中国および一部アジアの設備投資需要減速
FY2016に初出。36回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017。直近の記載はFY2026。
ファナックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。20社中13社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに6社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「工作機械業界の需要は、欧州で低調だったものの、国内において国内工作機械メーカの好調な外需が牽引した他、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で好調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。」
中国・インドおよび国内の外需がCNC売上を支えた一方、欧州は低調であり、地域別の需要分化が継続している。 - FY2026-H1中国のFA・ロボット需要堅調、国内・欧州低調有価証券報告書
「工作機械業界の需要は、欧州や内需が振るわなかった国内で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。」「一方、中国ではEV関連向け、一般産業向けが好調に推移し、売上が大きく増加しました。」
中国ではFAのCNCシステム需要とロボットのEV・一般産業向け需要が堅調だった一方、国内・欧州の工作機械需要やロボット需要は低調となり、地域・用途別の分化が続いている。 - FY2025中国FA・ロボマシン需要の堅調とロボット需要の低調が併存有価証券報告書
「FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内や欧州で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。」
中国ではFA需要が堅調でCNC売上が増加した一方、ロボット部門では中国のEV・一般産業・電子産業向けが低調となり、地域・用途別の分化が続いている。 - FY2025-H1中国のFA需要回復と世界需要低調の併存有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内を含む世界各国で低調に推移したものの、インドや補助金制度等が追い風となった中国で好調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。」
工作機械需要は国内を含む世界各国で低調だった一方、インドおよび補助金制度等を追い風とする中国では好調となり、CNCシステム売上が増加した。 - FY2024FA・ロボマシンの世界需要減速とロボット需要の地域別分化有価証券報告書
「ロボット部門につきましては、欧米共に前期からの受注残により、EV関連向けおよび一般産業向け共に堅調で売上が増加しました。中国では、好調だったEV関連向けが若干下降気味であり、インフラ関係と電子産業向けも低調で売上が減少しました。インドでは、自動車関連向け、一般産業向け共に好調で売上が増加しました。国内では、自動車関連向けで回復傾向が見られており、売上が増加しました。」
中国のEV・インフラ・電子産業向けが弱含む一方、欧米の受注残、インド、国内の自動車・一般産業向けが増収となり、地域・用途別の分化が続いている。 - FY2024-Q3中国EV向けロボット売上減少とインド・国内の回復有価証券報告書
「ロボット部門については、欧米共に前期からの受注残により、EV関連向けおよび一般産業向け共に堅調で売上が増加しました。中国では、好調だったEV関連向けが若干下降気味で売上が減少しました。インドでは、自動車関連向け、一般産業向け共に好調で売上が増加しました。国内では、自動車関連向けで回復傾向が見られており、売上が増加しました。」
欧米の受注残、インドの自動車・一般産業向け、国内自動車向けの回復がロボット売上を支えた一方、中国ではEV関連向けの好調が一服し、売上が減少した。 - FY2024-Q2FAの世界的減速と中国ロボット需要の一服が併存有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調なインド市場を除き国内含む世界各国で減速傾向がみられ、当社のCNCシステムの売上も減少しました。」「中国は、好調だったEV関連向けが若干下降気味ではあるものの、前年同期に比べて売上は増加しました。」
FAでは堅調なインドを除いて国内を含む世界各国で需要減速がみられた一方、中国のロボット売上はEV関連向けがやや下降気味ながら前年同期比で増加しており、地域・用途別の分化が続いている。 - FY2024-Q1中国需要の用途・部門別分化有価証券報告書
「ロボット部門については、中国でEV向けおよび再生可能エネルギー関連を中心とする一般産業向けの需要が堅調で、売上が増加しました。」
中国ではロボットのEV・再生可能エネルギー関連需要が堅調である一方、ロボマシンでは中国のIT関連・EV関連市場向け需要が減少し、FAでもインドを除く世界各国で減速傾向がみられるなど、用途・部門ごとに需要が分化している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「FA部門につきましては、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、横ばいであった中国を除き好調に推移し、当社のCNCシステムの売上も前期比で増加しました。」
中国の工作機械需要は横ばいだった一方、中国を除く主要市場は好調に推移し、CNCシステム売上は増加した。 - FY2023-Q3中国需要は横ばい、その他主要市場は高水準有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、横ばいであった中国を除き高いレベルで推移し、当社のCNCシステムの売上も、全体として増加しました。」
