民生用トランジスタ向け部品の成長一服
FY2020-Q2に初出。14回の記載のうち6回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020。直近の記載はFY2026。
エノモトがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。66社中43社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに32社。
- FY2026対処有価証券報告書
「民生用機器向けは通信等の分野が回復し堅調に推移しました。特にスマートフォンは当期モデルの売れ行きが例年と比べて好調でありました。」
前年度まで記載されていた民生用機器向け需要の低迷・在庫調整に対し、通信分野の回復と当期スマートフォンモデルの好調を記載している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「前期より続く民生用機器向け及び産業用機器向けの在庫調整の影響は強く、需要の回復は遅れております。その結果、当製品群の売上高は53億9千6百万円(前年同中間期比10.0%減)となりました。」
民生用・産業用機器向けの在庫調整の影響が強く、パワー半導体用リードフレームの売上高は前年同期比10.0%減となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「パワー半導体用リードフレームは自動車向けではxEV化の進行やADAS技術の発展と普及により堅調に推移しましたが、民生用機器向け及び産業用機器向けの在庫調整の影響は強く、需要の回復は遅れております。」
従来の民生用機器向け需要の回復・高水準との説明から、民生用・産業用機器向けの在庫調整の影響が強く、需要回復が遅れているとの記載へ変化している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車向けの需要がⅹEV化と電装化の進行により比較的堅調に推移している一方、スマートフォンなどを含む民生用機器向けや産業用機器向けでは在庫調整が継続し、本格的な回復は来期の半ば以降になるものと見込まれております。」
自動車向け需要の堅調さと対照的に、民生用機器向けを含む需要では在庫調整が継続しているとの認識を再確認している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当製品群は自動車向けや産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものとなります。自動車向けではxEV化の進行やADAS技術の発展と普及による追い風を受けましたが、産業用機器向け及び民生用機器向けの在庫調整により成長は鈍化しました。」
産業用・民生用機器向けでは在庫調整による成長鈍化が継続している一方、自動車向けにはxEV化・ADASによる追い風があると説明している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「自動車向けではxEV化の進行やADAS技術の発展と普及による追い風を受けましたが、産業用機器向け及び民生用機器向けの在庫調整により成長は鈍化しました。」
自動車向け需要が堅調である一方、民生用機器向けを含む需要では在庫調整により成長が鈍化したと記載している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、中国経済の停滞による在庫調整が発生するなど不安定な情勢が続き、特に年末以降、スマートフォンをはじめとする民生機器関連部品の需要が大きく落ち込みました。」
前年度までの民生用機器向け需要の回復・高水準との説明から、スマートフォンを含む民生機器関連部品の需要が大きく落ち込んだとの記載へ変化している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当製品群は自動車向け、産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものであります。前連結会計年度の後半から需要は回復に転じ、その後も自動車向けでは電装化の加速やADAS技術の発展と普及、その他の分野においてもDXやGXといった社会革新による追い風を受け、パワー半導体の需要が増加していることから好調を維持しております。」
民生用機器向けを含むIC・トランジスタ用リードフレーム需要について、前年後半からの回復と高水準の需要維持を再確認している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当製品群は自動車向け、産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものであります。昨年後半から需要は回復基調に転じ、その後も高い水準を維持しております。」
民生用機器向けを含むIC・トランジスタ用リードフレーム需要について、前年後半からの回復基調と高水準の需要維持を記載している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当製品群は自動車向け、産業用機器向け及び民生用機器向けが主なものであります。昨年前半は新型コロナウイルス感染症の影響により需要は大きく落ち込みましたが、後半からは急激な回復基調に転じ、その後も好調を維持しております。その結果、当製品群の売上高は23億8千万円(前年同四半期比37.1%増)となりました。」
民生用機器向けを含むIC・トランジスタ用リードフレーム需要について、前年後半からの回復基調とその後の好調維持を記載している。 - FY2021対処有価証券報告書
「IC・トランジスタ用リードフレームは自動車向け、民生用機器向けともに需要は一年を通して堅調に推移いたしました。」
民生用トランジスタ向け部品の成長一服という懸念に対し、自動車向け・民生用機器向けとも年間を通じて需要が堅調と説明している。 - FY2020対処有価証券報告書
「IC・トランジスタ用リードフレームは自動車向け、民生用機器向けともに需要は一年を通して堅調に推移いたしました。」
民生用トランジスタ向け部品の成長一服という見方に対し、当年度は自動車向け・民生用機器向けとも需要が年間を通じて堅調と説明している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「また民生用トランジスタ向け部品は成長に一服感が表出しており従前以上の注視が必要です。」
民生用トランジスタ向け部品の成長一服と、従前以上の注視が必要との見方を再確認している。 - FY2020-Q2初出有価証券報告書
「現在、リードフレームの自動車向け部品は安定的な需要を維持している一方で、民生用トランジスタ向け部品は成長に一服感が表出しており従前以上の注視が必要です。」
自動車向け部品の安定需要と対比して、民生用トランジスタ向け部品の成長一服を新たな需要リスクとして明示している。