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は568億71百万円(前年同期比8.3%増)となりましたが、為替変動及び利益率の高い分野の販売減少により、セグメント利益は6億42百万円(同24.7%減)となりました。」
為替変動が利益率の高い分野の販売減少とともに電子部品事業のセグメント利益を前年同期比24.7%減少させる要因となり、為替リスクの実際の影響が継続している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「為替相場が円高基調で推移した影響により米国ドル建て販売商品の利益が圧迫されたことが主要因となり、セグメント利益は2億69百万円(同42.2%減)となりました。」
円高基調により米国ドル建て販売商品の利益が圧迫され、電子部品事業のセグメント利益が前年同期比42.2%減となった。為替変動リスクが当四半期の収益に実際に影響している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「我が国経済は現状底堅さを維持しているものの、今後の米中貿易摩擦の影響や、これまで比較的安定的であった為替が円高への転換した場合における輸出産業の業績悪化が意識されつつあります。」
比較的安定していた為替が円高に転換した場合の輸出産業への業績悪化を新たな懸念として明示しており、為替変動リスクへの警戒が強まっている。円高の実際の発生による影響までは記載していない。 - FY2018再掲有価証券報告書
「海外からの仕入高が全体の40%以上に達します。当社は、為替相場の変動リスクを回避することを目的として、「市場リスク管理規程」及び「外国為替予約締結マニュアル」に従い、為替予約取引等を行っておりますが、中長期的な為替変動が利益率に影響を及ぼします。」
海外調達比率40%超を背景とする為替リスクと、為替予約による管理方針を継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「損益面につきましては、当第3四半期連結累計期間は、全般的に為替水準が安定し、外貨建て取引の利益率も堅調に推移したため、」
為替水準の安定と外貨建て取引の利益率の堅調な推移が続き、急速な円高局面と比べた業績影響の抑制を再確認している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「損益面につきましては、当第2四半期連結累計期間は、為替水準が一時的な円高基調となるも、比較的安定的な水準を示したこともあり、外貨建て取引の利益率も底堅く推移したため、」
一時的な円高基調はあったものの為替水準は比較的安定し、外貨建て取引の利益率も底堅く推移した。前期の急速な円高局面と比べ、為替変動による収益影響は引き続き抑制されている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「損益面につきましては、当第1四半期連結累計期間は、為替水準が比較的安定していたことにより、外貨建て取引の利益率も堅調に推移したため、」
為替水準の安定により外貨建て取引の利益率が堅調に推移し、当四半期における為替変動の業績影響は前期の急速な円高局面に比べて低減した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「損益面につきましては、上期までの円高の影響を受け、外貨建て取引の利益率が低調に推移したため、」
円高による外貨建て取引の利益率低下が通期の減益要因として確認された。年度末にかけて為替相場は回帰したものの、当年度のリスク影響は残った。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「また、当第3四半期の円安進行により、外貨建て取引については利益率が改善しました。」
第2四半期までの急速な円高による影響が残る中、第3四半期の円安進行により外貨建て取引の利益率が改善傾向となり、為替変動による収益への影響は一部低減した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「それらに加えて2016年に入ってからの急速な円高の進行が最も深刻に影響してエレクトロニクス製品の輸出は伸び悩みました。」
急速な円高により海外連結子会社及び外貨建て取引の換算・利益率が引き続き影響を受けた。連結売上高は前年同期比9.1%減、営業利益は同64.3%減となり、為替変動リスクの顕在化が継続している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「それらに加えて2016年に入ってからの急速な円高の進行が最も深刻に影響してエレクトロニクス製品の輸出は伸び悩みました。」
円高が海外連結子会社及び外貨建て取引の換算に大きく影響し、外貨建て取引の利益率が著しく低下した。連結売上高は前年同期比12.5%減、営業利益は同78.0%減となり、為替変動リスクが具体的な業績悪化として発生している。 - FY2016初出有価証券報告書
「海外からの仕入高が全体の40%以上に達します。当社は、為替相場の変動リスクを回避することを目的として、「市場リスク管理規程」及び「外国為替予約締結マニュアル」に従い、為替予約取引等を行っておりますが、中長期的な為替変動が利益率に影響を及ぼします。」
海外調達比率40%超、在外連結子会社10社を背景とする為替リスクを示し、当期は急激な円高と為替換算調整勘定の減少が発生している。