商品ニーズ・ユーザー嗜好の変化への対応
FY2022に初出。12回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-08-13。
TORICOがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。6社中2社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-13顕在化決算
「アニメ化等による大型ヒット作品の創出も限定的なものとなっております。」
大型ヒット作品の創出が限定的である状況が、当四半期の市場環境として実際に示された。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「アニメ化作品が売れ筋の中心ではあるものの、アニメ化が大ヒットに直結しにくくなっており、ヒット作品の規模の縮小傾向が見られます。」
アニメ化による大ヒットへの連動性低下とヒット作品規模の縮小が、紙コミック市場及び主力ECの環境として実際に表れている。 - 2026-05-14悪化業績予想の修正
「また、紙コミックスにおいてもアニメ化作品が売れ筋の中心ではあるものの、アニメ化が大ヒットに直結しにくくなっており、ヒット作品の規模の縮小傾向が見られます。」
アニメ化やヒット作品による需要喚起の効果が弱まり、ヒット作品の規模が縮小する傾向が示された。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「この減少の背景には、『呪術廻戦』など大ヒット人気長編作品の完結(あるいは最終巻発売)による一時的な市場押し上げ効果の反動 や、アニメ化作品が引き続き売れ筋上位に位置するものの、ヒット作品の規模は縮小傾向にあり、メディアミックス効果による販売押し上げの影響も限定的となりつつあることが挙げられます。」
大ヒット長編作品の完結による反動と、ヒット作品の規模縮小・メディアミックス効果の限定化が、紙コミック市場の減少要因として実際に表れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「特に当社グループは、漫画を原作とするアニメ・映画等のメディア化によるヒット作品の有無の影響を受けやすい漫画の全巻売りサービスを主力サービスとして展開している為、当第3四半期連結累計期間においては、大型ヒット作品に乏しい状況と重なった事で、市場全体の減速以上に当社グループの売上減収幅が拡大する要因となったと捉えております。」
大型ヒット作品に乏しい状況が紙コミック市場の減速と重なり、当社グループの減収幅を市場全体以上に拡大させる要因として実際に表れた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「特に当社グループは、漫画を原作とするアニメ・映画等のメディア化によるヒット作品の有無による影響を受けやすい漫画の全巻売りサービスを主力サービスとして展開しているため、当第2四半期連結累計期間においては、大型ヒット作品に乏しい状況と重なった事で、市場全体の減速以上に当社グループの売上減収幅が拡大する要因となったと捉えております。」
大型ヒット作品に乏しい状況が、紙コミック市場全体の減速に加えて当社グループの減収幅を拡大させる要因として実際に表れた。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「そのような環境の中で、当第1四半期連結累計期間における当社の売上高も、上記の市場環境に加え2023年春のアニメ化からブームとなった「推しの子」等のヒット作が新規で売上貢献したものの相対的に前年同期よりも売上を牽引するヒット作に乏しい時期となった事もあり、通期の売上高は、コミックス市場全体の減少傾向と同水準で前年同期比を下回る結果となりました。」
「推しの子」等の新規ヒット作が売上に貢献した一方、前年同期より売上を牽引するヒット作に乏しいことが当四半期の売上減少要因として実際に表れた。 - FY2023再掲有価証券報告書
「その点で特に下半期(2022年10月~2023年3月)において映画「THE FIRST SLAM DUNK」の大ヒットによる原作コミック需要の高まりが発生し、事前の積極的な在庫確保で需要を確実に吸収できた事や」
作品のメディア化・ヒットによる需要変動のリスクは残る一方、年度下半期は事前在庫確保により需要を取り込んだと説明している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「当社の主力サービスである漫画全巻売りサービスの需要に関しては、マンガを原作とする作品のアニメ・映画化等のメディア化によるヒットとの相関関係が一般書店以上に高いと考えられ、その点で当第3四半期連結累計期間は、上半期はマンガを原作とする作品のヒットの波は前年同期と比較して、数・規模共に小さい波に留まりましたが、下半期に入り年末にかけては、アニメ化による「チェンソーマン」、アニメ化にW杯開催の影響も加わった「ブルーロック」、映画が記録的な大ヒットとなっている「スラムダンク」といった大ヒット作品の発生が、当社の売上成長の原動力となったと考えております。」
上半期はヒット作品の数・規模が小さかった一方、下半期には複数の大ヒット作品が発生し、売上成長の原動力となったと説明している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期の連結累計期間においては、マンガを原作とする作品のアニメ・映画化等によるヒット作品がいくつか発生しているものの、前年同期に発生した「呪術廻戦」「東京卍リベンジャーズ」等と比較して数、規模共に小さかった事も、巣ごもり需要の沈静化と共に、紙コミック市場の減速の要因になったと考えております。」
ヒット作品は発生したものの、前年同期の大型作品と比べて数・規模とも小さいという説明が続いている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「ヒット作品の数や規模が例年よりも小規模であった事、当社グループにおける積極的なサービス認知度の拡大施策がまだ十分に効果を発揮できていない事等が減速の要因となったと考えております。」
メディアコンテンツ由来のヒット作品の数・規模が例年より小さく、主力サービスの成長減速要因となった。 - FY2022初出有価証券報告書
「ユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、特にマンガ全巻売りビジネスにおいては、マンガを原作とするコンテンツのメディア化やヒットの発生を的確に捉えた需要の予測を的確に行う必要があり」
需要予測が遅れた場合、商品の確保・供給不足により業績へ影響する可能性がある。