国内景気の停滞と世界経済の不透明感
FY2016-Q3に初出。30回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
浜松ホトニクスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに66社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における当社グループを取り巻く状況は、継続的な物価上昇に加え、中東地域を中心とした地政学的リスクの高まりによる原材料価格やエネルギー価格の変動、不安定な国際物流などを背景とした、不透明な状況の中で推移いたしました。」
前回の関税・欧州政治不安に加え、継続的な物価上昇、中東地域の地政学的リスク、原材料・エネルギー価格の変動、不安定な国際物流が不透明要因として記載されている。 - 2026-05-14悪化業績予想の修正
「当中間連結会計期間における当社グループを取り巻く状況は、継続的な物価上昇に加え、中東地域を中心とした地政学的リスクの高まりによる原材料価格やエネルギー価格の変動、不安定な国際物流などを背景とした、不透明な状況の中で推移いたしました。」
従来の物価高や国際情勢に加え、地政学的リスク、原材料・エネルギー価格、国際物流が不透明要因として具体化している。 - FY2025-H1緩やかな成長と関税・欧州政治不安による先行き不透明感が併存有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インフレの落ち着きによる実質所得の増加などを背景に、緩やかな成長トレンドが継続する一方で、各国の関税引き上げ、欧州主要国の政治不安定化など先行き不透明な状況で推移いたしました。」
インフレ鈍化と実質所得増加を背景に緩やかな成長が続く一方、各国の関税引き上げと欧州主要国の政治不安定化が新たな不透明要因として記載されている。 - FY2024-Q2設備投資・非製造業収益の改善と、インフレ・金融引締め・中国経済下振れ懸念が併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、物価高や人手不足の影響を受けつつも企業の設備投資に持ち直しの動きがみられたほか、インバウンド需要の回復等により非製造業を中心に収益の改善がみられました。しかし、欧米を中心としたインフレの加速や各国の金融引き締めによる影響、また中国経済の下振れ懸念など景気の先行きは不透明かつ厳しい状況の中で推移いたしました。」
企業の設備投資やインバウンド需要を背景とする非製造業の収益改善が示された一方、物価高、人手不足、欧米のインフレ・金融引締め、中国経済の下振れ懸念が新たな不透明要因として具体化している。 - FY2024-Q1国内経済の回復傾向と中東情勢・金融引締めによる海外下振れリスクの併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する政策転換に伴う経済正常化やインバウンド需要の回復など景気は回復傾向であったものの、中東地域をめぐる情勢や世界的な金融引締めの影響など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクがあるなど先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
政策転換による経済正常化やインバウンド需要の回復で国内景気は回復傾向とされた一方、中東情勢と世界的な金融引締めによる海外景気の下振れリスクが明示された。 - FY2023-Q3国内経済の回復傾向と海外減速・半導体市場調整の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴うインバウンドの増加などにより経済活動が回復傾向にあるものの、欧米各国の金融引き締め長期化に伴う海外経済の減速懸念の高まりや世界的半導体市場の調整長期化などにより、景気は厳しくかつ先行きが不透明な状況のなかで推移いたしました。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行やインバウンド増加により国内の経済活動は回復傾向とされた一方、欧米の金融引き締め長期化、海外経済の減速懸念、世界的な半導体市場の調整長期化により、厳しさと先行き不透明感が継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の抑制と経済活動との両立が期待されているものの、足元では、世界的な金融引き締め等が続くなか、海外景気の下振れ懸念や物価上昇、長期化した部材の調達難、ウクライナ情勢の影響等により、景気は厳しくかつ先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
世界的な金融引き締め、海外景気の下振れ、物価上昇、長期化した部材調達難などが明示され、厳しい景気認識と先行き不透明感が続いている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、部材の調達難やウクライナ情勢等による原材料価格の高騰、為替の不安定な推移など不安要素は依然として解消されておらず、海外経済においても金融引き締めや中国におけるゼロコロナ政策により先進国を中心に景気減速の動きがみられるなど、引続き先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
部材調達難、原材料価格高騰、為替の不安定さが継続するなか、金融引き締めや中国のゼロコロナ政策による海外景気減速が新たに明示され、先行き不透明感が続いている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症が再拡大したほか、長期化する原材料の調達難やロシア・ウクライナ情勢の影響等による資源価格の高騰などの不安要素が大きくなりました。また、世界的な金融引き締めによる景気の下振れが懸念されるなど当社を取り巻く環境はなお厳しくかつ先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
感染症、原材料調達難、資源価格高騰、ロシア・ウクライナ情勢に加え、世界的な金融引き締めによる景気下振れ懸念が明示され、不透明要因が拡大している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、長期化する部材の調達難やウクライナ情勢及び中国における経済活動抑制の影響等による原材料価格の高騰などが不安要因となっております。また、為替は大きく円安で推移しており、足元当社グループにおいては追い風となっておりますものの、米国の金融引き締めによる景気の動向など世界経済の先行きは不透明な状況のなかで推移いたしました。」
