チタンアルミ材料の単一供給元依存
FY2023に初出。12回の記載のうち6回が「対処」で、最初の「対処」はFY2025。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- FY2026対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、仏SAFRAN社と新材料の供給並びにマーケットシェアの拡大に関する契約を締結いたしました。」
欧州企業1社への材料依存は残るが、新材料の供給契約、ラボ棟の竣工及び国内初の試験評価認定により、供給元依存への対応が具体的な量産準備段階に進んだ。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「チタンアルミブレードの材料供給は、欧州企業1社のみに依存しており、当該依存度が事業上のリスクとなっておりました。当社は、当該リスクへの対応策として材料供給から加工までを担う垂直統合体制の構築と、収益拡大を目指し、数年にわたり新材料の開発に取り組んでまいりました。」
欧州企業1社への依存はなお残るものの、新材料の量産供給と材料供給から加工までを担う垂直統合体制の構築が、契約締結及び量産準備を伴う具体的な対応段階に進んだ。 - FY2025対処有価証券報告書
「当社は、当該材料供給の影響を最小限にするために、新材料の開発を進めてまいりましたが、量産化に目途がたったことから、2027年6月期から徐々に自社新材料の供給を開始する予定です。自社で新材料を量産することにより、材料供給リスクの回避を目指してまいります。」
欧州企業1社への材料依存は残るが、2027年6月期から自社新材料の供給を開始する計画が具体化し、供給リスクへの対応が進んだ。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「材料供給元1社依存からの脱却に向けた新材料の開発について、顧客から一定の評価を獲得できたことから、開発体制を更に強化いたしました。」
単一材料供給元への依存は継続しており、新材料開発の強化を対応策としている。依存解消や供給元の複数化は示されていない。 - FY2024再掲有価証券報告書
「現在その材料メーカーは海外の1社のみとなっております。当社は、新たな材料調達先に選定されるべく、材料の開発を進めております。」
材料供給元1社への依存は継続しており、新材料開発、直接購買及び余剰材料の供給要請による対応を継続している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当社が推進しているチタンアルミブレードの新材料開発に関しては、開発の進展に伴い顧客から一定の評価を得られたことから、開発推進のための受託業務を新規に受注し、一部売上を計上しました。」
単一材料供給元依存への対応策である新材料開発について、顧客評価と受託受注を引き続き記載している。材料供給元の複数化や依存解消の完了は示されていない。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当社が推進しているチタンアルミブレードの新材料開発に関しては、開発の進展に伴い顧客から一定の評価を得られたことから、当該新材料等の開発推進のための受託業務を新規に受注することとなりました。」
単一供給元依存への対応策である新材料開発は顧客評価と受託受注まで進展したが、材料供給元の複数化や依存解消の完了は記載されていない。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「材料供給元1社依存からの脱却に向けた新材料の開発等にも注力しました。」
材料供給元1社依存は引き続き認識されており、新材料開発による対応を継続している。依存解消の完了や供給元の複数化は記載されていない。 - FY2023初出有価証券報告書
「チタンアルミブレードの材料は、顧客である仏SAFRAN社からの無償支給となっており、直接的に当該材料のインフレリスクが当社の業績に影響を与えることはありませんが、その特殊性から供給元が1社となっております。」
人材不足や設備故障により材料供給遅延が実際に発生し、生産数量に一定の影響を与えた。余剰材料の要請、直接購買、新材料開発で対応する方針。