意思決定の迅速性・透明性と社外監督
FY2016に初出。11回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載は2026-06-26。
日東電工がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。84社中9社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに59社。
- 2026-06-26前進ガバナンス
「指名・報酬諮問委員会は、取締役会への諮問機関として構成員の過半数を社外取締役としています。当委員会は、議長を社外取締役が務め、代表取締役を含めた実質的な議論により、指名・報酬決定プロセス全体としての透明性・公平性・客観性の確保を図っています」
指名・報酬諮問委員会について、FY2026時点で示されていた改編予定が、取締役会の諮問機関としての構成、社外取締役過半数、社外取締役による議長などを含む運用体制として具体化している。 - FY2026前進有価証券報告書
「2026年6月19日より、任意の指名・報酬諮問委員会を、代表取締役の諮問機関から取締役会の諮問機関として改めて位置づけるとともに、公平性・透明性・客観性を確保すべく社外取締役が委員の過半数を占める構成へと改編する予定です。」
指名・報酬諮問委員会を取締役会の諮問機関へ改編し、社外取締役を過半数とする予定を示した。 - FY2025再定義有価証券報告書
「また、2025年5月23日に適時開示のとおり、各諮問事項の位置づけを明確にすることにより、経営陣の指名・報酬等に関する手続の公正性・透明性・客観性をさらに強化することを目指し、経営・指名・報酬諮問委員会を改編し、2025年6月20日より任意の指名・報酬諮問委員会を設置する予定です。」
従来の経営・指名・報酬諮問委員会を、指名・報酬諮問委員会へ改編する予定を示し、指名・報酬手続の公正性・透明性・客観性を重視する枠組みに整理した。 - FY2023再定義有価証券報告書
「当社は、現在の会社規模、取締役会・監査役会での実質的な議論の促進、社外取締役の適切な人数の確保等の観点から、取締役会においては10名以下(うち、独立社外取締役は1/3名以上)とするのが、適切な構成と考えており、定款においても上限を10名と定めております。」
取締役会の構成基準を、独立社外取締役「2名以上」から「3分の1以上」とする表現へ整理した。 - FY2022前進有価証券報告書
「さらに、変化し続ける経営環境において重要な方針を決定していくとともに、持続的に監督機能を発揮するため、取締役会・監査役会において「リーダーシップ」「テクノロジー」「ファイナンス」「ガバナンス」「サステナビリティ」の5項目の資質・学識・経験等(以下、総称して「スキル」という)を特定し、当該スキルがバランス良く網羅されるような構成が経営に資すると考えております。」
社外監督と透明性の方針に加え、取締役会・監査役会の構成を5項目のスキルで設計する考え方を具体化した。 - FY2021前進有価証券報告書
「取締役・監査役の選解任に当たっては、下記の役員選任基準および役員解任基準を定め、当該基準に沿って運用しております。さらに、取締役の選解任については、より透明性・公正性を高めるために、経営・指名・報酬諮問委員会において審議を行い、取締役会では当該諮問委員会の答申を尊重して最終的な決定を行います。」
ガバナンスの透明性・公正性について、役員の選解任基準と諮問委員会による審議プロセスを具体化した。 - FY2019前進有価証券報告書
「当社は、現在の会社規模、取締役会・監査役会での実質的な議論の促進、社外取締役の適切な人数の確保等の観点から、取締役会においては10名以下(うち、独立社外取締役は2名以上)とするのが、適切な構成と考えております。」
ガバナンス方針について、取締役会10名以下、独立社外取締役2名以上という構成基準を明示した。 - FY2017前進有価証券報告書
「このような経営理念のもと、企業価値を最大化させ永続的に発展していくためには、果敢な経営判断とともに、意思決定の迅速性や透明性が必要と考えております。そのためには、コーポレート・ガバナンスの確立が極めて重要な課題であると捉え、コーポレート・ガバナンス体制の実効性確保だけでなく、次の基本原則に沿って、「コーポレートガバナンスに関するガイドライン」を策定し、体制のより一層の充実化を図ってまいります。」
意思決定の迅速性・透明性という方針に加え、コーポレートガバナンスに関するガイドラインと基本原則を明示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「企業価値を最大化させ永続的に発展していくためには、果敢な経営判断とともに、意思決定の迅速性や透明性が必要と考えております。そのためには、コーポレート・ガバナンスの確立が極めて重要な課題であると捉え、体制のより一層の充実化を図ってまいります。」
取締役・執行役員の任期を1年とし、2007年度より社外取締役を複数選任。経営・報酬諮問委員会も設置している。