世界的なスマートフォン販売不振による電子部品需要減少
FY2023-Q3に初出。11回の記載のうち6回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2024-Q1。直近の記載は2026-08-12。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。8社中5社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- 2026-08-12対処決算説明資料
「半導体・電子部品の在庫調整が一巡し、需要は回復基調」
半導体・電子部品需要について、在庫調整一巡と需要回復が示され、従来の需要低迷中心の記述から回復局面を示す記述へ進んだ。 - FY2026再定義有価証券報告書
「日本の製造業は、米国の関税問題に対する企業の順応が進むとともに、世界的なAI需要の高まりなどを背景に半導体・電子部品等の関連で回復の動きが見られます。一方で、中東情勢の緊迫化による原油等のエネルギー価格の高騰や、資源の輸出規制問題などによる供給制約の懸念など、引き続き先行きに不確実性を抱える状況が続いております。」
電子部品・半導体需要は情報通信分野の在庫調整中心の記述から、AI需要を背景とする回復の動きと、関税・エネルギー価格・輸出規制による不確実性を併記する構成へ移った。 - 2026-05-15再定義決算説明資料
「AI関連など、半導体需要が大きく伸びる見込み」
電子部品・半導体の需要環境について、情報通信分野の在庫調整中心の整理から、AI関連半導体の需要拡大見通しを含む構成へ広がった。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「製造業においては、電子部品・半導体の需要が自動車関連を中心に徐々に回復の兆しが見えてきたものの、米国の通商政策の影響もあり本格的な回復には依然として時間を要すると予想されます。加えて、次世代半導体のための設備投資についてもやや一服感を見せる状況となりました。」
電子部品・半導体需要について、情報通信分野の在庫調整中心の整理から、自動車関連に回復の兆しがある一方、米国通商政策と設備投資の一服感が回復を遅らせる構成へ変化した。 - FY2025再定義有価証券報告書
「製造請負・製造派遣事業においては、半導体・電子部品の在庫調整が情報通信分野において継続しているものの、車載向け部品を中心に徐々に回復の兆しが見えてきました。」
情報通信分野の在庫調整による需要低迷が続く一方、車載向け部品では回復の兆しが示され、需要環境が分野別に整理された。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「製造請負・製造派遣事業においては、半導体・電子部品の在庫調整が情報通信分野において継続しているものの、車載向け部品を中心に徐々に回復の兆しが見えてきました。」
電子機器・情報通信分野の需要低迷が続く一方、車載向け部品では回復の兆しが示され、需要環境の記述が分野別に整理された。 - FY2024再掲有価証券報告書
「電子機器や情報通信機器などは在庫調整による減産が予想以上に長期化いたしました。」
スマートフォン・パソコン等の買い替えサイクル長期化や在庫調整による電子機器需要低迷・減産が継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「さらにはスマートフォンやパソコンなどの買い替えサイクルの長期化などにより、当社の主要顧客において、生産計画の見直しによる減産など、需要は低調に推移いたしました。」
スマートフォン・パソコン等の買い替えサイクル長期化による需要低迷と、主要顧客の減産が継続している。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「情報通信機械器具分野はスマートフォンやパソコンなどの電子機器の買い替えサイクルの長期化などにより、需要は低調に推移いたしました。」
スマートフォン販売不振による需要減少という整理が、スマートフォン・パソコン等の買い替えサイクル長期化による需要低調として具体化された。 - FY2023再掲有価証券報告書
「こうした経済情勢のなか当社グループを取り巻く事業環境については、世界的なスマートフォン販売の不振により、電子部品・デバイスの需要が減少いたしました。」
スマートフォン販売不振による電子部品・デバイス需要の減少を、通期の事業環境として継続記載している。 - FY2023-Q3初出有価証券報告書
「こうした経済情勢のなか当社グループを取り巻く事業環境については、世界的なスマートフォン販売の不振により、電子部品・デバイスの需要が減少いたしました。」
世界的なスマートフォン販売不振により、電子部品・デバイス需要が実際に減少したと初めて明示している。