部材調達難とロシア・ウクライナ情勢に加え、中国の経済活動抑制、原材料価格の高騰、米国の金融引き締めを不安要因として具体化している。円安は当社グループにとって足元では追い風とされている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大や長期化する部材の調達難、ロシア・ウクライナ情勢の影響等により、景気はなお厳しくかつ先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
企業収益・設備投資の持ち直しがみられる一方、感染症の再拡大、長期化する部材調達難に加え、ロシア・ウクライナ情勢が新たな不透明要因として記載された。 - FY2022-Q1景気持ち直しとオミクロン株・材料調達難による不透明感が併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資が増加するなど、緩やかな持ち直しの動きがみられましたが、期末にかけて新たにオミクロン株が国内で確認されるなど、依然として新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは拭えず、先行きも不透明な状況となっております。 また電子部品等の材料調達難から製造、納期等への影響も出始めておりますが、2022年9月期の連結業績予想に与える影響は現時点では軽微であります。」
企業収益・設備投資による景気の持ち直しが示された一方、オミクロン株による感染症影響と電子部品等の材料調達難による製造・納期への影響が新たに明記された。ただし、通期業績予想への影響は現時点で軽微とされている。 - FY2021需要回復・過去最高と半導体不足の懸念が併存有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による影響が長期化し、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますが、世界的に半導体関連需要が拡大するなど、一部に改善の動きがみられました。」
半導体・5G・データセンター関連需要や医療機器向け需要により業績は過去最高となった一方、世界的な半導体不足が製造業の生産活動に深刻な影響を与えており、先行き不透明感が残ると記載している。 - FY2021-Q3半導体・デジタル関連需要による輸出回復が明確化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により依然として不透明な状況にありましたが、半導体をはじめとした世界的なデジタル関連需要の拡大によって、輸出が増加するなど持ち直しの動きが継続するなかで推移いたしました。」
感染症長期化による不透明感は残る一方、半導体を含む世界的なデジタル関連需要の拡大と輸出増加により、景気の持ち直しがより明確に記載されている。 - FY2021-Q2感染症長期化下で半導体関連需要により一部持ち直し有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大、長期化という厳しい状況にありましたが、世界的な半導体関連需要が拡大するなど、一部に持ち直しの動きが見られるなかで推移いたしました。」
新型コロナウイルス感染症の拡大・長期化による厳しさが続く一方、世界的な半導体関連需要の拡大により、一部に持ち直しの動きが記載された。 - FY2021-Q1一部回復の兆しと感染再拡大による厳しい先行きが併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産の一部に持ち直しの動きが見られたものの、依然として新型コロナウイルス感染症の影響は重く、企業収益の悪化による設備投資の縮小が続きました。また、国内外において新型コロナウイルス感染症が再び拡大基調にあるなど、景気はなお厳しくかつ先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。」
輸出・生産の一部に持ち直しが見られた一方、感染再拡大、企業収益悪化、設備投資縮小により、景気の厳しさと先行き不透明感が継続している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に起因する経済活動の停滞により各国・地域かつ広い分野において需要の大幅な減少が見られました。また、企業収益の悪化に伴い設備投資が縮小するなど、景気は極めて厳しくかつ先行きの見えない状況となっております。」
四半期段階の厳しい景気認識が通期でも継続し、各国・地域および広範な分野での需要大幅減少、企業収益悪化、設備投資縮小として確認されている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な感染拡大に起因して、各国・地域において経済活動が制限されたことによる需要の大幅な減少がみられました。また、企業収益は急速に悪化し、設備投資の縮小がみられるなど景気は極めて厳しく、かつ先行きの見えない状況のなかで推移いたしました。」
新型コロナウイルスの影響により需要が大幅に減少し、企業収益の急速な悪化と設備投資の縮小が生じ、景気認識は従来以上に厳しいものとなっている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、米中貿易摩擦や海外経済の減速による設備投資抑制が続くなかで、新型コロナウイルス感染症の拡大に起因する需要の減少やサプライチェーンの混乱により経済活動が抑制され、景気は厳しさを増すなかで推移いたしました。」
従来の米中貿易摩擦・海外経済減速に加え、新型コロナウイルス感染症による需要減少とサプライチェーン混乱が加わり、景気がさらに厳しくなったと記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、米国と中国の通商問題を背景に中国の景気が低迷を続けており、これに伴い企業収益も低迷する中で設備投資が差し控えられ、個人消費も消費税増税を機に低調となるなど景気低迷基調となりました。また、米国とイランの核開発に関連する問題をめぐり、中東情勢が慌ただしくなっており、景気の先行きは依然として予断を許さない状況で推移いたしました。」
