海外事業の拡大と適切な管理
FY2016に初出。31回の記載のうち10回が「再掲」。直近の記載は2026-06-03。
NOKがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。18社中2社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- 2026-06-03対処株主総会
「自動車向けは、日系自動車の国内での生産台数は減少したものの、中国での非日系顧客向けへの拡販やタイの自動車市場の回復等の影響を受け、販売は増加しました。」
日系自動車の国内生産減少が続く一方、中国の非日系顧客向け拡販やタイ市場回復により、自動車向け販売は増加した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「自動車向けは、日系自動車の国内での生産台数減や中国での販売不振、タイで継続している自動車ローンの厳格化等の影響を受け、販売は減少しました。」
日系自動車の国内生産減、中国での販売不振、タイの自動車ローン厳格化により自動車向け販売が減少した。一方、中国系・非日系自動車メーカーへの拡販を強化する対応策も記載された。 - FY2025-H1日系車・一般産業機械需要低迷の進行有価証券報告書
「自動車向けでは、販売の主要な指標である日系自動車の生産台数が前年同期と比較して減少しました。日本国内での生産台数減少に加え、海外では、電気自動車が伸長している中国市場で日系自動車の販売が低調であるほか、ASEANでは主要市場のタイで継続している自動車ローンの厳格化等が自動車需要に影響を与えています。一般産業機械向けでは、欧米のインフレーションや中国の不動産不況などにより、消費や設備投資が影響を受け、需要が低迷しています。」
日系自動車の国内外生産・販売の減少、タイの自動車ローン厳格化、欧米インフレや中国不動産不況による一般産業機械需要低迷が記載された。一方、電子部品では電動車バッテリー用途やHDD需要の回復が示され、需要環境の二面性が続いている。 - FY2024自動車生産回復・中国EV需要拡大と一般産業機械需要減少の併存有価証券報告書
「自動車業界は、半導体等の部品供給不足の解消が進み、グローバルで生産台数が増加しました。最大市場である中国では、電気自動車の需要が拡大しています。」
部品供給不足の解消によるグローバル自動車生産の増加と中国の電気自動車需要拡大が示された一方、中国の不動産不況等による一般産業機械向け販売減少も記載され、回復と需要減少が併存している。 - FY2024-Q3自動車生産回復・中国新エネルギー車需要拡大と産業機械需要減少の併存有価証券報告書
「自動車業界は、半導体等の部品供給不足の解消が進み、グローバルで生産台数が増加しました。最大市場である中国では、新エネルギー車の需要が拡大しています。」
部品供給不足の解消によりグローバル自動車生産が回復し、中国では新エネルギー車需要が拡大する一方、一般産業機械向けは中国景気鈍化の影響で販売が減少した。 - FY2024-Q1自動車生産回復と中国景気鈍化による産業機械需要減少の併存有価証券報告書
「自動車業界は、半導体等の部品供給不足の影響が、解消に向かいつつあり、国内を中心に生産台数が増加しました。」
自動車生産は部品供給不足の緩和により回復した一方、中国での景気鈍化により建設機械・工作機械・ロボット向けを含む一般産業機械の販売が減少したと記載され、海外事業環境の改善と悪化が併記された。 - FY2023需要回復見込みと外部環境不透明感の併存有価証券報告書
「シール事業では、自動車向けについては、半導体等の部品供給不足は徐々に緩和され、国内外の生産も徐々に回復し、販売は増加する見込みです。一般産業機械向けについても、中国でのロックダウンが解除され、建設機械や農業機械向けを中心とした需要が堅調に推移すること等から、販売は増加する見込みです。一方で、原材料価格・エネルギー価格の高騰、地政学リスクによる影響等、外部環境の不透明感が強い状況が続くと見込まれているため、これらの懸念に対し継続して対処してまいります。」
中国ロックダウン解除や供給制約の緩和による海外需要・販売の増加見込みが示された一方、原材料・エネルギー価格高騰と地政学リスクによる不透明感が継続している。 - FY2023-Q3需要回復と供給制約・政策転換による不透明感の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国を取り巻く経済環境は、新型コロナウイルス感染拡大による中国でのロックダウンや半導体等の部品供給不足の影響で経済活動が一時収縮するも、段階的に持ち直しの動きがみられました。一方で、ロシア・ウクライナ紛争の長期化等による原材料価格・エネルギー価格の高騰、インフレ加速に対する各国の金融政策などに加え、中国の新型コロナウイルスに対する政策転換を背景に、為替動向と景気の先行き不透明感が拭い切れない状況となっております。」
経済活動の段階的な持ち直しが示された一方、半導体不足、中国の政策転換、原材料・エネルギー価格高騰、金融政策および為替動向による不透明感が併記された。 - FY2023-Q2海外需要の回復と供給制約の併存有価証券報告書
