名村造船所(7014)・リスク顕在化
年齢構成の空洞化と技術・技能人材の確保リスク
FY2016に初出。6回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載はFY2020-Q3。
6記載
5年にわたる
0うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
人材不足による技術ノウハウ継承・技術力低下リスク39社が書いているテーマ・逆風38社・追い風1社
名村造船所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。16社中5社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている39社のうち14社を表示しています。上の文は39社すべてから計算しています。全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「佐世保重工業株式会社において構内協力会社を含めた人員の適正化と生産体制の抜本的な見直しに時間を要したこと」
人員体制の適正化と生産体制の見直しに時間を要し、工程・コスト合理化の遅れと結び付いている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「佐世保重工業株式会社では納期確保を優先させたいとして協力会社の過剰人員削減が計画通りに進んでおりません。」
納期確保を優先する中で、協力会社の過剰人員削減が計画どおり進んでいないことが示された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「過去の数度にわたる大幅な合理化により多くの経験豊かな人材が流出し、欧州船主の高仕様・高品質要求に対応出来なかったことや設備の老朽化により工程混乱・納期遅延が生じ、売上高の減少と収益の悪化を招く結果となりました。」
人材流出が高仕様要求への対応不足、工程混乱および納期遅延に結び付いた事実を引き続き記載している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「過去の数度に亘る合理化により多くの人材が流出したこと、設備更新の遅れなどが工程混乱の要因であると認識し」
過去の合理化による人材流出が、佐世保重工業の工程混乱の要因として実際に記載された。人材確保・育成リスクが工程・原価問題と結び付いて顕在化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「昭和50年、60年代の造船不況時に転進援助制度を実施し、定期採用をしていなかった時期もあり、年齢構成において空洞化した年代があり、今後も一定数の定年退職者が発生していきます。」
年齢構成の空洞化、定年退職、人材の確保・育成を引き続きリスクとして説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「昭和50年、60年代の造船不況時に転進援助制度を実施し、定期採用をしていなかった時期もあり、年齢構成において空洞化した年代があり、今後も一定数の定年退職者が発生していきます。技術・技能を伝承するために、各部門において各種育成を実行しておりますが、採用環境などの状況により、人材の確保、また育成が十分できなかった場合は、今後の業績および財務状況に悪影響を及ぼすことがあります。」
過去の採用抑制による年齢構成の空洞化と、定年退職、人材確保・育成をリスクとして示している。