国内外の政治・経済情勢による経済環境急変リスク
FY2017-Q3に初出。30回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
アオイ電子がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。183社中159社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに85社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「先行きにつきましては、金融市場の変動やサプライチェーンの混乱、エネルギー価格の動向に加え、地政学的リスクの長期化や主要国の政策動向など、依然として不透明な状況が続いております。」
金融市場、サプライチェーン、エネルギー価格、地政学的リスク、主要国政策を経済環境の不透明要因として継続・具体化している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や輸出の持ち直しを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、緊張が高まる不安定な国際情勢や、エネルギー・原材料価格の高騰に伴い物価は高水準で推移しており、経済活動の一部では依然として停滞が見られるなど先行きは不透明で厳しい状況が続いております。海外において、米国では高関税によるコスト増やインフレの高止まり、労働市場の減速などにより経済成長の鈍化が顕著となり、景気後退のリスクが一層高まる厳しい状況に直面しております。中国では製造業や不動産、個人消費の低迷などにより内需が停滞する一方、政府は景気の安定化と産業構造の高度化を図るべく、半導体を含む先端技術分野への投資を加速し、構造転換に向けた政策対応を本格化させております。」
国内の厳しい経済環境に加え、米国の高関税・インフレ・労働市場減速、中国の製造業・不動産・個人消費低迷を不透明要因として具体化している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「経営環境の見通しにつきまして、地政学的リスクの拡大、主要国の金融政策の転換、エネルギー価格の変動や米中を中心とした貿易摩擦の激化といった国際的な経済関係の緊張が一段と強まっていることから、依然として不確実性の高い状況が続くと見込んでおります。」
地政学リスク、主要国の金融政策、エネルギー価格、米中貿易摩擦を経済環境の不確実性要因として継続・具体化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、社会・経済活動の正常化を背景とした雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などにより緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、不安定な国際情勢や為替変動による原材料・エネルギー価格の高騰、物価の高止まりによる消費マインド停滞など景気の下押しリスクにより先行きは不透明で厳しい状況が継続しております。海外において、米国では個人消費の拡大や設備投資、住宅投資などの堅調な内需に支えられ底堅く推移いたしました。中国では長引く不動産不況や消費マインドの冷え込みなどにより力強さを欠く状況で推移いたしました。また、東欧および中東における地政学リスクの長期化、貿易摩擦の深刻化などの懸念により世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
緩やかな回復を認識する一方、国際情勢、為替、原材料・エネルギー価格、物価、中国経済、東欧・中東の地政学リスク、貿易摩擦を不透明要因として記載している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「一方で、資源価格の高騰に伴う物価の高止まりや世界経済の悪化懸念などにより、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。海外において、米国では良好な雇用環境を背景とした個人消費の拡大などに支えられ底堅く推移いたしましたが、中国では長引く不動産不況や若者の失業率上昇、消費者・企業マインドの弱さなどにより力強さを欠いた状態で推移いたしました。また、東欧および中東における地政学リスクの長期化など世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
資源価格高止まりに加え、中国の不動産不況、若者の失業率上昇、消費者・企業マインドの弱さを記載し、東欧・中東の地政学リスク長期化も含めて経済環境の不確実性を広げている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「一方で、資源価格やエネルギー価格の高騰に伴う物価上昇のほか金融資本市場の変動等が企業の経営成績や個人消費にはマイナス影響となり、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。海外において、米国では堅調な雇用環境を背景とした個人消費の拡大に支えられ底堅く推移いたしましたが、中国では不動産市場の不振や消費マインドの低迷などにより回復のペースに鈍化がみられております。また、世界的な原材料価格の高止まりや金融引き締めによる景気下押し、東欧および中東における地政学リスクなどにより世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
従来の東欧の地政学リスクに加えて中東の地政学リスク、中国不動産市場の不振、金融資本市場の変動などを挙げ、国内外の経済環境急変リスクを広げて記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「また、世界的な原材料価格の高止まりや金融引き締めによる景気下押し、東欧における地政学リスクの長期化などにより世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
原材料価格の高止まり、金融引き締め、東欧の地政学リスク長期化による世界経済の不確実性が継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「中国では、ゼロコロナ政策の堅持によるロックダウンや制限解除後の感染急拡大により景気は減速いたしました。また、東欧における地政学リスクの長期化が、資源価格やサプライチェーンに与える影響などにより世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