「自動車業界は、中国のロックダウン、半導体等の部品不足の影響により国内外の生産が一時落ち込んだものの、第2四半期連結会計期間以後、緩やかな回復基調にあります。しかしながら、未だ半導体不足等の影響は継続しており、先行き不透明な状況となっております。」
中国ロックダウンや半導体不足による生産減少が残る一方、第2四半期会計期間以後は国内外の自動車生産が緩やかな回復基調に転じたと記載され、回復と制約が併記された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国を取り巻く経済環境は、新型コロナウイルス感染拡大による中国でのロックダウン、半導体部品等の供給不足による自動車の減産影響に加え、原材料価格・エネルギー価格の高騰、金融市場の変動、ロシア・ウクライナ情勢の長期化等の景気の下振れリスクにより、先行き不透明感が一層強まりました。」
中国ロックダウン、半導体不足、自動車減産に加え、原材料・エネルギー価格高騰やロシア・ウクライナ情勢の長期化が併記され、海外事業を含む事業環境の不透明感が一層強まった。 - FY2022海外需要回復と地政学・供給制約の併存有価証券報告書
「今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束とともに経済活動は徐々に持ち直していくとみられますが、金融市場の変動や中国におけるロックダウン、ロシア・ウクライナ情勢の動向により、先行き不透明な状況となっております。」
経済活動の持ち直しが見込まれる一方、中国のロックダウン、ロシア・ウクライナ情勢、金融市場の変動による不透明感が新たに併記された。 - FY2022-Q2需要回復と供給制約の併存有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けは、半導体等の部品供給不足の長期化に加え、東南アジア地域での新型コロナウイルス感染拡大の影響はあるものの、需要の回復幅が大きく、販売は増加しました。一般産業機械向けにつきましても、建設機械、工作機械、ロボット等の市場が好調を維持し、販売は増加しました。」
海外を含む需要回復により販売増加が続く一方、半導体不足の長期化と東南アジアの感染拡大が事業環境の制約として併記された。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けについては半導体等の部品不足による減産の影響が一部にあるものの、需要の回復幅が大きく、販売は増加しました。一般産業機械向けにつきましても、コロナ影響から脱却した海外諸国の経済回復が寄与して建設機械、工作機械、ロボット等の需要が増加したことにより、販売は増加しました。その結果、売上高は840億3千2百万円(前年同期比61.0%の増収)となりました。」
海外諸国の経済回復と需要増加を背景に、シール事業の売上高が前年同期比61.0%増加した。海外事業の拡大方向について、具体的な業績進展が示された。 - FY2021対処有価証券報告書
「海外においても、大きく需要が減少しましたが、北米では下期に大幅に回復しました。一方、中国においては、早期に経済活動が再開し、年度を通じて好調を維持しました。」
海外需要全体の落ち込みは記載されているが、北米は下期に大幅回復し、中国は年度を通じて好調を維持した。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「海外においても、大きく需要が減少しましたが、中国、北米では需要が回復しつつあります。」
海外需要は大きく減少した状態が続く一方、中国・北米では回復しつつあるとの評価が、前四半期に続いて記載されている。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「海外においても、一時的な生産休止が実施される等、大きく需要が減少しましたが、中国、北米では需要の回復が見られます。」
海外では一時的な生産休止と大幅な需要減少があった一方、中国・北米では需要回復が見られるとの記載に変化した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「自動車業界は、国内での需要は大きく落ち込み、海外においても、一時的な生産休止が実施されるなど、北米、東南アジアでの需要が減少しています。一方、中国においては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響がありましたが、早期に経済活動が再開され、需要は回復傾向にあります。」
北米・東南アジアでは需要減少が続き、海外事業の環境は悪化した。一方、中国では経済活動の再開により需要回復傾向が示されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「海外においては、中国・北米市場では低迷が続きました。」
海外事業の適切な管理方針が継続する一方、中国・北米市場の低迷が続き、海外事業を取り巻く環境が悪化した状態で記載されている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けは、国内の需要は底堅く推移しています。しかし、中国での市場低迷が続いていることにより販売は減少しました。また、一般産業機械向けは、建設機械、工作機械、ロボット向け等の需要が減少したことにより、販売は減少しました。 その結果、売上高は2,417億9千7百万円(前年同期比6.9%の減収)となりました。営業利益は、販売の減少、および人件費・経費、償却費の増加等により183億2千4百万円(前年同期比35.9%の減益)となりました。」