中国の工作機械需要は横ばいとなった一方、中国を除く主要市場では高い水準が続き、CNCシステム売上は全体として増加している。 - FY2023-Q2中国のロックダウン影響下でも需要は高水準有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国でロックダウン等のゼロコロナ政策の影響はありましたが、高いレベルで推移しました。また、欧米、アジア、日本も引き続き堅調に推移したことから、当社のCNCシステムの売上は増加しました。」
中国ではゼロコロナ政策やロックダウンの影響があったものの、工作機械需要は高い水準で推移し、欧米・アジア・日本も堅調であった。 - FY2022対処有価証券報告書
「工作機械業界の需要は、堅調であった中国に加え、欧米、アジア、日本と世界規模で増加し」
中国に加えて欧米、アジア、日本でも工作機械需要が増加し、中国・アジアを含む地域需要の回復範囲が広がっている。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調であった中国に加えて欧米でも増加する等、各主要市場で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上も増加しました。」
中国に加えて欧米でも工作機械需要が増加し、各主要市場で堅調に推移している。中国・アジアを含む地域需要の回復が続いている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「FA部門については、 CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国をはじめとして、各主要市場で堅調に推移しました。」
中国をはじめとする各主要市場で工作機械需要が堅調に推移し、中国・アジアを含む設備投資需要の回復状態が続いている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国、インドで好調に推移した他、欧米も含め全体的に回復してきました。国内、韓国、台湾では、中国市場向けに加え欧米向け輸出も増加し、堅調に推移しました。」
中国・インドの需要が好調となり、欧米を含む全体が回復。国内、韓国、台湾でも中国向けに加え欧米向け輸出が増加し、前期までのアジア需要減速から改善している。 - FY2021対処有価証券報告書
「FA部門につきましては、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国ではいち早く回復し好調に推移しました。インドでも、農機、二輪車関係を中心に需要が回復しています。これまで需要が低調に推移していた国内や欧州、韓国、台湾でも、中国市場向けをはじめとして機械の輸出需要が少しずつ増えてきました。」
中国の回復に加え、インド、国内、欧州、韓国、台湾でも輸出需要の増加が記載され、地域的な回復範囲が広がっている。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国ではいち早く回復し好調に推移しました。インドでも、農機、二輪車関係を中心に需要が回復しています。これまで需要が低調に推移していた国内や欧州、韓国、台湾でも、中国市場向けの機械の輸出需要が少しずつ増えてきています。」
中国の需要回復に加えてインドでも回復が進み、低調だった国内・欧州・韓国・台湾でも中国向け輸出需要が少しずつ増えていると記載している。地域差は残るが、前 filing から回復範囲が広がっている。 - FY2021-Q2中国・インド回復と日韓台欧低調の併存有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国では回復し好調に推移しました。インドでも、農機、二輪車関係を中心に徐々に需要が回復しています。日本国内や韓国、台湾では需要が低調に推移し、第1四半期にロックダウンの影響が顕著であった欧州も引き続き需要が落ち込みました。ただし、いずれの地域でも中国市場向けの輸出需要が少しずつ増えてきています。」
中国の需要回復とインドの緩やかな回復が進む一方、日本・韓国・台湾・欧州は低調であり、地域ごとの需要環境の分化が続いている。 - FY2021-Q1中国回復と他地域低調の併存有価証券報告書
「中国で需要が回復し堅調に推移したものの、日本国内や韓国、台湾では需要が低調に推移しました。」
中国の需要は回復した一方、日本、韓国、台湾では低調であり、中国・アジア地域内で需要環境の分化が続いている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「中国および欧州では、自動車産業向けおよび一般産業向けともに売上が低調でした。」
中国に加えて欧州でも自動車・一般産業向けの売上が低調となり、中国および一部地域の需要減速が継続している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響により中国市場での機械需要が落ち込んだほか、中国市場に大きく依存している台湾でも機械需要が落ち込みました。韓国や比較的堅調であったインドも自動車を中心とした内需の弱さ等により、低調に推移しました。」
中国・台湾の機械需要が落ち込み、韓国・インドも内需の弱さ等で低調となっており、中国および一部アジアの需要減速リスクが悪化している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響により中国市場での機械需要が落ち込んだほか、中国市場に大きく依存している台湾でも機械需要が落ち込みました。韓国や比較的堅調であったインドも内需の弱さ等により、低調に推移しました。」
