顧客の販売状況による受注変動リスク
FY2016に初出。34回の記載のうち14回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
アオイ電子がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。20社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに10社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、在庫調整の進展に加え、産業機器向け部品を中心に一部最終製品向け需要の持ち直しが見られるなど、分野によっては市場環境に改善の兆しが見られております。他方、電気自動車(EV)市場における需要成長の鈍化の影響を受け車載向け部品を中心に低調な状況が継続しており、業界全体としては本格的な回復には至っておりません。」
一部市場の改善と車載向け低調が併存するなか、主要3社向け売上高の割合は前年度58.6%から59.9%へ上昇している。 - FY2026-H1市場別回復差と車載向け低迷の併存有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、市況悪化による需要低迷から一部の製品においては市場環境が改善されているものの、電気自動車(EV)需要の拡大ペース鈍化による車載向け部品での低迷が長期化するなど市場ごとの需給バランスや在庫調整の状況にバラつきが見られ本格的な回復とまでは至っておりません。」
一部製品で市場環境が改善する一方、EV需要の拡大ペース鈍化を背景に車載向け部品の低迷が長期化し、市場別の回復差が続いている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「アセンブリ事業は顧客との委託加工契約に基づいて当社グループがIC等の組立、測定検査を行うものであり、大手系列に属さない独立系のアセンブリ工場として、その供給先は約50社に及んでおりますが、顧客の販売状況等により当社グループの受注が左右される可能性があります。」「合計 19,462,655 57.3 20,489,817 58.6」
顧客販売状況による受注変動リスクを継続して記載するなか、主要3社向け売上高の総売上高に対する割合が57.3%から58.6%へ上昇している。 - FY2025-H1一部市場の改善と車載・産業機器向けの回復遅れの併存有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、急激な市況悪化による需要低迷から一部の製品においては需要回復に伴い市場環境が改善されているものの、産業機器向け部品では回復の力強さを欠き、加えて電気自動車(EV)需要の拡大ペース鈍化を背景とした車載向け部品での低迷長期化などの影響により市場ごとの需給バランスや在庫調整の状況にバラつきが見られ本格的な回復とまでは至っておりません。」
一部製品では需要回復と市場環境の改善がみられる一方、産業機器向けの回復力不足、EV需要の拡大ペース鈍化を背景とする車載向け部品の低迷長期化が続いている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「アセンブリ事業は顧客との委託加工契約に基づいて当社グループがIC等の組立、測定検査を行うものであり、大手系列に属さない独立系のアセンブリ工場として、その供給先は約50社に及んでおりますが、顧客の販売状況等により当社グループの受注が左右される可能性があります。」「合計 19,462,655 57.3」
顧客販売状況による受注変動リスクを継続して記載するなか、主要3社向け売上高の総売上高に対する割合は57.3%となり、前年度の51.5%から上昇している。 - FY2024-Q3一部製品の在庫調整進展と携帯端末・民生機器向けの長期低迷有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、急激な市況悪化による需要低迷から、一部の製品では在庫調整が進展し底打ちが見られるものの、携帯情報端末や民生機器向け部品では、市況回復ペースが想定以上に鈍く在庫調整局面が長期化するなど非常に厳しい状況が続いております。」
一部製品では在庫調整の進展・底打ちが見られる一方、携帯情報端末・民生機器向けでは回復の鈍化と在庫調整の長期化が続いている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、コロナ特需の反動減や中国経済の失速などを背景に需要が急激に低下し、昨年半ば以降は携帯情報端末向け部品を中心に深刻な需給調整が継続するなど非常に厳しい状況で推移いたしました。」