中国市場の低迷が続き、建設機械・工作機械・ロボット向け需要も減少した。シール事業は6.9%減収、営業利益は35.9%減益となり、海外事業を取り巻く環境の悪化が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けは、国内の需要は底堅く推移しています。しかし、中国での需要回復が遅れていることにより販売は減少しました。また、一般産業機械向けは、建設機械、工作機械、ロボット向け等の需要が減少したことにより、販売は減少しました。 その結果、売上高は1,618億8千5百万円(前年同期比5.8%の減収)となりました。営業利益は、販売の減少、および人件費・経費の増加等により115億7千2百万円(前年同期比37.0%の減益)となりました。」
中国での需要回復遅延に加え、建設機械・工作機械・ロボット向け需要も減少し、シール事業は5.8%減収、37.0%営業減益となった。海外事業を取り巻く需要環境の悪化が続いている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けは、国内は堅調に推移しています。しかし海外では、北米での需要減少、および中国での需要回復が遅れている事などにより、販売は減少しました。」
海外では北米需要の減少と中国需要の回復遅延により、シール事業の販売が減少した。海外事業の拡大を取り巻く事業環境が悪化している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「ますます拡大する海外事業の適切な管理」
海外事業の拡大を前提に、適切な管理を行う方針が引き続き記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「海外では北米の需要は堅調に推移していますが、中国の需要は減速し始めています。タイは景況回復により需要は好調に推移しました。」
北米・タイの需要が堅調または好調である一方、中国需要の減速が記載され、海外事業の地域別の状況が引き続き示されている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「海外では、北米および中国の需要は堅調に推移しました。タイでは需要の回復基調が継続しました。」
北米・中国の需要が堅調で、タイも回復基調を継続していると記載され、海外事業の拡大方向が維持されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「ますます拡大する海外事業の適切な管理」
海外事業の拡大を前提に、適切な管理を行う方針が引き続き記載されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は堅調さを維持しており、中国経済は減速に向かいつつありますが安定的に推移しています。 自動車業界は、国内では新型車投入効果の継続と軽自動車の需要回復により好調に推移しています。海外では、北米は乗用車需要減速の傾向が続いていますが、中国では日系各社は市場の伸びを大きく上回り、好調に推移しています。タイでは国内需要が順調に回復し、緩やかながらも回復基調は継続しています。」
北米の乗用車需要は減速傾向が続く一方、中国の日系各社やタイの需要は好調・回復基調にあり、海外事業の拡大方向が継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けについては、国内での需要は好調に推移し、加えて中国での日系車好調を受けて、販売は増加しました。一般産業機械向けについては、中国を中心として建設機械の需要が引き続き好調に推移した事により、販売は増加しました。」
中国の日系車および建設機械の需要好調を背景に販売が増加し、海外事業の拡大方向が継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けについては、国内の需要は好調に推移し、加えて中国での日系車の好調を受けて、販売は増加しました。一般産業機械向けについては、中国を中心とした建設機械の需要回復により、販売は増加しました。」
中国の日系車および建設機械の需要回復に伴う販売増加が記載され、海外事業の拡大方向が継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「ますます拡大する海外事業の適切な管理」
海外事業の拡大を前提として適切な管理を行う方針が、今回も新計画の重点課題として記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「シール事業におきましては、自動車向けについては、国内の需要回復に加えて、北米や中国等、海外での需要増加により販売が増加しました。」
北米・中国等の海外需要増加と販売増加が報告され、海外事業の拡大方向が継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「ますます拡大する海外事業の適切な管理」
海外事業の拡大を前提に、管理を課題・施策として掲げている。