新型コロナウイルス感染症による需要減少・事業中断リスク
FY2020に初出。12回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2024-Q3。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響は、落ち着きつつあるものの、依然としてウクライナ侵攻や中国の経済情勢の減速感が拡大するなど海外情勢の急激な変動に伴うインフレの進行と為替の大幅な円安が継続するなど経済環境は先行き不透明な状況となっております。しかしながら、政府による経済活動優先の対策やインバウンド需要の回復などで経済活動は徐々に活発になる兆しも見え始めております。」
新型コロナウイルス感染症の影響は落ち着きつつあり、政府の経済活動優先策やインバウンド需要の回復により経済活動が活発になる兆しが示された。一方、感染症影響が完全に解消したとは記載されていない。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症が2023年5月に5類に引き下げられ、国内行動制限や海外からの入国制限の緩和がなされる等、社会活動が正常化に向かう中で、経済活動においても再開の動きが見られております。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行と国内行動制限・海外入国制限の緩和により、社会・経済活動が正常化・再開に向かう状況が記載された。感染症の影響が完全に解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「今後も国内の景況感に不透明感が残るものの、足元の状況は、コロナ対策の見直しによる行動制限の緩和等の効果で経済活動が活発になることが期待されております。」
新型コロナウイルス感染症による景況感の不透明さが残る一方、行動制限の緩和により経済活動が活発化することへの期待を再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響が依然として続いている中で、社会並びに経済活動を活性化させる動きも出始めており、徐々に回復傾向となっております。」
新型コロナウイルス感染症の影響は依然として続くものの、社会・経済活動を活性化させる動きが出始め、徐々に回復傾向にあるとの認識を再確認している。 - FY2022対処有価証券報告書
「しかしながら、海外情勢の変動は見えにくいものの、国内の新型コロナウイルス感染症対策については徐々に進展しており、経済活動を活発化させる動きも強まり、景気回復への道筋も見え始めております。」
感染症の影響や海外情勢の不透明感は残るものの、感染症対策の進展と経済活動活発化、景気回復への道筋が記載された。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症蔓延が長引いていることにより国内外ともに様々な産業に多大なる影響を及ぼしており、依然として不透明な景況感が続いております。しかしながら、ワクチン接種の進捗や治療薬の開発が進むなどコロナ対策が進む中で、徐々に経済活動を活発化させる動きも強まっており、部分的には景気回復への道筋も見え始めております。」
感染症による経済への影響は継続しているが、コロナ対策の進展により経済活動の活発化と部分的な景気回復の道筋が見え始めたとしている。影響が解消したとは記載していない。 - FY2022-Q2ワクチン接種・行動制限緩和による持ち直し期待有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により様々な制約が続く中、依然として低調な状況となっております。今後も全体的な景況感は不透明さが残るものの、直近ではワクチン接種の進捗に伴い、行動制限の緩和等の効果で徐々に景気持ち直しに向かうことが期待されます。」
新型コロナウイルス感染症による制約と低調な景況感は続いている一方、ワクチン接種の進捗や行動制限緩和による景気持ち直しへの期待が示された。 - FY2022-Q1低調継続下の部分的な明るい兆し有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で社会並びに経済活動に様々な制約が続く中で、低調な状況となっております。今後も全体的には景況感はしばらくは回復が厳しい状況ではあるものの、海外の経済活動が回復傾向となるなど、外部要因により部分的には業種により明るい兆しも見え始めており、この環境に順応する経済活動の変化が進んでいくものと想定されます。」
コロナ禍による社会・経済活動への制約と低調な景況感が続く一方、海外経済の回復などにより業種によって明るい兆しが見え始めたと記載している。影響の解消ではなく、低調継続下での部分的な回復として示されている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「インバウンド需要の急激な減少を主要因とする観光関連の落ち込みから、ホテル・商業施設などの建設延期や計画の中止などの影響を受け中小型案件向けは減少いたしました。」
新型コロナウイルス感染症に関連するインバウンド需要の急減と観光関連の落ち込みが、ホテル・商業施設などの建設延期・計画中止および中小型案件向け販売の減少として実績に現れた。一方、大型案件・物流施設向けはほぼ予定通りとされた。 - FY2021-Q2回復局面への移行と影響の継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、コロナ禍の中で国内生産、消費とも大幅に低調で推移いたしましたが、徐々に中国をはじめ海外の経済活動も回復傾向となる中で、輸出関連産業をはじめ経済活動は回復に向けて動き始めた状況となっております。」
経済活動は回復に向けて動き始めたとされる一方、国内生産・消費は大幅に低調で、販売数量減少と市況下落による減収減益も発生している。コロナ禍の事業影響は継続している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、コロナ禍のなかで社会並びに経済活動が急速に停滞し、極めて厳しい状況が続いております。業績につきましては、売上高は、鉄鋼商品販売事業における販売数量の減少及び市況が下落したこと、並びに工事請負事業における完成工事の減少により462億37百万円(前年同期比15.5%減)となりました。」
新型コロナウイルス感染症による社会・経済活動の停滞が継続し、販売数量減少、市況下落、完成工事減少を伴う売上高15.5%減として実績に現れた。なお、事業等のリスク欄では新たなリスクまたは重要な変更はないと記載されている。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が、長期化し国内外経済のさらなる下振れが懸念されることから、当社を取り巻く環境が下記の要因により、厳しい状況が続くことが想定されます。 ・仕入先からの調達遅延 ・輸出関連企業をはじめ販売先の業績低迷による販売の減少 ・建設工事の中断・遅延並びに中止 ・鉄鋼商品市況の需要低迷による下落 ・取引先の業績悪化による不良債権発生リスクの拡大」
新型コロナウイルス感染症について、調達遅延、販売減少、建設工事の中断・遅延・中止、市況下落、不良債権リスク拡大を列挙した。業績への影響は軽微としつつも、新規受注の減少や納期・工期の遅延が出始めていると記載している。