コロナ特需の反動減、中国経済の失速、携帯情報端末向け部品を中心とする深刻な需給調整が続き、顧客・最終需要による受注変動リスクを再確認している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、コロナ特需の反動減や中国経済の失速などを背景に需要が急激に低下し、昨年半ば以降は携帯情報端末向け部品を中心に深刻な需給調整が継続するなど非常に厳しい状況で推移いたしました。」
顧客の販売状況や最終需要による受注変動について、コロナ特需の反動減、中国経済の失速、携帯情報端末向け部品の需給調整が実際の事業環境に現れている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、期央にかけてサプライチェーンの混乱を懸念した半導体部品の先行手配やライフスタイルの変化による特需などにより堅調に推移しておりましたが、実需以上の供給体制が継続したことに加えて、欧米でのインフレや中国経済の失速を背景とした急激な市況の悪化により携帯情報端末向け部品を中心に在庫過剰が顕在化するなど非常に厳しい状況となりました。」
需要変動リスクについて、実需を上回る供給体制、携帯情報端末向け部品の在庫過剰、中国経済の失速により受注環境がさらに悪化したと記載している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、ライフスタイルの変化を背景としたデジタル機器・家電製品の消費一巡による反動減や、厳しい行動制限に伴う中国経済の低迷などにより携帯情報端末向け部品の需要が急速に低下いたしました。加えて、原材料の価格高騰や市況悪化による在庫調整などにより先行きは非常に厳しい状況となっております。」
携帯情報端末向け部品の需要急低下と中国経済の低迷が実際の受注環境に現れ、集積回路売上高も前年同期比9.0%減となっている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、ライフスタイルの変化を背景としたデジタル機器・家電製品の消費一巡による反動減や、厳しい行動制限に伴う中国経済の減速などにより携帯情報端末向け部品の需要が急速に低下いたしました。加えて、原材料の価格高騰や市況悪化による在庫調整などにより先行きは非常に厳しい状況となっております。」
携帯情報端末向け部品の需要急低下に加え、中国経済の減速、原材料高騰、市況悪化による在庫調整が重なり、受注環境の厳しさが増している。 - FY2023-Q1携帯端末需要低下と産業・デジタル機器受注増の併存有価証券報告書
「当社グループの製品の種類別区分ごとの売上高でありますが、集積回路は、産業機器やデジタル機器向け部品の受注は増加したものの後半以降の携帯情報端末向け部品の需要低下により9,026百万円(前年同期比104百万円減、1.1%減)となりました。」
産業機器・デジタル機器向けの受注増と、携帯情報端末向け部品の需要低下が同時に記載され、用途別の受注変動が実績に現れている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、ライフスタイルの変化によるデジタル機器向け部品の需要増加や、企業業績の改善を背景とした設備投資拡大による産業機器向け部品の需要回復などにより堅調に推移いたしましたが、世界的な半導体需給の逼迫による原材料の価格高騰や調達難などにより先行き不透明な状況が継続しております。」
デジタル機器・産業機器向け需要が堅調である一方、半導体需給逼迫による原材料高騰・調達難が併存する状況を再確認している。 - FY2022-Q2需要堅調と供給制約の併存有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、産業機器向け部品や5G通信対応端末の増産に加え、巣ごもり需要による家電販売の増加、リモートワークの拡大などを背景としたデジタル機器向け部品の需要増加などにより堅調に推移いたしましたが、世界的な半導体需給の逼迫による原材料の価格高騰や調達難などにより先行きは不透明な状況となっております。」
産業機器、5G端末、家電、デジタル機器向けの需要は堅調とする一方、半導体需給逼迫に伴う原材料高騰・調達難による先行き不透明感を併記している。 - FY2022-Q1電子部品需要の回復・増加有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、産業機器向け部品の回復や5G通信対応端末の増産に加え、巣ごもり需要による家電販売の増加、リモートワークの拡大などを背景としたデジタル機器関連向け部品の需要増加などにより堅調に推移いたしました。」
顧客・最終需要による受注変動リスクがあるなか、産業機器、5G通信対応端末、家電、デジタル機器関連向け部品の需要増加により、電子部品業界は堅調に推移したと記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当社グループの製品の種類別区分ごとの売上高でありますが、集積回路は、携帯情報端末の生産台数の減少や米中貿易摩擦による受注減などにより35,275百万円(前年同期比1,384百万円減、3.8%減)となりました。機能部品は、海外向けサーマルプリントヘッドの受注が減少したことにより、4,865百万円(前年同期比682百万円減、12.3%減)となりました。」
