国際紛争の可能性と資材価格高騰による事業環境不透明化
FY2022-Q1に初出。12回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載は2026-10-15。
AHCグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。79社中44社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに7社。
- 2026-10-15その他決算
「高水準で推移する原材料価格やエネルギーコストの上昇に加え、持続的な賃上げの動きにともなう人件費の増加、さらには為替相場の変動にともなう景気の下振れ懸念等、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
原材料・エネルギーコスト、人件費、為替変動を先行き不透明要因として継続記載している。 - FY2026-H1人件費・エネルギーコスト上昇の継続を明示有価証券報告書
「その一方で、高水準で推移する原材料価格やエネルギーコストの上昇に加え、持続的な賃上げの動きにともなう人件費の増加、さらには為替相場の変動にともなう景気の下振れ懸念等、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
原材料価格・エネルギーコストの高水準、賃上げに伴う人件費増加、為替変動を、先行き不透明要因として記載している。 - FY2025-H1外部環境要因の更新有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化にともなうインバウンド需要の大幅な回復や、雇用・所得環境の改善等、景気は緩やかな回復の動きが見られる状況にあります。一方で、不安定な国際情勢を背景とした資源・エネルギー価格の高騰や物価上昇等に加え、米国の通商政策、長引く円安等依然として先行き不透明な状況が続いております。」
従来の資源・エネルギー価格高騰や物価上昇に加え、米国の通商政策と長引く円安を先行き不透明要因として追加している。一方、インバウンド需要の回復と雇用・所得環境の改善にも言及している。 - FY2024外部環境要因の更新有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、中国経済の景気減速や、日銀による金融政策の見直し、資源・エネルギー価格の高騰や物価上昇等により不透明な状況が続いております。一方で、円安を背景としたインバウンド需要の拡大や賃上げによる雇用・所得環境の改善等により景気は緩やかな回復の動きが見られる状況にあります。」
従来の資源・エネルギー価格高騰や為替等に加え、中国経済の減速、日銀の金融政策見直しを不透明要因として記載している。一方、インバウンド需要と雇用・所得環境の改善による緩やかな回復にも言及している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外情勢の地政学的リスクや円安が長期化し、資源・エネルギー価格の高騰や物価上昇等不透明な状況が続いております。一方で、雇用や所得環境の改善等の各種政策効果により景気は緩やかな回復の動きが見られる状況にあります。」
地政学的リスク、円安、資源・エネルギー価格高騰、物価上昇による不透明感が続く一方、景気の緩やかな回復にも言及している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源・エネルギー価格の高騰、為替の影響、ウクライナやガザ地区における地政学的リスクや能登半島地震の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いているものの、経済活動の正常化が進み、ポストコロナのインバウンド需要増、雇用・所得環境が改善する等、景気は緩やかな回復の動きが見られる状況にあります。」
従来のウクライナ情勢、資源価格、為替変動に加え、ガザ地区の地政学的リスクと能登半島地震の影響を不透明要因として挙げ、外部環境リスクの範囲を広げている。一方で経済活動の正常化にも言及している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行されたことや、各種政策の効果もあって経済活動の正常化が進む一方、為替相場の変動やエネルギー価格の高騰等、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。」
経済活動の正常化が進む一方、為替相場の変動やエネルギー価格の高騰などによる先行き不透明感を再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう行動制限の緩和や政府の観光支援策等の影響から国内の社会経済活動に回復の兆しが見え始めた一方、ロシア・ウクライナ情勢長期化による資源価格の高騰、それにともなう物価高の懸念、急激な為替の変動等、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
行動制限緩和による回復の兆しを示しつつ、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、資源価格高騰、物価高、為替変動による先行き不透明感を再確認している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境においては、少子高齢化の加速、顧客嗜好の多様化、人材不足、人件費・原材料等の高騰、参入企業の増加による競合の激化等、今後も厳しい状況が継続するものと想定されます。」
人件費・原材料等の高騰、競合激化など複数の外部環境要因が、今後も継続する厳しい状況として記載されている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「エネルギー価格高騰の要因となっているロシアによるウクライナ侵攻の長期化が懸念されたほか、世界的な景気回復による材料価格の上昇、急激な円安に加え、新型コロナウイルス感染症第7波の影響により、依然として先行き不透明な状況が続きました。」
ウクライナ侵攻の長期化、材料価格上昇、急激な円安、新型コロナウイルス感染症第7波を、先行き不透明化の要因として追加的に具体化している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「なお、ウクライナ情勢の緊迫化、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、原油等の資源価格の高騰等が当社業績に与える影響については、慎重に注視してまいります。」
ウクライナ情勢の緊迫化に加え、原材料価格、金融資本市場、原油等の資源価格を影響要因として挙げ、外部環境リスクの範囲を具体化している。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「また、ロシア・ウクライナによる紛争の可能性が顕在化し、資材価格の高騰が懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
ロシア・ウクライナ間の紛争の可能性と、それに関連する資材価格高騰への懸念を、先行き不透明化要因として初めて明示している。