中国・台湾の機械需要が落ち込み、韓国・インドも内需の弱さ等で低調となっており、中国および一部アジアの需要減速リスクが悪化している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「ロボット部門については、国内は自動車産業、一般産業ともに、設備投資は比較的高い水準で推移したものの、米州の自動車産業において設備投資の谷間が続いたほか、中国でも、自動車産業、一般産業とも、設備投資に慎重な動きが続きました。」
中国では自動車・一般産業の設備投資が慎重な動きを続け、米州自動車向けでは設備投資の谷間が継続している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響により中国、台湾において期の途中から需要が急激に落ち込んだほか、韓国でも内需の減速を受け低調に推移しました。」
中国・台湾の需要急減と韓国の内需減速が通期の事業環境に表れており、中国および一部アジアの需要減速リスクが悪化している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響により中国、台湾において期の途中から需要が急激に落ち込んだほか、韓国も内需の減速を受け、低調に推移しました。」
中国・台湾の設備投資需要が期中から急激に落ち込み、韓国も内需減速で低調となったため、中国および一部アジアの需要減速リスクが前四半期より悪化している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「ロボット部門については、自動車産業向けが設備投資の谷間となっている米州に加え、中国でも弱い動きとなりましたが、国内および欧州は好調に推移した結果、ロボット部門全体の売上高は前年同期に比べ若干増加しました。」
中国のロボット需要が弱い動きとなり、米州自動車向けも設備投資の谷間とされた。一方、国内・欧州は好調で、ロボット部門全体は前年同期比増収となった。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内、中国を含むアジア、欧州において高い水準で推移しました。特にインドにおいて市場拡大が本格化してきました。」
中国を含むアジアの設備投資需要が高い水準で推移し、特にインドで市場拡大が本格化している。中国・アジア需要減速リスクの改善状態が続いている。 - FY2018対処有価証券報告書
「日本、米州、欧州およびアジアの全ての地域において総じて需要が好調に推移しました。なかでも中国における設備投資需要が活発でした。」
中国を含む主要地域の設備投資需要が好調で、中国・アジアの需要減速リスクは改善状態が続いている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「ロボット部門については、米州、欧州および中国が引き続き好調に推移し、なかでも米州および中国向けの需要が活発でした。また国内においても堅調に推移しました。」
中国向け需要が活発で、米州・欧州・国内も好調または堅調とされ、中国・アジア需要減速リスクの改善状態が続いている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「ロボット部門については、米州、欧州および中国が引き続き好調に推移し、なかでも中国向けの需要が活発でした。また国内においても堅調に推移しました。」
中国向け需要が活発で、米州・欧州・国内も好調または堅調とされ、中国・アジア需要減速リスクの改善が継続している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「工作機械業界は、中国において急速な回復を見せるとともに、韓国等においても好調に推移しました。」
中国の設備投資需要について、前期までの低迷・減速から急速な回復へと変化している。 - FY2017対処有価証券報告書
「中国およびその他のアジアにおいては、期の終わりごろから回復傾向が見られるようになりました。」
中国・その他アジアの設備投資需要について、従来の低迷・減速から期末に回復傾向が示され、リスク環境の一部改善が記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界は、中国において一時的な需要の増加など一部に活発な動きが見られたものの、その他のアジアや欧州などにおいては依然として厳しい状況が続きました。国内においては堅調に推移しました。」
中国では一時的な需要増が見られた一方、その他のアジア・欧州では厳しい状況が続いている。国内はFA部門で堅調と記載され、地域ごとの需要環境には差がある。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界は、中国において一時的な需要の増加により活発な動きが見られたものの、その他のアジアや欧州などにおいて厳しい状況が続きました。また、国内においても低調に推移しました。」
中国では一時的な需要増が見られた一方、その他のアジア・欧州・国内では厳しいまたは低調な需要環境が続いている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「中国では、一時的な需要の増加はあったものの全体としては低迷が続きました。こうした状況により、FA部門全体の売上高は前年同期に比べ減少しました。また、中国市場との関係が深い台湾、韓国をはじめ国内を含めたアジアの広い地域においても、厳しい状況が続きました。」
中国では一時的な需要増があったものの全体的な低迷が続き、台湾・韓国を含むアジアの厳しい需要環境も継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「一方で、中国とその影響を受けた一部アジアにおいて減速の動きが拡大したことで、総じて厳しい状況となりました。」
中国および一部アジアの需要減速が当期の事業環境として顕在化している。