携帯情報端末の生産減少、米中貿易摩擦、海外向けサーマルプリントヘッド受注減が、集積回路・機能部品の通期売上減少として実際に現れている。 - FY2021-Q3需要回復と産業機器向け低調の併存有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末向け部品は、5G通信(第5世代移動通信システム)対応端末の増産などにより需要は堅調に推移いたしました。車載向け部品についても、低迷していた自動車市場の改善により概ね堅調に推移いたしましたが、産業機器向け部品は、企業の投資マインドの慎重化により低調に推移いたしました。」
5G対応端末向け部品の需要が堅調となり、車載向け部品も自動車市場の改善により概ね堅調となった一方、産業機器向け部品は企業の投資マインド慎重化により低調となっている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末向け部品は、5G通信(第5世代移動通信システム)対応端末の増産やサプライチェーンの混乱を懸念した顧客の在庫積み増しなどのため受注は概ね堅調に推移いたしましたが、自動車販売台数の大幅な減少による車載向け部品の受注減や、設備投資の抑制による産業機器向け部品の低迷などにより低調に推移いたしました。」
顧客の販売状況や最終需要による受注変動について、車載向け部品の受注減と産業機器向け部品の低迷が続く一方、5G対応端末向け部品は堅調だったと記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、世界的な経済活動の停滞による産業機器向け部品の低迷、自動車販売台数の大幅な減少による車載向け部品の受注減など減速感が強まりましたが、携帯情報端末向け部品は、5G通信(第5世代移動通信システム)対応端末の増産やサプライチェーンの混乱を懸念した顧客の在庫積み増しなどのため受注は概ね堅調に推移いたしました。」
顧客の最終需要や販売状況による受注変動について、産業機器向け部品の低迷、自動車販売台数の大幅減少による車載向け部品の受注減が実際に生じた一方、5G対応端末向け部品は受注が概ね堅調だったと記載している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「携帯情報端末向け部品は、第3四半期以降需要が持ち直していることに加えて、在庫調整にも進展がみられましたが、上半期のマイナス分をカバーするまでには至っておりません。」
携帯情報端末向け部品では需要の持ち直しと在庫調整の進展がみられ、受注変動リスクは一部緩和された一方、上半期の減少分を回復するまでには至っていない。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末向け部品の一時的な需要の回復があったものの販売台数の低下による在庫調整は継続しております。車載向け部品は自動車の電装化率向上を背景に緩やかながら成長を維持しております。」
携帯情報端末向け部品では一時的な需要回復があったものの、販売台数低下に伴う在庫調整が継続しており、顧客・最終需要による受注変動が引き続き事業状況に現れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車の電子化・自動化にともなう車載向け部品やIoTの進展にともなう産業機器向け部品の需要は緩やかな拡大基調で推移いたしましたが、携帯情報端末向け部品は、普及の一巡や買い替えサイクルの長期化などにより在庫調整が続き低調に推移いたしました。」
携帯情報端末向け部品の在庫調整と低調な需要が続き、顧客・最終需要による受注変動リスクが第1四半期にも実際の事業状況として現れている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、車載向け部品やIoTの進展にともなう産業機器向け部品の需要は比較的堅調に推移いたしましたが、携帯情報端末向け部品は、普及の一巡や買い替えサイクルの長期化などにより在庫調整の動きが加速し、急激な落ち込みとなりました。」
顧客・最終需要による受注変動について、携帯情報端末向け部品の在庫調整が加速し、集積回路の受注が大幅に落ち込む事象が通期業績に現れている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、車載向け部品やデジタル化の進展にともなう産業機器向け部品の需要は底堅く推移いたしましたが、携帯情報端末向け部品は、普及一巡や買い替えサイクルの長期化などにより在庫調整の動きが加速し、急激な落ち込みとなりました。」