従来の景気先行き不透明感から、中国景気・企業収益の低迷、設備投資の抑制、消費税増税後の個人消費低調という景気低迷基調へ悪化した。中東情勢の不安定化も新たな不透明要因として記載されている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「個人消費に持ち直しがみられるなど緩やかな回復基調の中で推移したものの、米中貿易摩擦の長期化の影響を受けて、製造業を中心に設備投資や輸出に弱さがみられました。今後につきましても、国際的な通商問題をめぐる不確実性は依然として高く、景気の先行きは予断を許さない状況となっております。」
個人消費の持ち直しがみられる一方、米中貿易摩擦の長期化が製造業の設備投資・輸出の弱さとして顕在化し、国際通商問題による先行き不透明感も継続している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産において中国経済やIT関連需要の減速の影響がみられたものの、設備投資は増加を維持するなど全体としては緩やかな回復基調の中で推移いたしました。しかしながら、国際的な通商問題の影響や引き続き中国経済の減速が見込まれることへの懸念などがあり、景気の先行きは厳しい状況となっております。」
中国経済やIT関連需要の減速が輸出・生産に実際の影響を及ぼしたと記載され、従来の懸念が事業環境に現れている。全体としての緩やかな回復基調は維持されている。 - FY2019-Q1景気回復基調が続く一方、中国景気の足踏みと米中通商問題への懸念が具体化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、欧米を中心にした海外の景気回復を背景に企業収益が改善する中で設備投資が増加し、個人消費も持ち直すなど、緩やかな景気回復基調となりました。しかしながら、米国と中国の通商問題をめぐり、中国の景気は持ち直しの動きに足踏みがみられ、米国の景気への影響も懸念されるなど、景気の先行きは依然として予断を許さない状況で推移いたしました。」
企業収益、設備投資、個人消費の改善を背景とする景気回復基調は継続した。一方、従来の国際的な通商問題への懸念が、米中通商問題、中国景気の足踏み、米国景気への影響懸念として具体化している。 - FY2018景気回復基調が続く一方、国際的な通商問題・政策動向への懸念を明示有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に設備投資が増加するなど緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、期末にかけて国際的な通商問題や政策動向の影響が懸念されるなど景気の先行きは不透明な状況にあると認識しております。」
国内経済は設備投資の増加を伴う緩やかな回復基調が続いた一方、従来の米中貿易摩擦等への言及から、国際的な通商問題や政策動向による先行き懸念へ整理されている。 - FY2018-Q3景気回復基調が続く一方、米中貿易摩擦による不透明感が追加有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景とした設備投資の増加や輸出の持ち直し傾向が継続するなど、緩やかな景気回復基調の中で推移いたしました。しかしながら、欧米の政治動向や米中間の貿易摩擦等により景気の見通しは依然として不透明な状況にあります。」
設備投資の増加や輸出の持ち直しによる景気回復基調は継続した一方、欧米の政治動向に加えて米中間の貿易摩擦が不透明要因として記載された。 - FY2018-Q2景気回復基調が続く一方、地政学的リスクと円高による不透明感が追加有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に設備投資が増加傾向となり、輸出も持ち直すなど、緩やかな景気回復基調となりました。しかしながら、欧米の政治動向や東アジア及び中東における地政学的リスクに加え、3月末にかけて円高傾向となる等、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。」
企業収益を背景とした設備投資・輸出の持ち直しによる景気回復基調は継続した一方、東アジア・中東の地政学的リスクと期末にかけた円高傾向が新たに具体的に記載されている。 - FY2017-Q3景気回復基調の強まりと不透明感の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に設備投資が緩やかな増加基調となったほか、輸出が持ち直し、個人消費も雇用・所得環境の改善が継続する中で底堅さを増すなど、緩やかな回復基調の中で推移いたしました。しかしながら、新興国経済の先行き不安や欧米の政治動向の不確実性など、景気の見通しは依然として不透明な状況にあります。」
企業収益を背景とする設備投資、輸出、個人消費の改善が具体化し、国内景気の回復基調が強まった一方、新興国経済や欧米政治動向による不透明感は継続している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移し、輸出の持ち直し傾向が継続するなど、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。しかしながら、欧米の政治動向への懸念や不透明な為替相場等、景気の先行きは依然として厳しい状況となっております。」
国内景気は個人消費・輸出の持ち直しを背景に緩やかな回復基調が続く一方、欧米の政治動向と為替相場を要因として先行きの厳しさを再確認している。 - FY2017-Q1国内景気は改善、海外不透明感は継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における経営環境は、個人消費は底堅く推移し、輸出も持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、新興国経済の減速リスクや英国のEU離脱問題、米国の政権交代等もあり、景気の先行きは不透明な状況となっております。」
前回の個人消費の陰りや企業収益の足踏みから、国内景気は緩やかな回復基調へと記述が変化した。一方、新興国経済、英国のEU離脱、米国の政権交代を挙げ、先行き不透明感は継続している。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続いたしましたものの、個人消費に陰りが見られ、企業収益の改善も足踏み状態となりました。また、世界経済の不透明感から円高が進行するなど、依然として厳しい環境の中で推移いたしました。」
個人消費や企業収益の改善停滞、世界経済の不透明感を当四半期の事業環境として明示している。