国内外の経済環境リスクについて、中国景気の減速、東欧の地政学リスク長期化、資源価格・サプライチェーンへの影響を記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「海外において、世界的なインフレや金融引き締め政策の影響、また、東欧における地政学リスクの長期化に伴う資源価格やサプライチェーンに与える影響などにより経済の下振れリスクの懸念が継続しております。」
世界的インフレ、金融引き締め、東欧の地政学リスク、資源価格およびサプライチェーンへの影響による経済下振れ懸念が継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「海外において、世界的なインフレや金融引き締め政策の影響、また、東欧における地政学リスクの長期化に伴う資源価格やサプライチェーンに与える影響などにより経済の下振れリスクの懸念が強まっております。」
世界的インフレ、金融引き締め、東欧の地政学リスク長期化、資源価格・サプライチェーンへの影響を新たな下振れ要因として挙げ、経済環境リスクの懸念が強まったとしている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、急激な円安による為替相場の変動や資源価格の高騰による物価上昇などにより先行きは依然として不透明な状況が続いております。海外において、米国や欧州では経済活動の正常化により総じて堅調に推移いたしました。中国では一部地域での厳しい行動制限に伴う生産活動や個人消費の落込みなどにより停滞感が続いております。また、資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱による下振れリスクに加えて、東欧における地政学リスクの長期化など世界経済の不確実性は依然として高い状態が続いております。」
急激な円安、資源価格高騰、中国の停滞、サプライチェーン混乱、東欧の地政学リスク長期化など、経済環境の不確実性を示す要因が広がっている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「海外においては、総じて回復基調が継続しているものの変異株による感染急拡大に加え、部品・原材料不足の深刻化や供給網の混乱、資源価格の上昇など予断を許さない状況が続いております。」
従来の感染拡大や経済環境の不透明感に加え、変異株の感染急拡大、部品・原材料不足、供給網の混乱、資源価格上昇を経済環境の不安定要因として記載している。 - FY2022-Q2中国の電力不足による減速と欧米回復の併存有価証券報告書
「海外においては、中国では新型コロナウイルスの局所的な感染再発や深刻な電力不足などにより減速傾向となったものの、米国では雇用・所得環境の改善に支えられ堅調に推移し、欧州においても経済活動の制限が段階的に緩和されるなど回復傾向となりました。」
中国では感染再発と深刻な電力不足により減速傾向となる一方、米国・欧州は回復傾向と記載し、地域ごとの経済環境の差異を示している。 - FY2022-Q1海外需要の回復と感染拡大による不透明感の併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、断続的に続く新型コロナウイルス感染拡大の影響により個人消費が低迷するなど依然として厳しい状況にあるものの、海外需要の回復による輸出増加を背景に企業の生産活動や設備投資には持ち直しの動きが見られております。海外においては、中国では回復基調が継続し、米国でも経済活動の制限緩和や解除の動きが加速しているものの、新興国では東南アジア地域を中心に感染拡大が猛威を振るうなど先行きは極めて不透明な状況で推移いたしました。」
海外需要や中国・米国の経済活動に回復の動きがある一方、国内の個人消費低迷や東南アジアを中心とする感染拡大により、先行きは極めて不透明と記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による急激な落ち込みから社会・経済活動が再開し、持ち直しの兆しが見られておりましたが、断続的に繰り返される感染再拡大の影響により経済活動は低迷し、依然として厳しい状況で推移いたしました。」
社会・経済活動の再開と持ち直しの兆しを認識する一方、感染再拡大により経済活動が低迷し、厳しい状況が続いたとしている。 - FY2021-Q3感染再拡大による回復鈍化と極めて不透明な状況の継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による大幅な落ち込みから段階的に社会・経済活動が再開し回復の兆しが見られておりましたが、秋以降の感染再拡大により回復速度は鈍化いたしました。また、米中貿易摩擦の長期化に加え、為替相場も円高基調で推移するなど依然として厳しい状況が続いております。海外においては、中国では回復基調が継続しているものの、米国や欧州では、感染再拡大の収束目途は立たず雇用・所得環境が悪化するなど先行きは極めて不透明な状況となっております。」
社会・経済活動の再開と回復の兆しを認識する一方、秋以降の感染再拡大で回復速度が鈍化し、米国・欧州では先行きが極めて不透明としている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による世界経済の下振れやインバウンド需要の減少を背景に企業の経営成績は悪化し、個人消費も自粛ムードによる消費マインドの冷え込みにより低調に推移いたしました。海外においては、米国や欧州では、感染拡大の抑制に向けた経済活動規制などにより景気は大幅に減速いたしました。中国においては、一部持ち直しの兆しがあるものの依然として厳しい状況にあり、今後の先行きも極めて不透明な状況となっております。」
新型コロナウイルスの感染拡大、海外景気の大幅減速、中国経済の厳しい状況など、国内外の経済環境の不透明感が続いていると記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により経済・社会活動は停滞し、企業の経営成績や個人消費は急激に落ち込み、雇用情勢に加えて設備投資も弱含みとなるなど景気の減速懸念は一層高まる状況となりました。海外においても、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により経済活動は大幅に縮小され、海外諸国での需給、貿易および金融は大きく混乱し、先行きは極めて不透明な状況で推移いたしました。」
