受託システム開発の工数超過・瑕疵による不採算化リスク
FY2018に初出。8回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020。直近の記載はFY2026。
アクモスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。31社中9社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに21社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「システム開発案件の受注時にはリスク検討を慎重に行い、受注後のプロジェクトマネジメントの強化も行っておりますが、受注時の想定以上に工数が発生した場合や、成果物に瑕疵があり、改修対応のために追加費用が発生したことにより不採算案件となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
受託システム開発の工数超過・瑕疵による不採算化リスクと、受注時の検討・プロジェクト管理による対応を再確認している。 - FY2024対処有価証券報告書
「アフターコスト引当金の減少20百万円」
ソフトウェア開発案件等に係るアフターコスト引当金が前期から20百万円減少し、開発後の追加費用リスクは数値上低下した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「アフターコスト引当金の増加26百万円」
ソフトウェア開発案件等に係る将来のアフターコストについて、26百万円の引当金を計上しており、開発後の追加費用リスクが数値化された。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「ASロカス株式会社が補助金を受けて開発した林業向けIoTシステムについて社外調達品の不具合解消の目処が立たないため、返金予定の補助金について助成金返還引当金繰入額3百万円、ソフトウェアとハードウェアの未償却残高について減損損失3百万円をそれぞれ特別損失として計上しております。」
林業向けIoTシステムの社外調達品の不具合が解消せず、補助金返還引当金繰入額3百万円と減損損失3百万円を計上した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「補助金を受けて開発した林業向けIoTシステムについて社外調達品の不具合解消の目処が立たないことから、当四半期において返金見込みとなる補助金3百万円、ソフトウェアとハードウェアの未償却残高3百万円をそれぞれ特別損失として計上しております。」
社外調達品の不具合により、補助金3百万円の返金見込みとソフトウェア・ハードウェア未償却残高3百万円を特別損失として計上し、不具合・不採算化リスクが実際の損失として表れた。 - FY2021再掲有価証券報告書
「システム開発案件の受注時にはリスク検討を慎重に行い、受注後のプロジェクトマネジメントの強化も行っておりますが、受注時の想定以上に工数が発生した場合や、成果物に瑕疵があり、改修対応のために追加費用が発生したことにより不採算案件となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
受託システム開発の工数超過・瑕疵による不採算化リスクと、受注時の検討・プロジェクト管理による対応を再確認している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「受注損失引当金 1,963」
受注案件に係る将来損失が見込まれる案件について、1,963千円の受注損失引当金を計上しており、受託開発の不採算化リスクが数値化された。 - FY2018初出有価証券報告書
「受注時の想定以上に工数が発生した場合や、成果物に瑕疵があり、改修対応のために追加費用が発生したことにより不採算案件となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
受託開発における工数超過、成果物の瑕疵、改修費用による不採算化を独立した事業リスクとして開示している。受注時のリスク検討と受注後のプロジェクトマネジメント強化を対策としている。