顧客・最終需要により受注が左右されるリスクについて、携帯情報端末向け部品の在庫調整が加速し、需要が急激に落ち込んだと記載している。一方、車載・産業機器向け需要は底堅かった。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末の普及一巡や買い替えサイクルの長期化などにより在庫調整の動きがみられましたが、車載向け部品や産業機器向け部品の需要拡大により緩やかながら成長を維持しております。」
顧客・最終需要による受注変動リスクについて、携帯情報端末の普及一巡や買い替えサイクル長期化に伴う在庫調整が実際にみられた一方、車載・産業機器向け需要は拡大したと記載している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末向け部品に在庫調整の動きがみられましたが、車載向け部品や産業機器向け部品の市場規模拡大により好調に推移いたしました。」
顧客・最終需要による受注変動リスクについて、携帯情報端末向け部品で在庫調整が実際に発生した一方、車載・産業機器向けは市場拡大により好調だったと記載している。 - FY2018-Q3需要好調の対象拡大有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末の高機能化や新興国向け市場の拡大、安全走行に向けた自動車の電装化率向上を背景に需要は好調に推移いたしました。」
顧客・最終需要による受注変動リスクがあるなか、携帯情報端末、新興国市場、自動車向けを背景に電子部品需要が好調だったと記載している。 - FY2018-Q2産業機器向け需要の好調継続有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末の高機能化や自動車の電装化率向上を背景に産業機器向け部品は好調に推移いたしました。」
顧客・最終需要により受注が左右されるリスクがあるなか、携帯情報端末の高機能化や自動車の電装化を背景に産業機器向け部品の需要が好調だったと記載している。 - FY2018-Q1需要環境の改善有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、携帯情報端末の高機能化や自動車関連など産業機器向け部品の市場拡大がけん引役となり好調に推移いたしました。」
顧客・最終需要による受注変動リスクがあるなか、当第1四半期は携帯情報端末や産業機器向け部品の市場拡大により業界が好調に推移したと記載している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「機能部品は、サーマルプリントヘッド、特定用途向けセンサー需要が一巡したため、売上高は4,681百万円(前年同期比413百万円減、8.1%減)となりました。」
顧客の販売状況・最終需要により受注が左右されるリスクについて、機能部品の需要一巡と売上減少が通期業績に現れている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車関連などの産業機器向け部品や一部携帯情報端末の新製品向け部品の需要は好調であったものの、民生機器向け部品については引続き低調に推移いたしました。」
顧客・最終需要の状況により受注が左右されるリスクについて、民生機器向け部品の低調が続く一方、一部携帯情報端末の新製品向け部品は好調という差異が現れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車関連などの産業機器向け部品は堅調に推移したものの、携帯情報端末や民生機器向け部品については低調に推移いたしました。」
最終需要や顧客の販売状況により受注が左右されるリスクについて、携帯情報端末・民生機器向け部品の低調が当第2四半期にも現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車関連など産業機器向け部品は堅調に推移したものの、携帯情報端末、照明器具向け部品等は需要の一巡により低調に推移いたしました。」
顧客・最終需要の状況により受注が左右されるリスクについて、携帯情報端末・照明器具向け部品の需要一巡による低調という事象が当四半期に現れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの売上高はIC、モジュール、LED等の集積回路部門が約8割を占めており、その大部分がアセンブリ(組立、測定検査)事業であります。アセンブリ事業は顧客との委託加工契約に基づいて当社グループがIC等の組立、測定検査を行うものであり、大手系列に属さない独立系のアセンブリ工場として、その供給先は約50数社に及んでおりますが、顧客の販売状況等により当社グループの受注が左右される可能性があります。」
集積回路部門の売上構成と供給先数を示したうえで、顧客販売状況による受注変動をリスクとしている。