国内外の政治・経済情勢による経済環境急変リスクについて、新型コロナウイルス感染拡大により経済・社会活動の停滞、企業業績・個人消費の急減、海外の需給・貿易・金融の混乱が実際に生じ、先行きは極めて不透明と記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などを背景に、個人消費は底堅く推移した一方で、企業の経営成績は、世界経済の減速を背景とした輸出の減少や設備投資意欲の減退から製造業を中心に力強さに欠ける状況が継続いたしました。海外においては、米国では良好な雇用・所得環境を背景に緩やかながら景気拡大が続き堅調を維持いたしましたが、欧州やアジア新興国では米中貿易摩擦の長期化による輸出低迷や地政学リスクの高まりなどを受けて減速傾向で推移いたしました。」
世界経済の減速、輸出の減少、設備投資意欲の減退、米中貿易摩擦の長期化、地政学リスクの高まりを新たな不透明要因として記載しており、経済環境急変リスクへの懸念が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末向け部品の一時的な需要の回復があったものの販売台数の低下による在庫調整は継続しております。車載向け部品は自動車の電装化率向上を背景に緩やかながら成長を維持しております。」
中国経済の減速や地政学リスクの高まりにより、先行き不透明な状況が続いていると記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「海外において、米国では個人消費の拡大や企業の設備投資の緩やかな増加を受けて拡大基調が継続いたしましたが、米中貿易摩擦の長期化や中東情勢などの下振れリスクにより先行きは不透明な状況にあります。」
経済環境急変リスクについて、米中貿易摩擦の長期化に加え、中東情勢を下振れ要因として明示している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「海外においては、米国では良好な雇用・所得環境を背景に個人消費の拡大が続き堅調を維持いたしましたが、欧州や中国をはじめとするアジア新興国では設備投資や個人消費の落ち込みにより、終盤にかけて大きく後退いたしました。」
政治・経済情勢による経済環境急変リスクについて、欧州、中国を含むアジア新興国で設備投資・個人消費が落ち込み、景気が後退する事象が実際に記載されている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の経営成績や所得環境の改善などを背景に、自動化に向けた設備投資や個人消費は底堅く推移した一方で、下期以降は、米中貿易摩擦の激化など海外の政治・経済の先行き不透明感が高まり、企業マインドの低下から設備投資にもかげりが見られました。海外においては、米国では良好な雇用・所得環境を背景に個人消費の拡大が続き堅調を維持いたしましたが、欧州やアジア新興国では外需の停滞や地政学リスクの深刻化を受けて減速傾向で推移いたしました。特に終盤にかけては、中国において投資や個人消費の低下が顕著になりました。」
経済環境急変リスクについて、米中貿易摩擦の激化、設備投資のかげり、欧州・アジア新興国の減速、地政学リスクの深刻化、中国の投資・個人消費低下を新たな不透明要因として記載している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「海外においては、米国では雇用環境の改善や消費マインドの回復に加え、拡張的な財政政策の効果などから堅調に推移し、欧州では雇用環境の改善や輸出の増加を背景に緩やかな景気回復が継続しておりますが、一方で、米中貿易摩擦、新興国経済の動向や原油高などにより先行き不透明な状況で推移しております。」
経済環境急変リスクについて、米中貿易摩擦、新興国経済の動向、原油高を新たな先行き不透明要因として明示している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、米国の保護主義的な通商政策による貿易摩擦の激化などから経済環境が急変する可能性があります。」
政治・経済情勢による経済環境急変リスクについて、米国の保護主義的な通商政策と貿易摩擦の激化を新たな懸念要因として明示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調にあるものの、個人消費は依然として力強さに欠け、人手不足の深刻化や国際情勢の不確実性など先行き不透明な状況で推移いたしました。」
国内の回復基調を認識する一方、人手不足の深刻化や国際情勢の不確実性による先行き不透明感が続くとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「海外においては、欧米を中心に総じて好景気が続く一方で、政治や国際情勢の不確実性により依然として先行き不透明な状況が続いております。」
欧米の好景気を認識する一方、政治や国際情勢の不確実性による先行き不透明感が続くとしている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「海外において、欧米では内需の底堅さから好景気が続き、新興国においても持ち直しの兆しが見られる一方で、政治や国際情勢の不安定さから先行き不透明な状況が続いております。」
欧米や新興国の一部に回復・好調の動きがある一方、政治や国際情勢の不安定さによる先行き不透明感が続くとしている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「新興国においても持ち直しの兆しが見られる一方、欧米の政治・経済の動向や中東・東アジアにおける地政学リスクの高まりなどにより経済環境が急変する懸念があります。」
欧米の政治・経済動向に加え、中東・東アジアの地政学リスクの高まりを挙げ、経済環境急変への懸念を広げている。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「海外においては、米国は内需の底堅さから好調を維持しておりますが、アジア新興国経済の回復力は依然として弱く、欧州や米国の政治・経済の動向などによっては経済環境が急変する懸念があります。」
アジア新興国の回復力の弱さや欧米の政治・経済動向を背景に、経済環境が急変する可能性を新たなリスクとして記載している。